大菩薩嶺の北側尾根はアイスバーン、鵜冠山の金山跡は今一、岩岳は時間切れ
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- GPS
- 15:26
- 距離
- 46.3km
- 登り
- 4,370m
- 下り
- 4,372m
コースタイム
- 山行
- 13:32
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 15:24
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ヤマレコだと累積標高(上り): 4410mとなっていますが、多分3000mも無いでしょう。2か所のトンネルと長いトラバース道で、累積標高が多めに表示されているだと思います。 <道の駅たばやま〜大菩薩嶺> 所々に倒木群や土砂が道を塞いでいる所が有りましたが、全般的には分かりやすい道です。大菩薩峠の少し前に雪が少し残っていましたがアイゼンは不要なレベルです。 <大菩薩嶺〜鶏冠山〜黒川金山跡〜三条新橋> 大菩薩嶺から丸川峠までは、上の方は登山道にかなり雪が残っていて凍っていました。軽アイゼンは必要です。ここも所々に倒木群や土砂が道を塞いでいる所が有りましたが、全般的には分かりやすい道です。 黒川金山跡からは破線になっていますが、特に問題はありませんでした。黒川金山跡へは、登山道から少し離れます。ロープが張られているので現在は立ち入り禁止の様です。取りあえずロープを越えて写真の所までは行って見ましたが、そこまでなら道は明瞭で問題は有りませんでした。 <三条新橋〜キリサメ尾根の入り口探索〜余慶橋〜茅谷尾根> キリサメ尾根が国道と接する部分は崖で、高いセメント塀と金網で覆われています。ちょっと乗り越えられそうもありません。国道を少し下った所に塀が空いている所が有りますが、ここからキリサメ尾根に登るには、地形図だとかなり急峻な所が有る様です。 余慶橋から茅谷尾根〜岩岳に登る破線のルートは、出だしに道標は有りませんが、明瞭な道が有るのでそこを登ります。最初はジグザグに崖の上まで登ります。途中からトラバースする道が分かれるので間違わないように。登り切れば後はトラバース気味に沢まで下って行きます。 登山地図や地形図では、沢に着いたら渡って直ぐにトラバース気味に登る様になっていますが、実際は暫く沢沿いに少し登ってから沢から離れて登ります。途中で何度か道が分かれますが、トラバース気味に登って行く方が本筋です。 登山地図や地形図では、茅谷尾根が近づいて来るとトラバースから離れて登る様になっていますが、実際には最後までトラバース気味に登って茅谷尾根に合流します。 トラバース道は所々で落ち葉が沢山積もって道が狭くなっています。慣れていない人は行かない方が良いくらいです。下りは特に慎重に。 |
写真
装備
個人装備 |
チェーンスパイク
ストック
雨具
ヘッドランプ
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感想
丹沢24H(以下が計画書)まで残り2週間なので、その訓練も兼ねて久しぶりにロングを歩いてみることにしました。距離が長いの3時出発です。
http://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-191075.html#comment1310770
大菩薩嶺は今度が3回目。ただこれだけだと変化が少し足りないので、破線ルートの岩岳経由で前飛龍山に登り返し、そこから丹波天平を歩いて道の駅たばやまに下る周回コースにしました。岩岳には地図を見るとキリサメ尾根を使えば距離を大幅に短縮でき、面白そうな事に気づきました。でも地形図だと国道に接した部分が崖で、ここを登った記録も見つけられませんでした。駄目元で登り口を探し、駄目なら余慶橋からの破線ルートにしたのですが、こちらの道はGPSには登録せず、道の状況もチェックしませんでした。これが後々後悔する事になりました。
道の駅たばやまは僕の所からはかなり遠く、車で3時間位かかります。ほぼ一年前の丹沢24Hで初めて利用して、いつかまた来たいと思っていました。その時は奥多摩駅から出発し、雲取山からサオラ峠経由でここに着いたの夜の22時過ぎ。23時過ぎまでほぼ1時間も休憩したので、とっても思い出に残っていました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-622861.html
その時は地元の人に、熊が出るから夜歩くのは気を付けてと言われたので、しっかり熊鈴を着けて3時に出発しました。追分(十文字)を過ぎてからやっと明るくなってきました。ノーメダワで2回目の食事を取りましたが、ほぼCTの0.75で計画した時間でした。夜は星空が見えたのですが日が昇る頃には曇ってきて、大菩薩峠に着いた時には、せっかくの富士山も綺麗には見えませんでした。前回も途中までは晴れたのですが、大菩薩峠に着くころには曇っていました。すっきり晴れた時に再訪したいものです。
大菩薩嶺の手前で初めて人に会いました。そこからの下りは予想外の雪が凍って登山道を覆っており、アイスバーン状態だったので予定より時間がかかってしまいました。前回の道志の裏山で軽アイゼンを持たずに雪で苦労したので、今回は持って来て正解でした。この下りから登って来る登山者にかなり会い、意外に人気なルートなのだと分かりました。まだシーズンが早いせいか、倒木が所々で道を塞いでいましたが、全般的には鵜冠山まで歩きやすい道でした。黒川山で後ろから自転車で来た人に追いつかれて驚きましたが、それだけ道が広かったという事でしょう。
そこから三条新橋に下り始める、以後まったく人に会いませんでした。こちらのルートはマイナーな様です。黒川金鉱跡がどんな所が見たくて、途中で少し寄ってみましたが、金鉱のトンネルは危険なので封鎖している様でした。もっと先に行けば入れるトンネルも有るかもしれませんが、時間も無いのでパスしました。遊歩道で周回できる様なので、次回にもっと時間に余裕を見て回ってみたいと思います。
三条新橋からいよいよ今回の問題の個所、キリサメ尾根の探索です。しかしこれはちょっと時間的に無理でした。12時位に着いてないと駄目ですね。こちらも次回に繰り越しです。余慶橋からのルートはGPSナビに入れてないし、ルートもチェックしていないし疲れたしっと、よっぽどパスして帰ろうかと思ったのですが、それだと訓練にならないので、思い足を引きづりながら歩きはじめました。
このルートは登山地図や地形図と少し違っており、途中で地図に無い分岐も3、4ヶ所有ってちょっと心配になりました。長いトラバース道も落ち葉が積もって少し嫌でした。16時30分になったら引き返すと決めていたので、岩岳には着けませんでしたが、それなりに変化が有って歩いて良かったと思いました。次回はキリサメ尾根からですね。。。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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Futaroさん、こんばんは。
キリサメ尾根、行けますかねえ。
ヤマレコにもまだ記録はないようですし、楽しみに
してます
この辺りはほんと熊が多いと思います。この山域で
実際に遭遇したことはないですが、クマ棚がたくさん
あって、ちょっとビビりながら通過したことを
思い出します。
youtaroさん、こんばんは。
キリサメ尾根、やっぱり霧雨尾根と書くのでしょうか。名前に引かれて歩いてみたくなりました。今回のルートだともし行ければ岩岳までかなりショートカットができますし
2か所行けそうでしたが、多分この両方か、又はどちらか片方は行けると思います
熊、確かに多そうですね。。。キリサメ尾根なんか人が通らないからいそうですね
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