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Yamareco

記録ID: 855732
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

火打山 妙高山 小屋泊ピークハント

2016年04月25日(月) ~ 2016年04月28日(木)
 - 拍手
pyorosuke その他1人
GPS
80:00
距離
46.0km
登り
4,392m
下り
4,392m

コースタイム

1日目
山行
9:00
休憩
0:00
合計
9:00
7:00
60
スタート地点
8:00
120
10:00
60
11:00
180
14:00
60
15:00
60
16:00
宿泊地
2日目
山行
8:20
休憩
1:40
合計
10:00
7:40
170
10:30
0
10:30
0
10:30
12:10
60
13:10
40
13:50
30
14:20
40
15:00
60
3日目
山行
3:00
休憩
0:00
合計
3:00
8:00
120
10:00
60
11:00
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
大倉乗越から長助池下降は雪付悪し
笹ヶ峰まで道路に雪はなし。登山口から遊歩道分岐までの木道も無冠雪。
笹ヶ峰まで道路に雪はなし。登山口から遊歩道分岐までの木道も無冠雪。
黒沢付近。橋も架設済み。
黒沢付近。橋も架設済み。
十二曲の急登。朝早いが気温高くすでに腐り気味。つぼ足で登る。
十二曲の急登。朝早いが気温高くすでに腐り気味。つぼ足で登る。
十二曲上から針葉樹林の尾根を登る。下山時この付近まで十分な雪あり。山スキーはこの辺りまで滑走可。
十二曲上から針葉樹林の尾根を登る。下山時この付近まで十分な雪あり。山スキーはこの辺りまで滑走可。
富士見平上、黒沢岳トラバース入り口までは夏道を外れて直登。2万5千地形図の2062mピーク側を上る。
サクラ谷を挟み(左から)焼山、影火打、火打。
1
富士見平上、黒沢岳トラバース入り口までは夏道を外れて直登。2万5千地形図の2062mピーク側を上る。
サクラ谷を挟み(左から)焼山、影火打、火打。
高谷池ヒュッテに荷物デポして火打へアタック。天狗の庭も雪は腐れている。踏み抜き対策にワカンかスキーは必須。
高谷池ヒュッテに荷物デポして火打へアタック。天狗の庭も雪は腐れている。踏み抜き対策にワカンかスキーは必須。
火打山の肩より妙高山方面を振り返る。
火打山の肩より妙高山方面を振り返る。
火打方面。緩く近く見えるが雪も悪く斜度もありなかなか手こずる。雷鳥のふんを探すが全然見当たらない。
火打方面。緩く近く見えるが雪も悪く斜度もありなかなか手こずる。雷鳥のふんを探すが全然見当たらない。
山頂より焼山を望む。この春から登山禁止。噴煙が音を上げている。
山頂より焼山を望む。この春から登山禁止。噴煙が音を上げている。
稜線のやや日本海側をセッピに気をつけ下る。この付近で熊を目撃(1回目)。
稜線のやや日本海側をセッピに気をつけ下る。この付近で熊を目撃(1回目)。
夜は小屋に素泊まり。ガス、調理器具、食器が使い放題の自炊部屋ですき焼き。生卵うまし。
夜は小屋に素泊まり。ガス、調理器具、食器が使い放題の自炊部屋ですき焼き。生卵うまし。
翌朝は快晴。6時に小屋を立つ。北アルプス後立山連峰とその隙間に剣岳や大汝が見える。
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翌朝は快晴。6時に小屋を立つ。北アルプス後立山連峰とその隙間に剣岳や大汝が見える。
茶臼山と大沢岳の鞍部へ。この時間は雪が硬くスムーズ。ここから茶臼山から黒沢池ヒュッテへ伸びる尾根へトラバースし、小屋へ下る。正面外輪山上に妙高山が顔をのぞく。
茶臼山と大沢岳の鞍部へ。この時間は雪が硬くスムーズ。ここから茶臼山から黒沢池ヒュッテへ伸びる尾根へトラバースし、小屋へ下る。正面外輪山上に妙高山が顔をのぞく。
黒沢池ヒュッテ上部の沢の源頭部をトラバース。振り返ると背後は茶臼山。この辺りまでは山スキーヤーも入山している様子。
黒沢池ヒュッテ上部の沢の源頭部をトラバース。振り返ると背後は茶臼山。この辺りまでは山スキーヤーも入山している様子。
大倉乗越から妙高山を望む。ここからは夏道をたどらず、長助池へ直降。最上部で弱層テスト。日々の気温のため掘れる深さに弱層はなく妙高山行きを続行。
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大倉乗越から妙高山を望む。ここからは夏道をたどらず、長助池へ直降。最上部で弱層テスト。日々の気温のため掘れる深さに弱層はなく妙高山行きを続行。
乗越を振り返る。ただのがけに見える。まだ雪はぎりぎりアイゼンが効く。
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乗越を振り返る。ただのがけに見える。まだ雪はぎりぎりアイゼンが効く。
長助池へ下降。乗越以外の斜面にはもれなくセッピが発達。下降(登攀)はリスクが高く厳しい。
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長助池へ下降。乗越以外の斜面にはもれなくセッピが発達。下降(登攀)はリスクが高く厳しい。
長助池からの妙高山。右手の外輪山は雪崩が多発。デブリの到達範囲をさけ、妙高山側をトラバース気味に登攀する。ルートは妙高山北西の沢をつめる。
長助池からの妙高山。右手の外輪山は雪崩が多発。デブリの到達範囲をさけ、妙高山側をトラバース気味に登攀する。ルートは妙高山北西の沢をつめる。
妙高山本体の中腹をトラバース気味に登る。雪崩の危険は少ないが上部からの落石の危険は残る。
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妙高山本体の中腹をトラバース気味に登る。雪崩の危険は少ないが上部からの落石の危険は残る。
雪解けが早く枝がうるさく時間を要するが山頂北鞍部に到達。山頂へは稜線をつめればすぐ。妙高高原側への滑落注意。周辺には生き物のふみ跡多数。
雪解けが早く枝がうるさく時間を要するが山頂北鞍部に到達。山頂へは稜線をつめればすぐ。妙高高原側への滑落注意。周辺には生き物のふみ跡多数。
山頂!暖かくまったりできるが、帰路に大きな不安となる。
3
山頂!暖かくまったりできるが、帰路に大きな不安となる。
北アから高妻(戸隠)、黒姫、志賀高原、遠方は中越三山、佐渡島までよく見える。写真は北アと手前三田原山外輪山には発達したセッピが確認できる。
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北アから高妻(戸隠)、黒姫、志賀高原、遠方は中越三山、佐渡島までよく見える。写真は北アと手前三田原山外輪山には発達したセッピが確認できる。
昨日登頂した火打山方面。焼山の噴煙が絵になる。
昨日登頂した火打山方面。焼山の噴煙が絵になる。
気合を入れて下山へ。途中で熊を目撃(2回目)。登りと違いやぶも気にならず、一気に下る。
気合を入れて下山へ。途中で熊を目撃(2回目)。登りと違いやぶも気にならず、一気に下る。
落石に注意しつつシリセードーを駆使して高速下山。
落石に注意しつつシリセードーを駆使して高速下山。
長助池でワカンに替え、乗越へ登り返す。しんどいが長居はしたくない。
2
長助池でワカンに替え、乗越へ登り返す。しんどいが長居はしたくない。
乗越上部の傾斜。雪は完全に緩み、なかなか上れない。しんどさを感じ始めたころ突破。
2
乗越上部の傾斜。雪は完全に緩み、なかなか上れない。しんどさを感じ始めたころ突破。
平原と化した黒沢池から茶臼黒沢鞍部へ直登。
平原と化した黒沢池から茶臼黒沢鞍部へ直登。
この日も余裕をとるため高谷池ヒュッテに宿泊。緊張感はあるが充実した一日に満足。
この日も余裕をとるため高谷池ヒュッテに宿泊。緊張感はあるが充実した一日に満足。
3日目は下山のみ。黒沢のトラバースも朝一は硬く少し緊張。
3日目は下山のみ。黒沢のトラバースも朝一は硬く少し緊張。
富士見平で火打とお別れ。すばらしい景色を見納め。ここからは持参した簡易ソリでシリセードー下山。2062mピークから南東への沢は滑走に気持ち良いが急崖より下へは大沢源頭部への迷い込みに注意。尾根を下ろう。
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富士見平で火打とお別れ。すばらしい景色を見納め。ここからは持参した簡易ソリでシリセードー下山。2062mピークから南東への沢は滑走に気持ち良いが急崖より下へは大沢源頭部への迷い込みに注意。尾根を下ろう。
笹ヶ峰へ無事下山。
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笹ヶ峰へ無事下山。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル ビーコン スコップ ゾンデ 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール ヘルメット
共同装備
スコップ ワカン

感想

初投稿です。ルートの作成に失敗して二回山に登ったことになっていますが、実際のルートと縦断図は半分までです。使い方勉強します。
テーマは少し何度の高い山を安全に余裕を持って登る、でした。
小屋伯二泊の余裕を持った行程としました。
火打山は多数の入山者、妙高山はトレースはほぼ皆無でした。
不幸なことに妙高山アタックの前日(私の火打山登山日)に遭難死亡事故が発生。警察にトレース跡などの報告などを行いましたが、不幸な結果となってしまいました。
この時期の燕登山道を利用した妙高山は自分には無い選択肢ですが、やはり同じ山で人が亡くなった事実は辛くしんどいです。
安らかに眠って下さい。合掌。

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