袖平山北尾根〜地蔵尾根〜檜洞丸北尾根〜檜洞丸〜つつじ新道


- GPS
- 10:00
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 2,484m
- 下り
- 2,326m
コースタイム
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:西丹沢自然教室から最終便で小田急新松田駅へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
袖平山北尾根及び檜洞丸北尾根はバリエーションルートだが、危険個所はなくルート間違いの心配もほぼない。一方、「山と高原地図」に赤点線表示コースの地蔵尾根は岩稜の痩せ尾根で傾斜も急で地図にある通り下りでは危険度が増す。道迷いの心配はリボンが付されているのであまりないと言えるのだが、うっかりミスばかりの私は2度ほど軌道修正を行った。河原では増水時の渡渉は確かに難儀と思われる。 |
写真
感想
今回は前々回のほぼ主脈縦走よりややロングのコース設定をした。袖平山ピークを踏むこと、檜洞丸北尾根を登ることをメインにした計画だったが、結果としてその中間区間である地蔵の頭から岩水沢出合に降りるまでの地蔵尾根下降が印象に残るものとなった。その区間は山と高原地図には赤点線で記載されておりバリエーションルートではない。少し軽い感じで臨んだのだが、思った以上に岩稜の痩せ尾根で険しい下降だった。
■袖平山北尾根は道迷いの心配はなかった。とにかく踏み跡を辿り上を目指せばどうってことはない。しかし、あとでログを見たところ地形図に表示されているルート線とは異なるルートを歩いていた。急登の場面が多かった。
■地蔵平からいよいよ地図に”上達者向き、下りは危険”ときさいのあるルートなので気を引き締めた。地蔵尾根の下降点はフェンスや茂みやらで見つけるのにいささか戸惑った。こういう時GPSは大いに役に立つ。茂みの中に赤テープを見つけ下降に入ったが、端から急激な下り。その後も岩稜の痩せ尾根の連続。ところどころ気が休まるところはあるものの大半は緊張感を持って下るという状態が続いた。途中からはロープも頻繁に現れたが、ロープには頼らないようにした。下降の途中で2回ほど進路の軌道修正をする場面もあった。
■沢に下り立ったところでほっとした。右岸から左岸に石伝いに渡渉できるところを探して靴を濡らすことなく何とか渡渉。増水時は靴脱いで下半身ずぶ濡れで渡渉するしかないようだ。河原の左岸寄りを下り檜洞丸北尾根への取付き地点を探す。少し上にある林道(広河原入口地点)に至るルートが分かりづらい。正規の道ではないと思いつつもあるようなないような藪の中の踏み跡を辿って数分後に登り出た。その出た地点の数m先が北尾根への進入口なのだが、ついうっかりして林道をどんどん道成りに進んでしまった。途中間違いに気が付いて引き返した。林道に出たところで気が緩んでしまい、注意力に欠ける性格が加わって生じたうっかりミス。間違える必要もないところで骨折り損をした。
■檜洞丸北尾根はリボンも頻繁にあり道迷いの心配も、危険個所もなく地蔵尾根に比べれば段違いに歩きやすい尾根であった。しかし、うっかりミスのトラウマからか、今歩いている道が正しいのか疑心暗鬼になりちょっとばかりであるが確認にひき戻るようなバカもやったりした。
北尾根は歩きやすいとはいっても登り返しで疲労が蓄積しているせいで足が重い。ゴールの西丹沢自然教室の最終便バス18:58を考えると急ぐ必要もないので何度も休みながら登った。途中でストックの下段部分が折れていることに気付いたものの果たしてどこで折れたのかわからない。
■檜洞丸頂上のベンチの傍に飛び出た。これでやっとあとは下るのみで一安心。ツツジ新道を下って暗くなる前にバス停にゴールした。バスを待つ間に辺りは真っ暗になってしまって、バスがやってくるまではちゃんとバスは来るのだろうかと心細さも覚えてしまった。帰宅は日帰りとしては珍しく遅くなり22時を過ぎてしまった。
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