南牧から攻めて荒船山をひとりじめ
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 863m
- 下り
- 861m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登り始めは5cm程度の雪でしたが、田口峠分岐の先から沢伝いに歩く頃には15cm程になり、星尾峠からはスノーシュー装着。 荒船山の山上歩きもスノーシューで通しました。 |
写真
感想
以前立岩に登った時に、線ヶ滝方面から登山道が有る事は確認していたおり、積雪もR254からの表登山道よりは積雪も少ないのではないかと考えて、このコースに挑戦してみました。
駐車場から南牧川を渡ってすぐに荒船山への分岐を入り、途中崩壊した箇所をすり抜けながら上流に向けて登山道は進みます(支流の沢には鉄橋もかかっていて、意外と登山道の整備はされています)。トレースは全くありませんが雪の中でも道筋はなんとかついており、林の中では僅かながら赤テープの目印もあるのでルートファインディングを楽しむにはもってこいです(目印が見えない箇所では地図とコンパスをにらみながら)
聞こえるのは雪が木から落ちる音と鹿の鳴き声、アカゲラかキツツキが木を突く音だけで静かです。登り始めは少なかった積雪も次第に多くなり、星尾峠では流石にスノーシューを装着、経塚山入り口までの急登を攻めました。
天上の平原は数日前の降雪により20cmぐらいの積雪、ここの獣以外の足跡のない白銀の世界お一人でいただきました。(ここの樹林が無ければ抜群の眺望になるのに・・・と思うのは私だけでしょうか?)
流石に平日では荒船山には誰もいませんね。
艫岩からの眺望は最高でした、浅間山も真っ白、ぐるっと見渡せます。(今年になってスッキリしない山行が続きましたが、今日は久しぶりにお日様を見ながらの登山です)時間は早いですがお昼休憩、R254を見下ろしながらのシーフードヌードルは旨かった〜。
自分の足跡を戻って経塚入り口から頂上へ出ます(ここもスノーシューではちょっと大変でした)ここが本日の最高峰。
ここからの急な下りには難儀しましたが(スノーシューをはずす手間を惜しんだので)鞍部に下りてからは夏道に沿って立岩分岐まで進みます。
ここまでは以前来た事があったのでスムーズに進めましたが、この先は初めてなので、とにかく地図に沿って細尾根も気にせずにアップダウンを下って行く事にしました。しかしとうとう尾根先が岸壁になってストップ、なんとか下り口を捜そうともがくうちに地上5m、岩壁に張り付いたツツジの株の上で窮まりました。
(気持ちもあせりちょっとバテ気味、遭難の文字が脳裏をよぎる、低山の遭難ってこういう時に起こるんだなと実感)
気力を取り戻して10m程を這い上がり、西側になんとか下り口を見つけ、木の株に捉まりながら下りました(それでも1回転しての落下、怖かった〜)
人心地がついてふとみると、隣の山の頂上から下る道がすぐ傍を通っているじゃないですか、ここだ〜登山道へ出れらた〜(地獄から天国へ戻った感じ・・・)
その後は道なりで杉の林の中を線ヶ滝まで下りました。
チャレンジングな西上州の登山でしたが、地元の人に迷惑を掛けることなく済んで良かったとしみじみ思いました、山は思い込みで歩いてはいけないとの教訓を頂き反省しながら帰路に着いたのでした。
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