乗鞍岳(屏風岳〜大日岳〜剣が峰)
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- GPS
- 05:42
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 792m
- 下り
- 1,327m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
到着時8時ごろ舗装部は満車、未舗装部は半分ほど 三本滝から位ヶ原山荘まで春山バス 料金は片道1,250円で往復は2,500円也 始発は8時45分(5月初旬まで) |
コース状況/ 危険箇所等 |
三本滝までの道路は乾いた路面 位ヶ原山荘から上部はそこそこ積雪は豊富 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は「湯けむり館」 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
日よけ帽子
毛帽子
ブーツ
ザック
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ガムテープ
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
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感想
乗鞍の春山バスが開通したとのことで、久し振りに交通機関を使って行ってみました。
位ヶ原山荘まで楽させてもらうので、そのまま剣ヶ峰や摩利さん滑り台で遊ぶだけではいかんと思い、今回は歩きメインとして山頂お鉢をぐるっと回ってみることにした。
三本滝からは始発便4台だったと思う。なので、150名ぐらいの方が入山した模様。位ヶ原山荘からは屋根板から位ヶ原へと進む。さくっと位ヶ原へ出て、肩の小屋方面へと進む。
今日も槍、穂がよく見える。
天気予報では黄砂の恐れと言ってたので、視界はどうかな〜と思っていましたが、終日視界は良好でした。
肩の小屋手前から朝日岳側へトラバース気味に登っていく。
朝日岳の東側へ進む人達は剣ヶ峰ルートですね。
私は反対へ回って行きます。
ハイマツも少し出ているのみで、歩きやすいトラバースです。
雪面も北向き斜面の割には氷ってなく、歩きやすい雪でした。
風もこの辺りで一時強くなりましたが、それ以外は終始微風と快適な陽気でした。
結局アウターもほとんど着用しませんでした。
朝日岳を西側へ回り込むと大日岳、剣ヶ峰が見えてきます。
こちらからの眺めは新鮮。これからお鉢を回って本日の目的地である屏風岳、大日岳を縦走し、剣ヶ峰からの滑走へと向かいます。気合いが入ります。
まずは屏風岳へのルートですが、いくつかのアップダウンを繰り返しますが、なるべくトラバース気味に進みます。
雪庇もあることから稜線の右、左とルートを変え慎重に進みます。
所々クラックも入っており、大きな穴も見られ緊張感たっぷりです。
屏風岳へのルートは、お鉢の内側をトラバースして東側から回り込み、シールのまま登頂できました。もちろん貸切です。
朝日岳から剣ヶ峰へと続く稜線にたくさんの人が見えます。
また、西面は屏風岳からの広大な尾根筋が視界いっぱいに広がっています。今シーズン何度もチャレンジした神立ノ尾根や中洞権現ノ尾根、千町尾根が見渡せました。やはり、こちらの斜面も素晴らしそうです。
大日岳へは一旦シールのまま滑り、最低鞍部から雪を拾って行けるところまでシールで進みます。
山頂手前でアイゼンに切り換え、雪と岩のミックス斜面を登り、大日岳山頂に到着しましたが、ここでは1グループの方達がおりました。
また、山頂の道標に鉄製?と思われる棒が刺さっておりました。
ここから板に履き替え、剣ヶ峰との鞍部へ滑り込みます。
そこからのルートは今シーズン2度目ですが、前回は北側の岩場を登りました。
今回は、南面の雪付きにつぼ足のトレースがあったので、そちらのトレースに沿って登りましたが、雪が腐っていて登るのに一苦労。このトレースはもっと早い時間のものですね。
進退極り途中で岩場の方へ慎重にトラバース。
何とか山頂に立ちました。
時間が遅いのか剣ヶ峰山頂が貸切でした。
しかし、長野県側へ回るとたくさんの外国の方達がいて滑走の準備をしているところでした。
乗鞍でこんなにたくさんの外国の方を見るのは初めて。
白馬並みになってきたんでしょうか。
時間も遅いので自分も滑走の準備をして、剣ヶ峰直下の斜面に飛び込む。
ザラメですが、それほど重くもなく最高の斜面でした。
位ヶ原まで下り、下山はツアーコースで下りて行きます。
5〜4番標識あたりからブッシュが目立ち始め、モーグル斜面になってきます。
ツアーコース入口斜面は何とか雪を拾いゲレンデ近くまで下りました。
次の週末はもっと厳しいでしょうね。
ゲレンデに少し雪が残っているところがあったので、根性で笹やぶを板のまま下る。
が、案の定1回こけました。(笑)
行けるところまで板を履いていきましたが、早めに諦めたほうが得策ですね。
雪のないゲレンデにはふきのとうが一杯で、みなさん拾っていました。
本日のルートは大満足でした。雪のある時期にしか行けないルートです。
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