残雪の木曽駒ヶ岳 千畳敷からお手軽PH
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 471m
- 下り
- 470m
コースタイム
天候 | 晴れ。稜線上は風強め。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
バス&ロープウェイで千畳敷へ。往復3900円。 モンベルカード提示で割引あり。 バスでの帰りで沢山の猿とニホンカモシカに遭遇。 カモシカは初めて見ました。珍しいらしくラッキーでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪はざらざら。稜線上には氷や岩が出た場所もあり。 八丁坂上部は急斜面なため滑らないよう注意。アイゼンとピッケルが必要と思われます。 乗越浄土から先は滑落するようなルートではないためアイゼンとストックで行きました。 |
その他周辺情報 | すぐそばにこまくさの湯など日帰り温泉、 明治亭、さくら亭などご当地飲食店あり。 |
写真
感想
先々週に谷川岳でピッケル講習を受け、ピッケルデビューの山として、木曽駒ヶ岳を選びました。
数日前の時点での天気予報は悪天だったのですが、無事好天に恵まれ、青空の元ピッケルデビューすることができました。
■千畳敷〜八丁坂〜乗越浄土
千畳敷駅を出て、準備運動&アイゼンピッケル装備をし、乗越浄土を目指して出発。
朝一の雪質は表面がシャリシャリ、という感じ。アイゼンがよく効き、八丁坂登りで不安は感じませんでした。
千畳敷から木曽駒ヶ岳へのルートでは、八丁坂上部が最も急斜面です。
登り切るのに時間はそれほどかかりませんが、シャツ一枚で汗をかきながら登りました。
■乗越浄土〜中岳〜木曽駒ケ岳
稜線に出ると結構風が吹いており、ときおり身体が押されるような強い風も。
気温は4℃ほどでしたが、風で耳が冷たくなるのでヘルメットの上からフードを被って歩きました。
また、乗越浄土からはピッケルの出番はないので、ストックに持ち替えました。
かっこいい宝剣岳を眺めながらまずは中岳へ。
山頂からは伊那前岳、乗越浄土、宝剣岳、南アルプス、富士山がよく見えました。
中岳の下りでは、夏道上を通りましたが、下り始めすぐに、氷や岩が出ている場所がありました。
中岳を下って次の登りで木曽駒ヶ岳山頂へ着きます。山頂前の最後の登りは結構な急斜面に感じました。
北側西側の遠方に雲が多く、あまり山々は見えませんでしたが、御嶽山、乗鞍岳は確認できました。
■復路(同ルートピストン)
帰りは中岳を巻くルートを通ってみようと思っていたのですが、そちらは雪がなく、誰も通っていないため、なんとなく不安になり中岳に登り返しました。
中岳山頂では座るのに丁度いい大きな岩がゴロゴロしているので、そこに腰掛け贅沢な景色を見ながら軽いお昼ごはんにしました。
登り返してよかったですね。
昼の八丁坂下りは、雪がザラザラになっており、大砂走の急斜面ver.を下るような感じでした。踵がしっかり沈むため、割と安全な下りだったと思います。
一度転んでしまったのですが、ピッケル講習で習った初期制動を行いすぐに止まれました。
かなりぎこちなかったものの、身体がちゃんと動いてピックを突き刺す動作ができたので、講習をうけて正解だったと実感しました。
八丁坂下部では人生初の尻セードを交えつつ下りました。
尻セード、どんなものかと思っていたのですが、かなり楽しかったです。( ´∀`)
■おまけ的な
帰りのバスで菅の台に戻る際、沢山の猿と、なんとニホンカモシカに遭遇しました。
千畳敷には3回行きましたが、野生動物との遭遇は今回が初。
写真は撮れなかったものの、間近で野生のニホンカモシカを見ることができました。
カモシカはなかなか見られないようですが、バスに乗る際は、カメラを構えて周囲をよく観察しているといいことがあるかもしれません。
宝剣岳前で思案中のmont-bell緑服です。天気に誘われて宝剣岳にも冒険してきました。またどこかの山で会いましょう(^-^)v
宝剣岳に行かれたのですね。尊敬します。
もっと修行を積んでいつかトライしてみたいと思います。
moro-sanもよい山行を
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