笹子雁ヶ腹摺山〜達沢山・秀麗富嶽は御坂路のももいろで完結(=Z)
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- GPS
- 08:30
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 1,637m
- 下り
- 1,850m
コースタイム
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 8:28
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:中央高速バス甲斐一宮発(新宿方面)8:02/10:02/12:17/15:02/17:02/20:02 ※新宿甲府線の甲府南経由のみ停車、1日6便。新宿まで1,750円。 ※周囲は住宅地。隣の釈迦堂(PA併設)の方が食堂・トイレ等あり便利です。 ■ 中央高速バス 新宿〜甲府線 https://www.highwaybus.com/gp/info/timeTbl?lineGroupNo=7&lineId=120 ■ 参考:富士急バス 甲府駅・石和温泉駅〜富士山駅 達沢山登山口最寄りの立沢バス停は、時刻表の新田と十郎橋の間となります。 http://bus.fujikyu.co.jp/rosen/detail/id/8/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ 笹子雁ヶ腹摺山〜笹子峠:両側の切れ落ちた急坂やトラバースに状態の悪い箇所があり、降雪後や凍結が予想される場合は通行を控えた方がよいでしょう。 ■ 笹子峠〜カヤノキビラの頭:笹が刈られ実線の道と変わらぬほどに整備されています。枝尾根の分岐には標識やベンチが置かれ、間違って進まないように配慮がされています。 ■ カヤノキビラの頭〜京戸山:中間付近の平坦な1480m台のピークで進行方向右に折れますが、左(南)に伸びる尾根にも道があるように見えるので注意が必要です。カヤノキビラの頭からすぐの「危」印の崩落地の長さは短く、慎重に進めば大丈夫でしょう。 ■ 達沢山:京戸山または立沢林道から(東側から)登ってくると正面、山頂標に向かって左側(西)に踏み跡が伸びており(その先には達沢山山頂方向を示す道標や、謎の「猪熊供養塔」なるものがあります)、間違って下りました。もともと、山と高原地図2016年版「大菩薩嶺」に登場の、蜂城山ないし旭山方面への破線道で下るつもりでしたが、こちらは山頂標の裏手(北)から入るようです。正しく歩かれている方のレコをご参照ください。 |
その他周辺情報 | 御坂みち沿いには自販機や商店がありますが、コンビニはバイパスと合流する若宮交差点付近のセブンイレブンまで下らないとありません(ここで飲み物と肉類を買い食いしました)。 ■ ふえふき旬感ネット(もも) 毎年春、地域ごとに桃の花の開花状況がレポートされます。今期は終了。 http://fuefuki-syunkan.net/kaika/momo |
写真
感想
なかなか再訪の機会がなかった笹子雁ヶ腹摺山に、晴天の日を選んでようやく登ることができました。山頂が濃いガスに覆われた最初の登頂から3年あまり。今回で秀麗富嶽12景20座のすべての山頂から富士山を拝んだこととなり(ここと、再訪済の扇山以外は1回目でクリア)、私にとって、これまでヤマレコ生活とともに歩んできたSFJ(すっきり・富嶽・12景)から、ついに卒業しました。
もっとも春のこの時期は、天候不順の続く今年に限らずすっきり富嶽率が低いのですが、初回はオーソドックスに甲斐大和に下山したので、今回は違うルートで御坂・一宮方面へ行きたい、ならば桃の花も楽しみたいという期待から、両立できそうなぎりぎりのタイミングを選んでの決行となりました。
笹子峠から先、山梨百名山にも選ばれている達沢山方面は、山と高原地図で破線扱いのため、これまで敬遠して歩いたことがありませんでした。今回、地図を用意し事前に枝尾根など確認して臨みましたが、思った以上に整備されて歩きやすい道で、楽しく達沢山まで到達することが出来ました。
しかし問題はここから。私の持っている数年前の山と高原地図ではその先のルートの記載はない(笹子側に少し戻って林道に下るしかない)のですが、今年度版では甲府盆地に直接下る2本の尾根(蜂城山または大久保山経由の釈迦堂PA方面、旭山経由ももの里温泉方面)に破線が加えられており、レコを拝見すると歩かれている方も結構多そうな様子(ただし最近レコをちゃんと見れていないので雑なチェック)。笹子峠から極めて順調に進んで来て時間の余裕があったことも災いし、不用意にその先へと突っ込んでしまいました。
これが大失敗。山頂で下り口の方向確認を怠り、踏み跡を頼りに進んでしまったために、最初から間違った尾根(南尾根)へ。しかも途中、山頂方向を示すさほど古くない標識や、里から拝むかのような山頂を背にした供養塔があったこと、更に絶えず赤テープが続いていたことが原因で、尾根筋の正しい道と思い込んでしまって間違いに気付くのが遅れ、山頂に戻るために250mも登り返す羽目となりました。
幸い迷うことなく達沢山の山頂に戻った後は、破線に懲りて(かなり凹んで)実線の立沢林道方面に下りました。ラッキーなことに、下山口周辺の集落(戸倉・十郎地区)は扇状地の上端に位置する標高の高いエリアのため、低地では受粉作業を終えて散ってしまった桃の花がまだまだ満開でした。こうして結果的に、当初の思惑通りに秀麗富嶽と桃の花のどちらも楽しむことができました。楽しめたものの未だ相当凹んでおりますが、、、SFJ卒業後、バリエーション学科の適性はないようなので進学をあきらめ、決められたルートでの「大会」など楽しんでいきたいと思います(まずは今週末の某大会から・・・汗)。
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