初めての丹沢最高峰・蛭ヶ岳へ敗退癖のお祓いに
- GPS
- 09:50
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,141m
- 下り
- 2,145m
コースタイム
07:20 焼山登山道バス停
07:30 焼山登山道入口
09:05 焼山 〜 09:15
10:00 黍殻山
10:15 黍殻山避難小屋 〜 10:30
11:20 姫次
12:50 蛭ヶ岳 〜 13:15
14:55 丹沢山 〜 15:00
16:00 塔ノ岳 〜 16:10
17:00 堀山の家
18:25 大倉バス停
【お断り】
ルート図は、スマホGPSアプリ=山旅ロガーのログで書かれていますが、
その時間は編集していますので全く出鱈目です。
上記コースタイムを参照下さい。
天候 | 雪・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・焼山登山道入口から姫次までは、歩きやすい「東海自然歩道」です。 ・蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳の北面登りは木の階段と木道がかなりあります。 ・蛭ヶ岳から大倉まで ぬかるみ が酷く、うんざりですが、コツを覚えると案外歩けます。 |
写真
感想
今年、1月下旬から4回続けて北ア焼岳で敗退しました。
この敗退癖を祓おうと八ヶ岳へ行ってみたのですが、車から100m程で、なので標高差は10m程で気分乗らず、撤退。
翌週は山スキーのNさんから声が掛かって(私はスノーシューですが)二人で上越の山へ向かってみたもののスキーでハイクアップ出来るだけの雪が無く、登山靴に履き替えることもなくまた敗退。
敗退癖は悪化する一方になってしまいました。
で、雪の少ない丹沢で 敗退癖のお祓い をと行ってきました。
昔、丹沢の面白そうな沢はほぼ全部楽しませてもらったので著名な山頂は全部登ったと思っていたのですが、蛭ヶ岳は登っていませんでした。
しかもこの蛭ヶ岳が丹沢山塊で一番高い山だと知ったのもこの ヤマレコ なので比較的最近です。
それで、いつか蛭ヶ岳には登っておかなければ、と思っていました。
数日前に雪が降って丹沢山塊が真っ白になったので、雪山の敗退癖のお祓い山行にちょうどいいやと行く計画を立てました。
ところが、出発前日に塔ノ岳山頂の写真がヤマレコに出ていて既に雪は消えてしまってました。
でも、きっと北面には雪が残っているだろうとそのまま行くことにし、ザックに詰めていた 芦峅ワカン と B級ショートピッケル はさすがに出番無さそうと置いていきました。
ほかのチェーンアイゼン、ロングスパッツ、ストック、ミトンやサングラスは持っていきましたが、結局実質雪はなく何も使いませんでした。
今回歩いたこの丹沢山塊を北から南に縦断するルートは、結構距離は長くて24Kmほどあり、トータルの標高差も2000m近くあります。
気合い入れていかないと歩き切れません。
蛭ヶ岳の北面の登りは、木の階段や木道が続きます。
木の階段は楽なのですが余りに長いので、これで山登りと言えるのか?と感じてしまいます。
登りついた蛭ヶ岳山頂は霧氷は付いていましたが雪はなく、残念ながら、雪の蛭ヶ岳登頂にはなりませんでした。
蛭ヶ岳の下りになるとすぐに ぬかるみ が始まりました。
こなると「どうしてここに木道を付けてくれないの?」と、わがままなことを口にしながら進みますが、ぬかるみを避けていても全く距離は進みません。
とうとう ぬかるみ に足を置きながら進むようになってしまいました。
ぬかるみ と言っても沈む訳ではないので、慣れてくるとそこそこの歩速で歩けます。
但し、ぬかるみ は下山口の大倉近くまで続きます。
この ぬかるみ にうんざりしたのか、あるいは、山頂に雪がなかったからか、こんなに頑張って歩き通したのに「ヤッター」という満足感はありません。
果たしてこれで、敗退癖 は取れたのでしょうか?
ただ、今回の山行で一つ自慢があります。
今回の丹沢は ぬかるみ が酷かったです。
なのでこのヤマレコでも、現地の山の中でもスパッツをドロドロにして歩いている人が多かったです。
私は、右足を躓きかけて左足のズボンの裾をホンの少々汚しただけでズボンは全く汚していませんし、靴も底から3〜4cmドロドロですがその上は汚していません。
これはアイゼンやワカンの時と同じようにがに股歩きをしていたからでしょう、きっと。
少々疲れていてもまだまだ足元の状況に応じた足運びが出来ている証拠だ、と帰宅後、自慢げに女房殿に報告したら、
「逆じゃないの?気兼ねなく汚せるように、ほかの皆さんはスパッツ着けて居られるのヨ!」
「・・・・」、ガックリ。
atosukoshi さん こんばんは
厄払いだろうとドロ道だろうと初登頂は初登頂です
敗退癖のお祓いが山ですからやはり山好きですね。
焼岳の記録は凄いですね〜
atosukoshi さんのレコを見ていると山田 昇の次の文章が
相応しいですね(既に知っておられたならごめんなさい)
「情熱さえあれば、努力さえすれば
山登りほど自分の夢をかなえてくれる
スポーツはほかにない」
夢はたくさんある方が楽しいですよね
soratokaze さん こんにちは。
コメントありがとうございます。
蛭ヶ岳が丹沢山塊の最高峰と知ってから、なにか居心地が悪かったのですが、今回登頂出来てホッとしています。
てっきり 丹沢山 が最高峰だと思っていましたし、「蛭」ヶ岳なんて怖そうな名前なんで近づかないでおこうと思っていました
今回は、北から南へ余裕なく歩きましたが、山塊の中央部に立つと良い雰囲気の山ですね。いつかゆっくりと東西に歩いてみたくなりました。
山田 昇の文章、良いですね。
初めて知りました。
ありがとうございます。
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