乗鞍岳:1年ぶりの剣ヶ峰、昨年同様蚕玉岳からドロップイン
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,027m
- 下り
- 1,516m
コースタイム
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 5:49
今回はGPSで記録できず、写真撮影の時間での推定
( 6:54(7:00) 自宅 )
( 8:16-29(8:25-35) のりくら山麓リフト下 )
( 8:50(8:55) 登山届@3本滝レストハウス )
8:58-9:05(9:10-20) かもしか平(1,972m) シール登行
9:24-26(2") 2,085mP シールが外れているのを確認
9:28-35(7") 2,090mP ガムテープ(紙)で応急処理
9:38-41(3") 2,100mP ガムテープがエッジで切れインシュロックに切替える
10:36 2,400mP ここでGPSの記録が終わる(その後も軌跡をチェックしているが、記録に残っていない)。
これからは写真撮影の時刻を下に推測
11:23(11:30-40) 肩の小屋口(2,610m)
11:55-12:25(30")(12:20-40) 2,750mP(肩の小屋(2,765m)) アイゼンに履き替えスキーを担ぐ。リピータブルのインシュロックは中々外れない。時間が掛る
12:45-50(5") スキーが重くバテ気味
その後もレスト数回。大福、アミノバイタルを取り多少元気が回復
13:40-42(2") 蚕玉岳 ザック、スキーをデポ
13:52-53(13:40-14:00) 剣ヶ峰(3,026m)
登り:4'47"(4'20") 延標高差:1,064(1,012)m
速度:222(234)m/h 準備:1'00"以上(30")
蚕玉岳から沢にドロップイン
13:59-06(7") 蚕玉岳 ドロップイン
14:20-24(4") 位ヶ原山荘への分岐点
14:48-49(1")(14:25) かもしか平(1,972m)
14:54-15:00(14:32-40) のりくら山麓リフト下(1,475m)
下り:1'01"(32") 延標高差:1,551(1,603)m
速度:1,526(3,006)m/h 準備:13(0)"
BC:5'49"(5'12") 延標高差:2,615m
速度:450(503)m/h レスト&準備:1'20"?(50)"
( 16:05(15:40) 自宅 )
Door to Door:9'11"(8'40")
天候 | 晴れのち雲が出る |
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過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三本滝レストハウス横に黄色ポスト |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー 1 スマートウール
ハードシェル(紺) 1 マムート
タイツ(厚手) 1 パタゴニア
アウター(下)(黒) 1 OR
靴下(ロング) 1対 スマートウール
グローブ(厚手ウール) 1対 ヘラス
アウター手袋(黄色) 1対 ウインドストッパー
予備手袋 1対 マウンテンハードウェア
防寒着(赤)(ダウン) 1 マムート
ネックウォーマー(ザック内)(黒) 1 スクリーマー
バラクラバ(ザック内)(厚手)(グレー) 1 マウンテンハードウェア
毛帽子 1 南米産
ブーツ 1対 ガーモント
ザック(30L)(橙&黒) 1 ホグロフス
ビーコン 1 ピープス
スコップ 1 ブラックダイヤモンド
ゾンデ 1 ブラックダイヤモンド
地図(地形図) 各種
コンパス 1 シルバ
笛 1
計画書 2通 1通提出用
ヘッドランプ 1 ブラックダイヤモンド
予備電池 各種
GPS 1 ガーミン
筆記用具 2 赤ボールペン&鉛筆
ファーストエイドキット 1 ドイター
針金 1巻
ガムテープ 1巻
保険証 1
携帯 1 au
サングラス 1 レイバン
手拭 1
ツェルト(橙) 1 ヘリテイジ
ストック(2段伸縮) 1対 ブラックダイヤモンド
カメラ 1 ペンタックス
ビンディング 1対 デイアミール
スキー板 1対 ブラックダイヤモンド
シール 1対 ゲコ
ミッドウェア(ザック内) 1 マムート
温度計 1 モンベル
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感想
今日は震災から5年の日。震災の2日後に同じく乗鞍岳剣ヶ峰に登った事を思い出す。その時は後ろめたい気がしたことも思い出す。
当日はTVにしがみつき逃げろ逃げろとTVに向かって怒鳴った事を思い出す。
このようなことを言うのは失礼と思うが、この歳になるとその人その人の運命を感じざるを得ない。
一番最初に感じたのは積丹半島でトンネルの落盤事故、最近では軽井沢のバス事故。
最近読んだ「穂高に死す」(安川茂雄さんの文章がうまい)。
名だたるアルピニストもその運命にあったのだなあと感じざるを得ない。
しかし、アルピニストはその覚悟の上だが、災害にあった人は意志に拘わらず亡くなったのは周りの人も含め慙愧の念を感じざるを得ない。
話は山に戻るが、最近、膝の具合が悪いこともあり、弱気になって来た。
特に山スキーはこの歳で、単独は余りにも危険。
私がフォローしている人は皆凄い人ばかり。そのような凄いのを客観的に楽しめるようにならなくてはならないと。
今日、膝を悪くしてから初めてのBC。
しかし、気持ちが燃えがらない。
予想通り、かもしか平の着くと剣ヶ峰は晴れ。
今日こそ剣ヶ峰に行くぞと肩の小屋からアイゼンに替えスキーを担ぐため軽いブラックダイヤモンドのドリフトで行くことに。
これが最初のつまずき:ゲコのシールは粘着力がなくお蔵入りしたものを引っ張り出し使おうとしたのが大間違い。
その上、応急処理のガムテープが紙で使い物にならず(今回気付いてよかった)。
気にいっているインシュロックに替える。
しかし、肩の小屋手前でスキーからアイゼンに替えようとしたところインシュロックが外せない。素手で1つ外せたが残りは−ドライバーを使って何とか外す(締める場所が重要)。
こんなトラブル続きでスキーを担ぐと重さがずっしり。
予想通り雪が締まっており、ラッセルにはならない。風もなく環境は良いにもかかわらずテンションが上がらない。
雪質もよく風紋、氷化箇所も殆どない。これなら何時もの山スキーで来ればよかったと悔やまれる(山頂までスキーで登れたと思う)。
足が弱っている訳でもないのにやたら休みたくなる。
剣ヶ峰は何回も登っているので途中から滑ろうか等雑念が湧く。
2,3度休んで大福、アミノバイタルを取ると何となく歩けるように。
どうもシャリバテだったようだ。
普段は余りシャリバテを感じたことがない(記憶にあるのは鹿島槍の赤岩尾根と鷲羽岳を日帰りした時、帰り、双六手前で感じた)が、今回はそれだったようだ。
テンションが上がらなかったのは、トラブルとシャリバテ。
今日は10名程が剣ヶ峰を目指していた。BCと山歩き半々か。
下り、位ヶ原からは雪が重く結構テクニカルだった。右側の日影をできるだけ滑り何とか戻って来た。何となく疲れた。
これからは無理をせず易しい所で楽しみたい。
こんばんは。
剣が峰直下のルンゼ シュプールが刻まれてますね!
この時期はまだカリカリ、ガリガリのイメージと思い出しかないので
少し驚きです。
自分は、BC始めてから シャリバテを自覚するようになったので
気をつけてはいますが、でも 知らず知らず なってる気がします。
雪の少ない難しいシーズン、復帰を渇望するも
悩ましい写真ありがとうございました。
すみませんね。刺激をさせて。
でも、体調を万全にしてから復帰してください。(こんなことよく言えると自分でも思いますが。)
乗鞍岳はその日その日で本当に状況が違いますね。
私もすごく発達した風紋とスキーでは最後まで登り詰めるのは難いイメージですが、今回は本当に雪質がよく歩き易かったです。(勿論、風で飛ばされて硬い所はありました。アイゼンの登行では最適でしたが。)
剣ヶ峰直下のルンゼはもっと雪質よい時はありました。あまり悪い印象はありません。(悪い時は手前でギブアップしているためか。)
早期の回復を祈っています。
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