2025 真夏の尾瀬をグルっと周回〜燧ヶ岳,至仏山

2025年08月03日(日) ~ 2025年08月05日(火)

• GPS: 24:14
• 距離: 41.0km
• 登り: 2,336m
• 下り: 2,350m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:57
• 休憩: 1:02
• 合計: 7:59

距離 16.2km 登り 719m 下り 652m

6:12 スタート地点
6:18 鳩待峠
6:18 6:30 鳩待山荘
7:26 7:32 中ノ原
7:49 7:50 横田代
8:45 8:48 中原山展望台
8:50 8:51 中原山
9:02 アヤメ平
9:17 9:19 富士見田代(尾瀬原分岐)
9:28 冨士見小屋跡
9:31 9:32 富士見峠
9:52 9:53 マイクロウェーブ反射板
10:03 白尾田代
10:17 白尾山
11:05 セン沢田代(道標)
11:45 12:01 皿伏山
12:50 大清水平
13:07 南岸分岐
13:35 13:53 尾瀬沼山荘
13:53 13:54 三平下
14:11 尾瀬沼ヒュッテ

2日目

• 山行: 6:36
• 休憩: 1:12
• 合計: 7:48

距離 10.8km 登り 747m 下り 1,005m

6:40 尾瀬沼ヒュッテ
6:40 6:43 長蔵小屋
6:49 尾瀬沼ビジターセンター
6:54 尾瀬沼東岸
7:04 長英新道分岐
7:41 7:58 沼尻平
10:46 11:19 俎��
11:34 11:52 燧ヶ岳
12:07 12:08 温泉小屋道・見晴新道 分岐
14:13 見晴新道分岐
14:25 原の小屋
14:28 弥四郎小屋

3日目

• 山行: 7:02
• 休憩: 1:04
• 合計: 8:06

距離 14.0km 登り 871m 下り 693m

6:33 弥四郎小屋
7:05 龍宮小屋
7:09 竜宮十字路
7:24 尾瀬ヶ原
7:28 7:29 下ノ大堀川橋
7:39 牛首分岐
7:46 7:47 上ノ大堀川橋
8:14 尾瀬ロッジ
8:18 8:21 至仏山荘
8:36 8:41 山ノ鼻
11:07 高天ヶ原
11:26 12:12 至仏山
12:57 13:03 小至仏山
13:29 笠ヶ岳分岐
13:34 オヤマ沢田代
13:53 原見岩
14:34 14:36 鳩待峠
14:39 ゴール地点

天候

晴れ、時々曇り

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

・尾瀬第一駐車場利用、1,000円/日
・鳩待峠まではバスかタクシー1,300円/片道

コース状況／危険箇所等

【主なマイナールート】
・富士見峠〜大清水平︰鳩待峠からアヤメ平を抜けた富士見峠から白尾山と皿伏山を経由し尾瀬沼へ至るルート。泥濘や倒木等が多く整備が行き届いていないが、その分人気が少なく静かに尾瀬を味わえるコース
・ナデッ窪︰尾瀬沼から燧ヶ岳へ登る最短ルート。谷沿いで岩場が多くちょっとした沢登りっぽいルートだが泥濘が無く道迷いの心配が無い

その他周辺情報

・前後泊は尾瀬第一駐車場に近い宿を利用
・前泊は、尾瀬第一駐車場まで歩いて5分の尾瀬カモシカ村。1泊2食約8,000円/人と格安なのに驚きの夕飯ボリューム、お昼を抜いてたのに食べきれないほどでした
・後泊は、尾瀬第一駐車場から車で5分の片品温泉 湯本千代田館。こちらも1泊2食約8,000円/人と格安なのにボリュームある和食メインの食事と24時間入れる源泉かけ流しの温泉に大満足

写真

8/2 17:24

【8月2日】移動日(名古屋→戸倉)
中央自動車道恵那山トンネルで工事の大渋滞、470kmを7時間も掛かりました。
写真は前泊したカモシカ村の夕食。上から撮ったので目立ちませんが山盛りの野菜天ぷらはじめボリューム満点、食べきれんかった ^^;

8/3 5:17

【8月3日】鳩待峠→尾瀬沼
前夜に食べ過ぎてお腹が空いてないので宿の7時からの朝食はパスして、午後からの雨予報もあって、5時半の始発バスに乗ることにします

8/3 6:05

30分余りで尾瀬入口着、鳩待峠へ

8/3 6:10

100m程歩くと尾瀬入口着、早速記念撮影

8/3 6:07

数日前にオープンした「はとまちベース」は開店前

8/3 6:08

ほとんどの人はこちらの尾瀬ヶ原方面へ向かいますが...

8/3 6:08

我らはアヤメ平方面へ

8/3 6:09

2つの建物の間へ進みます。左は来月オープンの星野リゾートホテルです

8/3 6:22

この表示を見て尾瀬沼へ抜けられるか分からなかったので、試しに尾瀬沼ビジターセンターへ電話で問い合わせたところ、大丈夫と教えて頂きました。朝早いのに素晴らしい対応に感謝

8/3 6:43

このルートはアブが沢山居ました

8/3 6:48

朝日が差してきた

8/3 6:57

段々草ボーボー

8/3 7:00

泥濘も

8/3 7:34

相棒が旅行直前にAmazonで仕入れた滑り止めを装着、安いのに役立つヤツ

8/3 7:43

1時間程で尾瀬らしい最初の湿原に出ました

8/3 7:46

木道は傷んでるとこも多いです

8/3 7:52

いつの間にか見え出した至仏山をバックにおっとどっこい?

8/3 8:03

こんな素晴らしい景色なので、早々に朝ごはんにします

8/3 8:45

標識も多くてありがたい

8/3 9:00

池塘を横目に燧ヶ岳(ひうちがたけ)が見え始めます

8/3 9:00

めっちゃ素敵な天空の楽園

8/3 9:05

燧ヶ岳のズームアップ、ここからは双耳峰に見えます。右が爼嵒2,346m(まないたぐら)で、左は最高峰2,356mの柴安嵒(しばやすぐら)で三角点「燧岳」があるそうです。活火山です。

8/3 9:02

振り返ると大きな池塘越しに至仏山が見事な絵になってます

8/3 9:03

ここアヤメ平は、尾瀬の1、2位を争う素晴らしい場所だと思います

8/3 9:03

然らば、お勉強

8/3 9:03

ふむふむ...

8/3 9:03

今回一番よく見たのはキンコウカかな

8/3 9:06

先に進むと木道補修用の材料が置いてありました

8/3 9:08

この稜線に沿って尾瀬沼へ

8/3 9:10

気持ちの良いお天気です、ここらも天井の楽園感が出てますね

8/3 9:11

しかも勾配のある所はゴムマットが敷いてあり濡れても滑りにくそうで膝にも優しいですね

8/3 9:11

東電さんの整備なら納得です

8/3 9:18

2つ目の湿原、富士見田代です

8/3 9:19

真ん丸池塘と燧ヶ岳

8/3 9:27

富士見峠に降りてきました

8/3 9:29

ちょうど尾瀬沼への中間点ですね

8/3 9:32

見晴へ向かう長沢橋は復旧したそうですが、八木沢橋はまだ通れないようです

8/3 9:37

尾瀬沼方面へ向かうと、車が通れる道が続きます

8/3 9:52

この反射板へのメンテ道だったのね

8/3 9:56

そこを過ぎると一気に道が悪くなっちゃいました

8/3 9:59

巨大ナメクジに遭遇

8/3 10:08

フライング紅葉

8/3 10:16

アカモノ

8/3 10:13

草ボーボー

8/3 10:18

白尾山通過〜

8/3 10:23

倒木も多いです

8/3 10:40

時々段差も

8/3 11:15

木道に苔が多くてコケそうっす

8/3 11:51

皿伏山通貨
〜

8/3 11:56

ここで小腹を満たします

8/3 12:20

瑞々しいスギ苔の塊

8/3 12:21

野菜みたいな水芭蕉の葉

8/3 12:25

ジャングルっぽいな

8/3 12:45

キノコは少々、こいつはちょい毒のベニテングタケ

8/3 12:47

またまた湿原だ

8/3 12:51

大清水平です、湿原にキンコウカの群生

8/3 13:09

尾瀬沼コースに合流しました

8/3 13:09

振り返ると注意書きがあります。
道迷いしそうなとこは無かったけど...

8/3 13:11

流石は尾瀬のメインコース、整備が行き届いています

8/3 13:12

尾瀬沼を堪能できます

8/3 13:13

逆さ燧ヶ岳だ、少しギザギザだけど ^^;

8/3 13:36

ここで缶コーラ350cc@500円を一気飲み、他の小屋では500cc@400円だった > <

8/3 13:44

休憩所に置いてあった模型。地形が分かり易いので何時もじっくり見ちゃう。今日歩いた鳩待峠からのルートは赤色で、2日目と3日目のルートをオレンジ色で着色してみました

8/3 13:44

目線を下げると標高差がよく分かります

8/3 13:56

尾瀬に来たー、感を味わいます

8/3 14:11

巨大倒木を過ぎると...

8/3 14:12

本日のお宿「尾瀬沼ヒュッテ」に到着、ここからは福島県南会津郡檜枝岐村になります

8/3 14:25

泥濘で汚れた靴を洗える場所がありがたい。しかもこのお水、めっちゃ冷たくて美味いの何の、ガブ飲みしたわ、すぐ取り出せるコップ必携！

8/3 14:26

チェクインを済ませた相棒は自販機で早くもチューハイゲット??

8/3 14:25

お外でカンパーイ?

8/3 14:44

記念写真も撮っときます

8/3 15:30

15時から入れるお風呂にはシャンプーリンスとボディソープ完備 Σ(?ω?)

8/3 16:29

夕飯までには時間があるので、近所の散策に出たらいきなり夕立だ ? ?

8/3 16:29

っと、前を見たらビジターセンターに貸出傘を発見！、運が良いわ

8/3 16:36

休憩所の中には...

8/3 16:37

なんと、お船かありました

8/3 16:40

雨に煙る尾瀬沼と燧ヶ岳、味わい深い光景でした

8/3 16:54

小屋に戻ると17時の夕飯がちょうどフライングスタート ??

8/3 18:20

気温は18時過ぎで22.5℃、昼間の暑さが嘘みたいに涼しくなりました

8/3 18:54

そして19時前だというのに、相棒は早くも就寝 *(??o??)??

8/4 5:55

【8月4日】尾瀬沼〜燧ヶ岳〜見晴
おはようございます。
お昼用のお弁当は頼まずに、山盛りの朝ごはんを限界までお腹に詰め込む作戦っす ^^;

8/4 6:40

朝靄の中、燧ヶ岳に向けてヒュッテを出発

8/4 6:40

トンボ天国です

8/4 6:41

途中、開店前のビジターセンターへお借りした傘を返却

8/4 6:46

沼地に浮かぶ今日のメイン

8/4 6:49

ズームアップ

8/4 6:59

植生保護区

8/4 7:05

尾瀬沼ヒュッテの小屋番さんか勧めるナデッ窪ルートに決定したので、長英新道へは行きません

8/4 7:05

沼尻へ

8/4 7:07

この川の周辺は、

8/4 7:08

またもや湿原で...

8/4 7:08

凄いトンポの大群て...

8/4 7:07

指を出したら直ぐに留まります Σ(?ω?)

8/4 7:32

水天国

8/4 7:41

右折がナデッ窪へのルートですが、左折して休憩所へ寄ってみます

8/4 7:41

左が休憩所で、右がおトイレ

8/4 7:43

お勉強しときます

8/4 7:44

おトイレは2階にあります

8/4 7:45

これはありがたい

8/4 7:48

超節水なので、ボタンを押し続けて水を流す時間を長くするのがコツでした

8/4 7:54

休憩所は...

8/4 7:55

なーんもありまへん

8/4 7:59

それでは燧ヶ岳へ

8/4 8:00

谷へ向かいます

8/4 8:05

マイナーコースの佇まい

8/4 8:22

早くも岩場です

8/4 8:29

踏み跡明瞭でピンテもあるし、道迷いの不安無し

8/4 8:50

またまた直前にAmazonで仕入れたスパイク付き滑り止めを装着

8/4 9:06

なかなかのアスレチックさ

8/4 9:22

モグってますなぁ

8/4 9:24

早くもスパイクが取れてる、ダメだコイツは

8/4 9:35

山頂が見てえきた

8/4 10:05

振り返ると尾瀬沼が一望

8/4 10:06

ズームアップで、休憩所と小沼

8/4 10:21

どんどん標高を上げると...

8/4 10:21

長英新道のミノブチ岳2212mが眼下に

8/4 10:22

あの標識は...

8/4 10:22

8合目

8/4 10:29

ハイマツが出てきた

8/4 10:29

2つの山頂を繋ぐクビレ稜線

8/4 10:32

グングン標高を上げます

8/4 10:32

尾瀬沼ヒュッテとミノブチ岳

8/4 10:35

西へ目をやると...

8/4 10:35

初めて尾瀬ヶ原が見えたー ＼(^o^)／

8/4 10:36

ヒカリゴケが付いた岩の先に9合目標識

8/4 10:37

週4でジム通いしてる相棒でも久しぶりの山歩きで筋肉痛が出てる

8/4 10:53

予定の時間通り11時前に最初の山頂2,346m着。爼嵒(まないたぐら)って読めないわ ^^;

8/4 11:20

お隣のピークへ向かいます

8/4 11:28

山頂が見えたー

8/4 11:42

ここが燧ケ岳最高峰2,356mの柴安嵒(しばやすぐら)で、東北地方以北（北海道を含む）の最高峰だそうです

8/4 11:36

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8/5 11:49

こんな場所にゴマダラカミキリが居た！

8/5 11:50

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8/5 14:40

8/5 15:01

8/5 15:08

8/5 18:06

8/5 6:53

【最後に盛夏の尾瀬のお花達】
をまとめてどうぞ ?、最初は一番多かった、キンコウカ（金光花、金黄花）

8/4 10:20

黄色シリーズで続いて、マルバダケブキ（丸葉岳蕗）

8/5 6:45

弟切草（オトギリソウ）

8/5 7:15

オゼミズギク（尾瀬水菊）

8/5 6:41

ズームアップで朝露で瑞々しいオゼミズギク

8/3 12:27

尾瀬の代表花、ワタスゲ（綿菅）

8/4 12:02

続く白色シリーズは、ヤマハココ（山母子）

8/5 6:50

ドクゼリ（毒芹）は、ホントに毒があるそうです

8/5 12:15

同じセリ科のハクサンボウフウ（白山防風）

8/5 7:26

ピンクも交じった、ノリウツギ（糊空木・糊樹）

8/4 10:20

赤身が多い、オンタデ（御蓼）

8/5 7:15

元気なオレンジ色は、コオニユリ（小鬼百合）

8/5 7:15

ズームアップ

8/5 12:15

続いて赤紫な、クモイナデシコ（雲居撫子）

8/5 6:43

ノアザミ（野薊）

8/3 8:28

最後は紫シリーズで、コバギボウシ（小葉擬宝珠）

8/5 6:50

サワギキョウ（沢桔梗）

8/5 13:28

ハクサンフウロ

8/4 9:02

大ラスは、ブルーベリー？、妖精花サンヨウカの実のようです。〜おしまい m(__)m

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

Galaxy S23 samsung

OM-1MarkII OM Digital Solutions

装備

個人装備

・行動着は気温的には半袖シャツ一枚でも暑いくらいでしたが マイナールートでは草木が肌に触れる事が多かったので薄い長袖長ズボンが望ましいと思います<br />・泥濘用にチェンスパがあって心強かったです

感想

ポン太くん2025🐶🐾

この8月に息子が結婚し、新しくベットを迎えたのを機にヤマレコニックネームをペット名「ポン太」に改めました。








今回は、相棒の勤続10年のお祝いで纏まったお休みが取れたので、かねてから2人の旅行リスト上位にあった「尾瀬」に遠征する事になりました。

とは言え、この所、私はお山は遠ざかってたし、そもそも足首に不安があるので、荷物を減らせる小屋泊を下調べしてみたところ、尾瀬の小屋は水が豊富でお風呂まで入れるとの事で、迷わずテンパ泊の選択肢は外す事にしました。

尾瀬のルートは、とりあえず燧ヶ岳と至仏山の2つの百名山を含む周回コースを設定しましたが、調子が悪ければ、尾瀬ヶ原を巡るコースに容易に変更できる点も尾瀬を選んだ理由です。

結果は、移動日含めて4泊5日中、何のトラブルも無く、尾瀬周回中もお天気に恵まれ、期待以上の素晴らしい景色を楽しむ事ができました。
詳しくは、写真をご覧頂ければと思います、300枚近くもありますけど ^^;

ロッタくん 🐶🏠️

尾瀬 数時間のうちに 日程を組んでくれました
師匠は足首に爆弾を抱えているので、今回は 移動にも 1日ずつかけ、かなり ゆとりのある行程 となりました。
念願の尾瀬の素晴らしいこと‼?天候に恵まれ、どこもかしこも絵葉書のよう、天空の楽園リアルジブリです。
豊富な水、快適な山小屋、迷わない道と、何とも贅沢な山行となりました。