記録ID: 8582398
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
夏の涸沢テント泊へ!からの奥穂高岳~前穂高岳~岳沢周回コース⛰️
2025年08月19日(火) ~
2025年08月20日(水)

体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 16:51
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 1,982m
- 下り
- 1,984m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:15
距離 15.9km
登り 829m
下り 27m
2日目
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 3:03
- 合計
- 10:30
距離 10.6km
登り 1,096m
下り 1,894m
15:54
| 天候 | 基本全行程晴れ☀️(涸沢テント場で午後一時雨、穂高稜線上はガス&晴れ間) |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
19日朝6時のバス(臨時便)に乗りましたが、平日にもかかわらず沢渡BT駐車場は満車一歩手前でした💦。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
初の区間もあったので一応、山仲間に聞き込みしたり、ウェブやYouTubeなどを参考に事前調査しました。今回、それら情報と特段違うところはありませんでした。 以下は実際に歩いてみて感じた僕の個人的な注意ポイントです。 ・ザイテングラードの岩場とガレ場 ・穂高岳山荘から奥穂高岳への最初の崖登り ・吊尾根(奥穂高岳-前穂高岳間)の岩場・ガレ場(特に浮石)と道迷い(マーキングの見落とし) ・前穂高岳から岳沢小屋への激下り(層状の一枚岩、鎖場、はしご) いずれも時間的に体力的に、そして気持ち的に余裕を持って慎重に行けば大丈夫なのですが、現実的にそう簡単にいかないと思います。あらゆる場面を想定し、上の3点に加えて装備や万が一の備え(応急セットや保険など)も万全に臨みましょう。 |
| その他周辺情報 | 上高地内だけでなく、沢渡から松本・安曇野に下りて来ても日帰り温泉やグルメが豊富です。お山とセットで楽しめたら最高ですよね。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
いつも雑誌や動画で見ているだけだったこの場所に自分も来られるとは感動です!
と思いきや、行くも戻るも大変なこの場所まで来てしまったこと、これから挑まんとする困難な進路への不安もあり、想像していたほど喜べない自分がいました
と思いきや、行くも戻るも大変なこの場所まで来てしまったこと、これから挑まんとする困難な進路への不安もあり、想像していたほど喜べない自分がいました
前穂高岳の標柱からゴロゴロ岩の上を少し北に進んだ際から涸沢カールを覗き見ることが出来ました。これでテント場から見上げていた前穂山頂と目が合いました。ここまで来る人は割と少ないんじゃないかな?
景色は最高なんだけど…、見えていて遠い、岳沢小屋。
しかしここの激下り、斜度も一歩一歩の落差もあって、重装備かつここまでの長い行程を進んできた身(特に脚)にとって非常にキツかったです。
僕の中で、合戦尾根を遥かに超える、北ア3大急登に認定されました、はい
しかしここの激下り、斜度も一歩一歩の落差もあって、重装備かつここまでの長い行程を進んできた身(特に脚)にとって非常にキツかったです。
僕の中で、合戦尾根を遥かに超える、北ア3大急登に認定されました、はい
先日、近所の、本当に街からすぐの裏山を少し登った崖の上のベンチでひとりコーヒーを飲んでいると、その崖からヒョコっとカモシカが顔を出してお互い目が合い、僕が驚いて声を出すとカモシカも驚いて去って行ったことがありました。改めてその崖を覗いてみると、本当に垂直に切り立っており、こんなところを登ってくる、そして去っていく(落ちていく?)カモシカってどんなだよって思ったことを思い出しました
装備
| 個人装備 |
メッシュレイヤー(MILLET ドライナミックメッシュS/S)
ベースレイヤー(Patagonia キャプリーンクールグラフィックS/Sシャツ)
長袖シャツ(Patagoniaメリノブレンド)
ウィンドシェル(Rab Vital Hoody)
ズボン(Patagonia RPS Rock Pants)
靴下(smartwool Mid-Hike)
グローブ(MAVICショートグローブ)
インサレーション(TNF FLパーカー)
雨具(上: MIZUNO BERGTECHレインスーツ 下: mont-bellストームクルーザー)
キャップ(RIDGE MOUNTAIN GEAR Basic Cap)
靴(SCARPA LIBELLE RUN)
ザック(GREGORY BALTORO 70)
ザックカバー(mont-bell 40/50)
ストック(LEKI MAKALU Antishock)
ストーブ(IWATANI PRIMUS P-153ウルトラバーナー)・Power Gas 250T
マグカップ(Snow Peakチタン450ml)
水筒(platypus 2L+Nalgene 1L)
食事(4食分)
行動食
非常食
飲料
簡易折り畳み座布団
スマホ(地図・コンパス・計画書・GPS・カメラ)
紙地図
笛(ザック備え付け)
ヘッドランプ(PETZLx2)
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
緊急保温具(SOLエマージェンシーブランケット)
タオル(SEA TO SUMMIT AIRLITE TOWEL S)
テント(Puromonte VL-25)
シュラフ(mont-bellダウンハガー)
シュラフカバー(mont-bell)
グランドシート(タイベックシルバー)
|
|---|---|
| 備考 | ・ザック総重量が重かった(約15-16kg)ため、水分は使う分だけ山小屋で調達しました(Platypusは使用せずNalgene 1L(アクエリアス)のみで行動)。 ・使いかけのガス缶(IP-250T)が2日目の朝食(@穂高岳山荘)の湯沸かしでギリギリ切れてしまいました。その後は行動食でしのぎ、大きな影響はありませんでしたが、ガス残量のチェックを怠ったこと、反省です。 ・忘れたもの: サングラス。度付きではないので結局は視界を得るためにメガネで行動することになるので同じことですが、特に雪シーズンなら目にダメージを受けてしまうので度付きサングラスを調達しようと思います。 ・あったら良かったもの: 軽量で電池いらずのCarry the Sun。山行前に買うか迷ったのですが、災害時にも使えるしあったら良いかなと思いました。 ・サック本体含めて、全体的に装備一つひとつの軽量・コンパクト化を図らねばと感じました。いろいろと研究します。 |
感想
おおかたを写真と共に振り返り、写真へのコメントとして記録しました。
本当に久しぶりのテント泊登山で、その割に計画も行き当たりばったり的なところもあったり、装備や準備面にも不十分なところがあったりと反省しきりです。
でも、それでも安全に帰ってくることが出来たことは少しは自信に繋がりましたし、日頃の訓練の成果かなとも思いました。そして得られたことも多くありました。
これを糧に、山への取り組みを更に深化させて行こうと思います。お疲れ様でした。
また次の山で会いましょう!
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