飯豊山 -大日杉ルート-
- GPS
- 08:25
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 2,156m
- 下り
- 2,156m
コースタイム
地蔵岳 7:15
御坪 8:06-8:16
切合小屋 8:46
飯豊山 9:50-11:00
切合小屋 12:00-12:20
地蔵岳 13:30
大日杉小屋 14:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストあり 駐車台数20以上 鎖場のザンゲ坂は滑るので要注意 |
写真
感想
おっし!今日から青森の百名山を登り南下していきましょう!
との予定でしたが、はや計画倒れ。
前日の雨飾山のあと青森まで移動のつもりが新潟でギブ(^^;
体力が持たんということで計画変更。この旅、最難関の飯豊山からこなし北上。
週末までに青森の岩木山・八甲田山を制覇しETC割引で踵を返そうではないか!
まぁ、天気もあるしこのへんは臨機応変に対応してきましょうや。
前日の夕暮れに登山口の大日杉小屋に着きました。
車中泊の用意をしようとしましたが辺りには街灯もなく真っ暗闇。
誰一人いなくビビりな俺はこんなとこでは寝れる訳もなく一度民家のある場所まで戻る。
広めの灯りのある路肩に駐車し何とか眠りにつきました。
翌朝5時に起き再び大日杉小屋へ。
すると昨日は無かった車が1台停まっておりまだ中で人が寝てる様子。
先に自分が出発しますがちょっとは安堵感を覚えました。
今日は平日、しかも奥深い飯豊山なら登山客0も覚悟はしてましたので。
登山届けを出し飯豊山にむけいざいざ!今日は長丁場、ペースを考えながら登ります。
とは言ってもこのルートは途中の地蔵岳までは急登が続く。
わりかし序盤で現れる鎖場のザンゲ坂はなかなかの勾配で滑りやすい。
まぁ石鎚山の鎖場を思えばお手のもの。楽しみながらこなしましょう。
辺りは秋一色、紅葉に燃える山々を眺めながら高度を稼ぎます。
地蔵岳だと思いようやく辿り着いた頂上は"だまし地蔵"という名の小ピーク。
まんまと嵌められました。やってくれるぜ。もうちょい先が地蔵岳だ。
地蔵岳からはやっとどっしりとした飯豊山が拝めます。
しかし不思議と懐かしい感じ。何故だ?
よくよく見渡すとこのルートや山容が石徹白から別山に登る道にかなり似ている。
地蔵岳が銚子ヶ峰、切合小屋が三ノ峰、飯豊山が別山。
登山道もそれに合わせ2段のドッグレッグになっててUp&Downの様まで近いものがある。
コース距離も標高差もほぼ同じ。飯豊山(本頂上ではないが)の形まで別山にそっくり。
こんなこともあるんですね。ワクワクしてきました。
(実際歩いたコースタイムも全く同じでした。おーこわ!)
今日は足も絶好調で地蔵岳で休みは入れず先を急ぐ。
緩いUp&Downの続く尾根道をこなしていくが、登山道に迫り出した熊笹が足を濡らす。
多少靴下まで濡れるがまだ軽症のうちに抜けきる。
腹も減ってきたので中間の御坪で小休止を入れます。
そういえばまだ登山客に会っていないなぁ。
昨日の雨飾山が賑わしかったのでギャップに寂しさを感じる。
登山再開、種蒔山直下には小川が流れていて水の心配は無くなった。
切合小屋までくると飯豊山の左奥に飯豊連峰最高峰の大日岳が望める。
別山でも三ノ峰頂上で別山の左にようやく白山が顔を出す。もう笑えてきました。
ここからは岩稜帯もあり山容が様変わりする。
こんな時期ですがマツムシソウやハクサンイチゲ(?)がいまだ咲いていたのには驚きです。
残りの急登もこなしようやく長い道のりの終わり飯豊山に到着です。
山頂では今日初の登山者と出会う。(後にこの方とは蔵王山でもお会いします)
山口からこられていて俺と同じように東北の百名山を登られているようだ。
この後は吾妻山、磐梯山、安達太良山etcを登る予定でこれをこなすと99座制覇とのこと!
記念すべき最後の1座は!?それはなんと大台ヶ原。そう、あの超楽な山です。うーん、シュールだ。
さて、足はまだまだ生きてましてその先の大日岳まで登ろうか悩みました。
ただ明日の朝日連峰やその後の山々を考えるとあまり無理はできません。移動も疲れるしね。
変態スイッチは自重し帰路につくことにします。
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