記録ID: 846266
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沢登り
丹沢
中川川水系 大石沢(箒沢方面)
2016年04月15日(金) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 1.8km
- 登り
- 212m
- 下り
- 212m
天候 | 晴れ(風も心地よくポカポカ陽気) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
または箒沢駐車場から同10〜15分程度。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■大石沢 中川川水系の白石沢支流にも同名の沢があるが、今日行ったのは箒沢に近い 大石バンガローキャンプ場と奥箒沢山の家入口の間の沢で、真面目に詰めれば 箒沢権現山東の肩(1100m)で終わる(はず)。 585二俣から右沢に入ったところに出てくる6m滝以外はとりわけ難しい 箇所はないが、上流部は巨岩ゴーロ帯が延々続きそうなので、700mから 左岸尾根に逃げ下降しました。 遡行グレード:1級(今日遡行した区間) \消安自然教室から南下し中川川を渡る橋を渡って最初に右岸から合わさる 小沢がヌタノ沢。監視カメラがある。この沢は堰堤ばかりで短い。 出合すぐが二俣になっている。 これをやり過ごし次に右岸から合わさるのが大石沢。 左岸に割と広い道にロープが張ってある。 この道を進み3基続く堰堤はすべて右から越していく。 少し進むと標高560mで右(北西)から判別しづらい涸れた枝沢が合わさり 本流は少し西北西に向く。 すぐに2×10mナメ、少し開けて2×15mナメ。 ややヌメリがあるが問題になるほどでもない。 2つ目のナメが終わったところで585m二俣で水量比はほぼ1:1。 左俣(南西向き)には3段6×10mが架かっている。 今回は長い右俣(北西向き)に進む。 すぐに3段4×12m小滝だが教蕕曚匹婆簑蠅覆ぁ その先も一見すれば二俣状だが、右側は上部がえぐれたザレですぐ終わり、 左側には2段6m滝が架かっている。 ヌメリもありやや立っているし、左右脇ともアバウト感覚なら登れそうにも 見えるが、頼りになるホールドも疎く、こういう物には手を出さない方が よいだろう。 高巻きを探る。 左側のザレから大きく巻いても滝上流部がラペルなしでクライムダウンは たぶん期待できないという勘が働く。 右側(左岸)の何だか隙間が開いたところがクマの寝床だったら嫌だなぁと 思わせるゴーロの上側を通過し、逆くの字状に上がって巻くことにする。 上は気持ちの良い平地状で、すぐに沢に下りるのも急だから、そのまま 標高610m二俣まで進む。 二俣周辺もゴルジュ状で、少し右沢沿いに歩くと植林内をロープなしで 問題なく下りられた。 二俣まで戻ってみると2mの苔混じりの砂岩スラブ滝(水はチョロチョロ) が2つ繋がっており、登るとなるとヌメリスラブクライミングで難儀しそう だったから、この高巻きでよかったかもしれない。 水は涸れ、沢筋には苔を纏った大岩が目立つようになってきた。 すぐに2つの3m岩がCS状となり沢を塞いでいた。 左隅を越えるが、左上にも大岩がはみ出しており、その下から張り出している 木の根を刺激しないよう進む。 左岸側にもう既に終わってしまったミツマタ群を2箇所ほど見送ると 700m付近に目立つ6m四方の平岩がでんと横たわっていた。 地形図を見ると、この先から次第に傾斜も増していくし、下降に使いたい 左岸側は壁になるであろうし、大岩ゴーロ床は続きそうだし、 小アブがかゆいので、エスケープするならこの辺りであろうと決める。 平岩手前の左岸側にちょうどよい按配に植林作業径路が北東方向についていた のでこれを使わせてもらう。 50〜60mほど径路を使って大石沢左岸尾根(小西沢との界尾根)に乗り下降。 P708に少し登り返すと植生保護柵が、ピークから北東尾根側と南東尾根側沿いに 付けられている。 北東尾根は奥箒沢山の家方面だが末端近くは急下降となり小西沢側に下りることも できる。 今回南東尾根は初めてなのでそちらを使う。 柵沿いにずっと下りれば太った植林尾根帯から北東に向きを変え、監視カメラの あるヌタノ沢出合で県道76号に下りられる。 太った植林から柵を離れ南東に向かっても大石沢出合に径路で出られるであろう。 ■kamog丹沢限定沢登り記録↓ http://mt-farm.info/tanzawakiroku.html ※最近会う人会う人から「丹沢の沢登りばかりしているんですよね」なんて 言われますが、丹沢以外の奥利根、谷川、東北。上越など過去多くの沢は 遡行しておりますし、クライミング(フリー&マルチ)も普段好んで行います ので悪しからず。 |
写真
撮影機器:
感想
大石沢・・・特筆すべきことはないけれども
名前に相応しく割と大き目な巨岩ゴーロが連なる沢でした。
今日は風が気持ちよかったな。
ミツマタはもう完全に終わったけれど
新緑が春の陽を浴びて一気に萌え出している。
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