大真名子山〜小真名子山〜女峰山(日帰り)
- GPS
- 07:00
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,356m
- 下り
- 1,430m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
女峰山は、前回、赤薙山からのルートで途中断念しましたが、今回はそのリベンジを含めて、大真名子山、小真名子山を経て女峰山に行ってきました。
志津乗越登山口からはすぐに樹林帯に入り、薄暗い中でジグザグに登っていきます。暫くすると岩稜が現れ始めるとともに、やや急登となり、梯子等も登場してきます。
1時間半ほどで大真名子山の山頂に到着。ここには立派な立像(蔵王権現)が祀られていて、信仰の山であることを実感させられます。
休憩もそこそこに大真名子山を下り、小真名子山に向かいます。鷹の巣という名前を付けられた鞍部を過ぎると小真名子山への登り返しです。樹林帯の中の登りになります。とはいえ、それほどの標高差でもなく、余力十分で小真名子山山頂に到着。標識の向こうに女峰山がピラミダルな山容を見せてくれていました。ここから少し行ったところに電波反射板がありますが、展望が良く、燧ケ岳の双耳も遠くではありましたが、はっきり見ることができました。
小真名子山からの下りはなかなかの難行でした。富士見峠に向かってかなり急なガレ場で、簡単に落石が起きそうです。登りの方が来なければよいがと思いつつ、慎重に降りました。
富士見峠は樹林帯を抜けたところにあって、明るく広々としています。ということでここで小休止します。ここまでの行程ではどなたにも会うことが無く、そんなに人気の無いルートなのかなと思ったりしました。
暫く休んで帝釈山に向かいます。この登り返しは樹林帯の中での一本調子のやや急な登り返しで、その単調さゆえにかなり疲れます。
帝釈山山頂はフラットで割と広く、眺望も抜群です。美しい女峰山が間近に、男体山、大真名子山、小真名子山が美しく連なる姿を眺めることができます。当然、ここで乾杯、昼食、大休止にします。暫くすると女峰山方向から単独行の方がやってこられました。富士見峠から降りるそうです。
360°の眺望とビールと食事を堪能して、女峰山に向かいます。あと僅かです。女峰山山頂付近はかなりのヤセ尾根ですが、慎重に登れば問題ありません。
やっとこさで山頂。山頂は心配していたガスに巻かれることもなく、最高の展望でした。ただ、難点は山頂の狭さです。あまり寛ぐことはできません。
暫く展望を楽しんで下山です。唐沢避難小屋、荒沢出会を経て林道に出て戻りました。この下山ルートがなかなかのものでした。荒沢出会までのやや急で長いガレ場で疲れた後に、最強の登り返し:荒沢出会から馬立への登りがあります。林道に出る頃にはヘロヘロになりました。更に続きがありました。この林道です。予想以上に長い、遠い。
飽き飽きしながら歩いていくと、脇に止めてあった車の方から声をかける方がいらっしゃいます。先ほど帝釈山で出会った単独行の方です。「良かったら志津まで乗って行かれますか?」、疲れ果てていた私の口からは、躊躇することなく、「ありがとうございます。」の言葉が出ていました。
志津乗越まで乗せて頂いて、今回の山行は終了しました。なかなかハードな面もありましたが、女峰山の美しい山容、男体山、大真名子山、小真名子山、帝釈山が峰を連ねる姿等、見どころも歩き甲斐も十分で、充実した山行でした。
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