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Yamareco

記録ID: 809126
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍

涸沢岳西尾根〜涸沢滑走〜上高地

2016年02月06日(土) ~ 2016年02月07日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
17:59
距離
32.7km
登り
2,331m
下り
1,992m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:55
休憩
0:10
合計
6:05
距離 7.2km 登り 1,304m 下り 55m
8:25
115
新穂高ロープウェイ
10:20
10:30
240
白出沢
14:30
幕営地2350m
2日目
山行
9:30
休憩
2:45
合計
12:15
距離 25.5km 登り 1,044m 下り 1,946m
5:05
120
幕営地2350m
7:05
130
蒲田富士
9:15
5
涸沢岳
9:20
11:35
105
穂高岳山荘
13:20
13:25
155
横尾
16:00
16:25
55
河童橋
17:20
中の湯バス停
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
林道を行く
2016年02月06日 09:49撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
2/6 9:49
林道を行く
2000mまではシールでいけた
2016年02月06日 11:12撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
2/6 11:12
2000mまではシールでいけた
一本滑り
2016年02月06日 15:20撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
5
2/6 15:20
一本滑り
今晩の宿へ
2016年02月06日 15:27撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
5
2/6 15:27
今晩の宿へ
Guten Morgen
2016年02月07日 06:40撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4
2/7 6:40
Guten Morgen
穂高の稜線
2016年02月07日 06:46撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8
2/7 6:46
穂高の稜線
行きます
2016年02月07日 06:47撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
6
2/7 6:47
行きます
黒部方面と飛騨沢
2016年02月07日 07:03撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4
2/7 7:03
黒部方面と飛騨沢
涸沢岳へ向かう
2016年02月07日 07:16撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
6
2/7 7:16
涸沢岳へ向かう
振り返って
2016年02月07日 07:16撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
5
2/7 7:16
振り返って
笠、抜戸
2016年02月07日 07:20撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7
2/7 7:20
笠、抜戸
破断面が見えた
2016年02月07日 07:20撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
3
2/7 7:20
破断面が見えた
稜線歩き
2016年02月07日 07:30撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
6
2/7 7:30
稜線歩き
UTMF撮影1
2016年02月07日 07:34撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
2/7 7:34
UTMF撮影1
奥は黒部五郎だろうか?
2016年02月07日 07:30撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4
2/7 7:30
奥は黒部五郎だろうか?
雲海
2016年02月07日 07:31撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8
2/7 7:31
雲海
ルンゼへ
2016年02月07日 08:03撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
6
2/7 8:03
ルンゼへ
入ります
2016年02月07日 08:18撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4
2/7 8:18
入ります
歩いてきた尾根
2016年02月07日 08:41撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
18
2/7 8:41
歩いてきた尾根
滝谷!
2016年02月07日 08:44撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
13
2/7 8:44
滝谷!
槍方面
YSHRさん見えず!
2016年02月07日 09:03撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12
2/7 9:03
槍方面
YSHRさん見えず!
UTMF撮影2
2016年02月07日 08:36撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
2/7 8:36
UTMF撮影2
稜線は強風
2016年02月07日 09:06撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
6
2/7 9:06
稜線は強風
UTMF撮影3
2016年02月07日 08:53撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
2/7 8:53
UTMF撮影3
UTMF撮影4
2016年02月07日 09:10撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
2/7 9:10
UTMF撮影4
UTMF撮影5
2016年02月07日 09:10撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
2/7 9:10
UTMF撮影5
乗鞍岳
2016年02月07日 09:08撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7
2/7 9:08
乗鞍岳
逃げるように小屋へ
2016年02月07日 09:17撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7
2/7 9:17
逃げるように小屋へ
冬季小屋見つからず、、、
2016年02月07日 09:29撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
2/7 9:29
冬季小屋見つからず、、、
UTMF撮影6
2016年02月07日 10:33撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
2/7 10:33
UTMF撮影6
常念、大天井
2016年02月07日 10:20撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8
2/7 10:20
常念、大天井
奥穂は諦めた
2016年02月07日 10:20撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
6
2/7 10:20
奥穂は諦めた
滑りこむ
2016年02月07日 11:36撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
14
2/7 11:36
滑りこむ
涸沢へ
2016年02月07日 11:36撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
16
2/7 11:36
涸沢へ
スプレー上がる
2016年02月07日 11:36撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
9
2/7 11:36
スプレー上がる
UTMF
2016年02月07日 11:38撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7
2/7 11:38
UTMF
最高です
2016年02月07日 11:43撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
11
2/7 11:43
最高です
もう少し下る
2016年02月07日 11:44撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4
2/7 11:44
もう少し下る
シュプール
2016年02月07日 11:45撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
16
2/7 11:45
シュプール
もう一本
2016年02月07日 11:47撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
11
2/7 11:47
もう一本
ここも良かった
2016年02月07日 11:47撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10
2/7 11:47
ここも良かった
UTMF撮影7
2016年02月07日 11:48撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
2/7 11:48
UTMF撮影7
涸沢小屋?
2016年02月07日 11:51撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
6
2/7 11:51
涸沢小屋?
しばらくは沢沿いを滑る
2016年02月07日 12:11撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
2/7 12:11
しばらくは沢沿いを滑る
最後ハマる
2016年02月07日 12:43撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
3
2/7 12:43
最後ハマる
横尾
2016年02月07日 13:21撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
2/7 13:21
横尾
長かった!
2016年02月07日 14:24撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4
2/7 14:24
長かった!
滑りたかった斜面
また来ます!
2016年02月07日 16:13撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7
2/7 16:13
滑りたかった斜面
また来ます!
大正池と穂高
2016年02月07日 16:50撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
17
2/7 16:50
大正池と穂高
UTMF撮影8
2016年02月07日 17:12撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
2/7 17:12
UTMF撮影8

装備

個人装備
ヘッドランプ(1) 予備電池(1) 1/25 000地形図(1) ガイド地図(1) コンパス(1) 笛(1) 筆記具(1) ライター(1) ナイフ(1) 保険証(1) 飲料(1) ティッシュ(1) タオル(1) 携帯電話(1) 計画書(2) 防寒着(1) スパッツ(1) ストック(1) 時計(1) 行動食 非常食 アイゼン(1) ビーコン(1) スコップ(1) ゾンデ棒(1) ピッケル オーバー手袋(1) インナー手袋(1) 目出し帽(1) ゴーグル(1) 日焼け止め(1) 替え手袋(1) スキー板(1) スキーブーツ(1) カラビナ スリング ツェルト(1) ファーストエイドキット(1) 医薬品(1) カメラ(1) ハーネス シュラフ マット 食器類 夕朝食(フリーズドライ)
共同装備
ロープ8mm x 30m ピトン数枚 テント2〜3人用 ストーブ ガス缶

感想

奥穂から扇沢へ滑り込むラインを狙って土曜日に入山。ワンデイも考えたが、天気と体力温存で一泊二日にした。結果、強風で目的は果たせなかったが、誰もいない涸沢で素晴らしい滑りができた。

一日目、新穂高に駐車してゆっくり歩く。白出沢を越えた所から涸沢岳西尾根に取りつく。安定していれば白出沢もありか。2000mまでシールで登るが、その後は脱いだり履いたりを繰り返し、幕営跡のあった2350m付近でテントを張る。思っていたより雪が多く、雪質もよいので、明日のトレースを作りがてら一本滑った。短いがなかなか良い。明日に期待が高まる。

二日目、3時起き5時発。森林限界手前で雪崩斜面と雪庇の間をジグザグで登り上げる。稜線で板を脱いでザックに固定し、細い稜線を歩く。この辺りで夜が明け素晴らしい景色が広がった。涸沢岳に取りつく手前のコルで小休止。GN改めカンテガが豪快に用を足していた。アルパインクライマーは見られても気にしないらしい。一方見た側も意外になんとも思わない。これは新たな発見だった。

涸沢岳へのルンゼは登るのに苦戦しない固まりと安定具合。快適に登るが、その後のリッジ歩きが長かった。何度も似せピークに騙されながら歩く。山頂は遠い。キレットや滝谷が美しいが、強風でそれどころではない。いつの間にか登山道と合流し、目と鼻の先に涸沢岳山頂が見えたが、無視して穂高岳山荘へ走る。先に着いた二人が方々探しているが、結局冬季小屋は見つからなかった。風が無く、日の当たる場所にテントを張り、天候待ち。

一時間以上待ったが、風はやまず。扇沢は文字通り尻すぼみで雪崩れたら全てが一ヶ所に集中する「地形の罠」。余裕をもって検討できる状況がなければ飛び込めない。奥穂山頂とセットで今回は諦めた。

白出沢か涸沢かで迷った結果、雪質が良さそうな涸沢に決めた。日射の影響か出だしはやや重かったが、スピードがつけば最高のパウダースノー。気持ちがよくて一気に平ら場まで滑りました。振り替えると穂高、2ルンゼも滑れそうでした(また今度)。なによりロケーションが素晴らしい。恥ずかしながら初涸沢でしたが、やっぱり人気があるだけありますね。

しばし余韻に浸ってもう一本滑る。涸沢ヒュッテはどうやら完全埋没。雪崩の巣なので、長居は無用と沢を下ります。横尾谷は下部が埋まっておらず、アドベンチャー系。とはいえ、水は少ないので恐さはありません。

橋を渡って横尾着。そこからはひたすらクロスカントリー。チョーオユーに乗ったUTMFは釜トンまでずっとスケーティング。カンテガも体力があるので、僕はゆっくり後ろから、シールを履いたり、クロカンしたりしながら家路についた。大正池には夕陽に染まる穂高が写っていた。まさにフロムダスクティルドーン、長い帰り道を差し引いても素晴らしい一日でした。

また来ます!



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