三度目の正直。槍ヶ岳初登頂!!
- GPS
- 26:08
- 距離
- 35.6km
- 登り
- 3,623m
- 下り
- 3,639m
コースタイム
- 山行
- 11:06
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 11:08
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 4:23
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 6:29
天候 | 4/29 小雨→15:30ぐらいから晴れ、風なし 4/30 晴れ→高曇り→槍平で穂高連峰を西から東へ流れる笠雲を見る →14:30ぐらいから翌朝の8:00まで雪&みぞれ、風なし 5/1 8:00まで雪&みぞれ→曇り、飛騨沢はガスの中(ホワイトアウト) 標高2900mぐらいから強風で飛騨乗越からの稜線上は暴風でした。 (飛騨乗越で簡易風速計で30.7m/sを計測。) 5/2 日の出の時間は曇り→朝7:00には晴れ、稜線は風はあったが問題ない程度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
4/30〜5/2 車は新穂高温泉無料駐車場に止めました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山届は提出しましょう! また、下山届も提出しましょう! 平成26年12月1日より「岐阜県北アルプス地区における山岳遭難の防止に関する条例」により登山届が義務化されます!(罰則あり) http://www.pref.gifu.lg.jp/kurashi/bosai/sangaku/11115/jourei.html ・GWの晴れの日はポカポカ暖かいですが天気が崩れれば雪山に逆戻りです・・・ 荷物が重くなりますが雪山装備1式を担いで登りましょう! また日中気温が上がるので雪崩にも気をつけましょう!! 【中尾高原口〜クリヤの頭の手前の区間】 ・トイレ、山小屋はありません。 ・渡渉箇所は4か所ありました。 クリヤ谷は雪解け水が勢いよく流れていたので慎重に渡りました。 クリヤ谷以外の渡渉箇所は問題なく渡れました。 ・標高1750m過ぎから雪が出てきます。 先行者は無くノートレースでした。 雪はグサグサで踏み抜きます。 谷筋の登りはステップがきりやすいですが踏み抜きに注意が必要です。 【新穂高温泉〜槍ヶ岳】 ・槍平小屋は営業していません。 トイレは使えました。 http://yaridairagoya.sakura.ne.jp/index.html ・槍ヶ岳山荘は営業しています。 トイレはもちろんありますし、水分やご飯もあります。 http://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/ ・滝谷避難小屋までは谷の雪の横断を除けば、ほぼ夏道です。 ・飛騨沢は旗竿があるので道迷いの心配は少ないと思います。 今回は積雪があり雪崩の心配をしましたが雪状態はよかったので問題なく登り下りしました。 (雪の状態は日々刻々と変化するので、雪崩についてはその場で自分で判断してください。) ・飛騨乗越からの稜線上は暴風でした。 私は同じか少し弱いぐらいの風を経験したことがあるので恐怖感はなかったです。 風雪で低体温症にならないよう防寒防風対策をしっかりしておきましょう! ・槍の穂先への核心部分は写真65の四角オレンジ部分の登り下りでした。 陽が昇って気温が上がれば雪が緩み問題なく登り下りできると思いますが、不安があれば(特に下山に)無理せず登るのは諦めましょう! ▶今回の核心部分は縦走登山です。 ・質素な食事で軽さを取るか美味しい食事に美味しいお酒で重い荷物を取るか・・・ それはあなた次第です!!(笑) |
その他周辺情報 | 帰りに『新穂高の湯』で汗を流しました♪ http://www.okuhida.or.jp/roten_catalog/detail?id=2204 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
今年のGWは槍ヶ岳を絡めて北アを縦走しようと、中尾高原口→笠ヶ岳→笠ヶ岳山荘(小屋泊)→双六小屋→西鎌尾根→槍ヶ岳→槍ヶ岳山荘(テント泊)→横尾→蝶ヶ岳→常念岳→常念小屋(テント泊)→大天井岳→燕岳→中房温泉、というタフな計画を立てました。
天候・雪の状態・重い荷物を担いでスタスタ歩ける体力・・・今の自分にこの縦走計画通りに歩ける力があるのだろうか?
3度目の正直で槍ヶ岳に登頂できるのだろうか?
Climbing‼
ヾ響
・4/29(1日目)
■天気は小雨で初日からやる気が無くなる(-_-)
■雪がでてくると踏み抜き地獄でやる気が無くなる(-_-)
■4泊5日の雪山テン泊装備1式で33kgもあったのでペースは上がらないし肩が痛くてやる気が無くなる(-_-)
■ノートレースの雪道を登っているとルーファイをミスって夏道から逸れたところを登っていて気が滅入る(-_-)
■時間と体力を消費しクリヤの頭の手前まで登ってきたが、ここで熟孝してこのまま登って燕岳へは行けないと判断し中尾高原口へ下ることにした。
・4/30(2日目)
■当初の計画で今日の宿泊地は槍ヶ岳山荘なので、新穂高をゆっくりめの時間にスタートする。
■夏道を快適に歩いていたがお腹が空いたので槍平で早めの昼食をとる・・
■前日の夕飯に考えていた焼きそばを食べることにした(肉が傷むと悪いので)が調理に時間を取られ、ご飯を食べてお腹がふくれたら重い荷物を持って歩くのが面倒になってしまい燕岳までの縦走は止めて今日は槍平で泊まり明日槍ヶ岳までのピストンしようと考えが変わってしまった・・・(-_-;)
■テント幕営後にワインと日本酒で1人宴会開始!!
■気分よく横になっているとバタバタとテントをたたく音がするので外を見てみると雪がふっていた。予定通り槍ヶ岳山荘をめざしていたら暴風雪の中の登山になっただろうと思う。
■結果的に槍平でテント泊は正解・・・日頃の行いがよかったということか?(笑)
・5/1(3日目)
■今日中の下山を考えると朝早いうちに槍平を出発したいが雪が止まない・・・
朝食をとり登山の準備をして待機する。
■雪が止まなければ停滞と考えていたが雪が止む。新穂高から登ってきた人たちがテン場を通り過ぎていくのを見て私も重い腰を上げ出発した。
■飛騨沢はガスっててホワイトアウトしていたが旗竿、トレースのおかげで間違いなく登れた。また心配していた雪の状態はよかったので雪崩の心配もなく登れた。
■標高2900mを超えると風が強くなってきた。飛騨乗越からの稜線上は暴風(簡易風速計で飛騨乗越で30.7m/sを計測した。)でしたが特に問題なく歩けました。おそらく過去に同じぐらいの強風を経験したことがあるので今回の風はそれほど気にならなかったのだと思います。
■この日は当然のことながら槍の穂先へアタックはできないので翌日の晴れるという天気予報にかけて槍ヶ岳山荘に泊まることにした。
・5/2(4日目)
■予報通り風はおさまり穂先へのアタックの道が開けた。しかし朝食前に登っている人が写真65の四角オレンジ部分で悪戦苦闘しているのを見て少し不安になった。
■この日一番に穂先へ登った福岡から来たソロの方にいろいろ情報をもらい登れる核心が持てた!
■核心だと思っていた写真65の四角オレンジ部分は登ってみると問題なく簡単に登れたし下れた。
■3度目の正直でようやく槍ヶ岳の山頂に立てた!!
■下山はあっという間だった。
・美味しい食事に美味しいお酒を選択して重い荷物で登りましたが、正直きつかったです(笑)
・当たり前のことですが・・・GWは晴れればポカポカ陽気で暑いぐらいですが、天気が崩れれば雪山に逆戻りということがわかっていたので、ロング縦走計画で荷物を軽くしたいところでしたが重い雪山装備1式を担いで登りました。
・自分の体力の無さを痛感しました(-_-)
反省
・雪山、天候、重装備などいろいろな条件がありますが、やはり今回の計画は当初から無理があったのだと思います。
ただ、現場で当初の計画を諦め白紙に戻して修正できたのは良かったと思います。
焼きそば!マヨネーズですかー? ?しかし、ご無事で何よりです 山頂の写真!最高ですね
そーなんです
マヨネーズ欲しかった(笑)
山は晴れの日が1番です
ヤマパンさん こんばんは〜
タフなコンディションの中での槍登頂おめでとうございます!
途中での撤退からの進路変更は正解だったと思いますよ!
…自分なら迷わずに「質素な食事で軽さを取る」ほうを選択します
この時は多くのかたの遭難事故などあり多少心配してましたけど無事に下山お疲れ様でした!
…またいつかどこかで会うことがあったならゆるゆるなハイキングのお供に連れてってくださいね
drunkyさん、昨日の燕岳お疲れさまでした。
中房温泉よかったですね
またそのうちコラボしましょう!
結局GW最終日の今日は何処にしましたか?
槍ヶ岳登頂、おめでとうございます!!
この後に、壁登ったんですねー
タフですね〜
翌日の岩はなじでしたか??
DSAさん、ありがとうございます
杉滝よかったですよー
良いゲレンデですね!!
でも、まだまだということを実感しました・・・
アイゼン付けて登るのは慣れが必要です
悪天候ありの山行でしたが
槍ヶ岳登頂おめでとうございました
なかなかの重装備だったようですが
結果的にいい判断が出来て、いい山行が出来たようで良かったですね!
お疲れ様でした(^^)/
bamosuさん、やりました!!
ようやく槍ヶ岳登頂です(笑)
山パンさん
おはようございます。(^-^)/
する前に
半分、食べちゃったんですね。
最高の槍ヶ岳。
おめでとうございます!
sionさん、槍ヶ岳山荘に泊まった甲斐がありましたよ!!
私的には穂先へ登る前は多少不安はありましたが、登ってみたら全然問題ありませんでいした(笑)
今年のGWは連日悪天候で、遭難者も多数。ヤマパンさんはどうされているのか心配しておりました。無事のご帰還なによりです。そして登頂おめでとうございます。
梯子からの写真とか迫力がありますが、撮影するのは大変だと思います。(見ている方は楽しいんですが.. )
これからも安全第一で、お願いします。
tuchyさん、ありがとうございます。
これからも安全登山を楽しみます
無謀な計画は時々立てますが無理はしません!!
ダメだと思ったら引き返す判断はできるので(笑)
そうでしたね。私の様など素人が余計なことを言いました。申訳ありません。
いえいえ、心配して頂きありがとうございます
ログ見つけました。
乗越から山荘まで共にして頂いてありがとうございます
山荘の後姿は私ですか?
装備は、さすがですね。
またどこかでお会い出来るといいです。
お疲れ様でした。
ss3rさん、コメントありがとうございます
山荘前の写真はss3rさんの後ろ姿ではなくて、暴風の中を一緒に登ったもう一人のソロの方ですよ。
また何処かでお会いした時はよろしくお願いします。
お疲れさまでした
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する