東野〜蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜大倉(ほぼ主脈縦走)
- GPS
- 08:18
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,896m
- 下り
- 1,988m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 8:18
天候 | 曇り、ガス濃い。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:大倉からバスで渋沢駅へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし。木道、木階段ばかり。大倉尾根は泥濘んでなかった。 |
写真
感想
■電車バス利用の場合、東京からはどこを登山地下山地にしようとも蛭ヶ岳を日帰りで登ることはなかなか難しいとこれまで長い間思ってきた。その多くの障害要因は体力的な面よりもバス便との折り合いが上手くいかないということに尽きた。しかし、ヤマレコで日帰りの主脈縦走記録にちょくちょく触れるにつれ、自分にもと可能性があるのではといろいろ調べた。大倉から登るが良いか、東野か焼山登山口から登るが良いか、はたまた玄倉からか、とか。
■大倉から登ると下山地東野からは三ヶ木行きに乗れるバス便は平日のみで16:05と17:35がある。三ヶ木までいければ以降は数多く便はある。(藤野駅への便は行きも帰りも適当な便がない)
しかし、できるだけ早い時刻に大倉から登っても最終バス時刻まで東野にゴールできるか心配なので、丹沢山か蛭が岳付近で見極めし、無理だと思えば大倉発バスは遅くまであるので引き返すことにすればよい。そのように考えていた。
■一方、東野から入山する方をよくよく検討したところ、土休日の三ヶ木発6:55には自宅最寄駅を始発利用しても乗れないが、平日ならば三ヶ木発7:40の月夜野行バスに乗ることができることがわかった。やっと難しい方程式が解けたような感じがした。とにかく月夜野の先も含めて道志の谷の交通はバス利用者にとって、正に陸の孤島のようにさえ感じられる。乗る人が少ないから便が減るのはやむを得ない道理とはいえ寂しい限り。登山計画では大体いつもバス便の少なさに苦労する。
■大倉へ下山する場合は如何に時間がかかったとしてもバス便の心配はない。とはいっても帰宅が遅くなりすぎるのは避けたいので主脈の始点となる焼山登山口からでなく東野から登り30分ばかり時間短縮を図ることにした。
■東野で下車して身支度後いざ出発。早朝は晴れ間が広がっていたのだが徐々に雲が多くなり、山の方は濃い霧の中で山影は見えもしない。コンクリ道を登り、やがて八丁坂の頭分岐へ向かう分岐点から山道に入った。
■やがてモノレールに沿う形で登っていくが霧が濃くなってきた。以降もずっと霧の中で一番ガスが濃い時は蛭ヶ岳頂上で視界20mもないくらい。傍の山小屋もぼんやりしているほど。したがって今日は終始見晴らしは全くなかった。丹沢山ですこし霧が薄れた感じもあったがすぐに霧に包まれた。ただ雨に打たれる心配だけはなかったので良しとしよう。
■塔ノ岳から大倉までの下りは疲労が蓄積しているせいと、木階段、石ごろごろの歩きにくさで長く感じられた。今回の山行は全く視界不良の中、ただ山道を黙々と歩くだけで修行みたいなものだったがゴールした時にはそれなりの達成感は覚えた。
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