中山尾根.赤岳主稜(冬壁は体調万全で望む事)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,666m
- 下り
- 1,645m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が少ないため、ミックスや草付の部分が多くなっている、壁そのものは登りやすい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
行動食
調理用食材
水筒(保温性)
食器
ライター
地図(地形図)
トポ
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
シェラフ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
カラビナ
クイックドロー
ロープスリング
ギアスリング
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---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ファーストエイドキットツェルトポール
テント
|
感想
美濃戸から行者小屋までどうもKENのペースが上がらない。2時間オーバーで行者小屋、テントを張り、2手に分かれた。マツ、ツルは阿弥陀北西稜。俺とKENは中山尾根。8:20過ぎにテン場を出た。中山尾根へのアプローチで2パーティ追い抜き、一番手を確保。先頭で登る。壁に雪はなく、おかげで下部岸壁の正面直上が出来た。わりを食ったのはKENで何回かテンションを掛け、右から回り込むことでようやく登ってきた。そこからはランニングコンテで伸ばす。上部岸壁は宿題であったフリーでの登攀が出来た。
終了は13:30、初心者連れてならこんなものか。それはいいがどうもKENの様子がオカシイ。最終ピッチのトラバースで雪山初心者のような歩きっぷりだった。聞くと、体調が悪いとのことなので念のためアンザイレンしたままコンテで地蔵尾根を降りた。
翌日は赤岳主稜、天気が崩れそうなので一番手を狙うが、KENのペースが上がらずアプローチレースに敗退し2番手となる。登りだしてもスピードが上がらず、動きを見ても冬壁をやるという以前に、山に登る体調ではないようなので懸垂で降りることを真剣に考えた。しかしKENが登りたいというもんだからついつい続行する。どうにか頂上にたどり着いたはいいが、当然今日もコンテで降りる。バリエーションやりに来た奴がトレース付の一般縦走路でアンザイレンかよ。と思ったがふらつく足で滑落されるよりましだ。でも万一滑落されたら、俺止められるのか?という疑問は当然あるが何の根拠もなく、「何とかなる」と自分に言い聞かした。途中から、ザイルを数珠つなぎした登山者たちにも軽くちぎられる状態だった。ようやく傾斜が落ちたところでザックをおろし様子を聞くと直前にインフルにかかり一応治ったものの出発日まで点滴を受けていた?マジかてめえ。
やつが医者でもらってきた強力な薬を飲み、行者小屋まで降りた。奴の荷物を3人で分け空身で降りてもらった。最初の30分くらいは超スローペースでこれじゃ美濃戸まで4時間はかかるんじゃないかと思ったが、薬が効いてくると別人のように歩き出した。薬すげー。
そんなわけでどうにか無事に終わったけど、反省するところの多い山だった。やるきと根性があるのはいいけどなあ。体調が悪い時は家で寝てろ。
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