北岳〜間ノ岳

- GPS
- 15:02
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 2,709m
- 下り
- 2,670m
コースタイム
- 山行
- 2:03
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 2:25
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 2:26
- 合計
- 9:06
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:38
| 天候 | 1日目:晴時々曇 2日目:早朝ガス→晴時々曇 3日目:早朝から快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 広河原→芦安 乗合タクシー(ハイエース、助手席含め客9名が揃った段階で出発、協力金含め1700円、区間運賃はバスより安い、協力金の領収証をもらえる) 芦安→甲府 山梨交通バス利用 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
【広河原⇔白根御池小屋】 樹林帯の道。日差しは基本遮られているが風もないため、晴れると暑い。これは山登るならどこも同じかね 2か所のベンチポイントが休憩適地。両ベンチとも鳳凰三山の展望有り。展望良いのは第2。でも少し狭い。 【白根御池小屋】 ・山小屋WiFiが使えなかった。au以外ユーザはこちらへのボタンをタップしても反応なし。一緒にいたおじさんも同じ場所でフリーズ。最終的に2人とも断念した。 ・コンセントのサービスなし。山小屋内にコンセントが無いのだ。充電したい場合は100円でスタッフにスマホと充電用の機器を渡す形となる。これは結構不便。 ・地酒が揃っている。自分は七賢を呑んだ。美味。一杯1000円 ・コーラ700円、SOYJOY300円 ・トイレは小屋泊の人は館内トイレ利用可。洋式水洗トイレ。大変綺麗。 【草すべり】 小太郎尾根分岐までつづら折りの直登。大樺沢二俣へ行くと少し標高下げてしまうので、殆どの人は草すべりを登っていく。7月は花が咲き乱れてそうな良いエリアでした 【小太郎尾根分岐⇔北岳肩の小屋】 晴れてれば快適な稜線。一部岩稜帯あり片側通行しかできないため渋滞が発生する 【北岳肩の小屋⇔北岳】 肩の小屋から登っていくと、特に視界が不良だと、あれが山頂かと思わせるピークがあって騙されます(笑) 【北岳⇔北岳山荘】 一瞬ですがちょっとざれてるところがあります。一点支持で何か間違えると怪我するよ、慎重に行こうね、的な。それも短いです 【北岳山荘⇔間ノ岳】 手前の小山は何もピーク名はついてません。その奥が中白根山。ここからの展望は見事。中白根山から間ノ岳はダウンはたいしたことないです。アップは、見えている最高点は山頂ではなく、そこから少し奥に行く必要があります。どんとたくましい間ノ岳は、やっぱり山頂部もしっかりどでかいのです。危険箇所なし 【北岳山荘】 生ビール1000円 かっぱエビセン150円 山小屋WiFiすんなり利用できた。au以外ユーザはこちらへのタップが出来たと言うことです。QRコードでページを読み込むわけだし、通信料の一部はコミッションとして山小屋に還元される仕組みでしょう。すると、見た目同じようなページだけど、各小屋毎にページが作られてそうですね。白根御池小屋のページで、リンク先のアドレスに変な文字が入ってしまってクリックできなくなってるのかも。とすると、白根御池小屋は売上損してるね。教えてあげればよかったかな。 充電用のコンセントとタコ足が共有スペースに置いてあって勝手に充電します。1回100円をコイン箱に投入する感じ。 【小太郎尾根】 最初の10分だけ歩いて撤退しました 理由は以下の通り ゝ泙忘粛が滑りやすくなります。歩く人が少なくて踏み固められていないのでしょう。 踏み跡がいくつかあってルート不明瞭です。稜線を辿っていったらガレ場に誘導されてしまいました。途中で少しガレ場を避ける道があったと思われます。 これは実際に歩いた人の情報ですが、ハイマツが覆いかぶさって足元が見えにくくなるそうです。 この調子だとコースタイム通りに歩けないなと思い撤退を決めました。まあ、事前にほとんど調べもせずに尾根に入った事自体が阿呆でした。さっさと撤退して良かったです。でもいつか行ってみたいと思わせる道でもありました。 【大樺沢二俣】 おおかんばさわふたまた、と読みます 北岳バットレスが格好良いです。草すべりよりやや緩やかに思いましたが、その分白根御池小屋まで登り返しがちょっとだけあります |
| その他周辺情報 | 【広河原】 広河原山荘とインフォメーションセンターがある。それぞれにトイレあり。自販機あり。広河原山荘はレストランで昼食を食べられる。ビールもある。また、シャワーも有料で使える。 広河原無料WiFiはインフォメーションセンター周辺はつながらず。ゲート前の小屋が一番よくつながった。なお、広河原周辺はドコモは圏外 【芦安】 バス停のすぐ上の施設が日帰り温泉施設。入浴料750円。レストラン併設。バス待ってる間にビールも飲める。無料WiFiも快適。なお、芦安周辺はドコモもつながる。多分、夜叉神峠が境目 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
GPS
日焼け止め
タオル
ストック
|
|---|
感想
7/6に捻挫してようやく足が動くようになってきた。白峰三山は難所が無いと聞いていたので歩いてみることにする。縦走は止めて、広河原からのin、out。こうすれば万一足の調子が悪くても北岳だけで引き返せる。ビビリは常にエスケープの道を確保する。
平日の甲府→広河原のバスの第一便が0905発しかない。到着は1100前後。到着後に準備やら何やらして、肩の小屋まで行くには到着が遅すぎる。よって白根御池小屋泊とする。でも、人によっては肩の小屋まで初日に登る予定だという人もいた。
のんびりゆっくり歩く。それでも2時間程度で小屋に着く。夕食まで相当ゆっくりできた。
翌日は0530頃行動開始。草すべりを登る。良い道。がしがし登るのにうってつけ。朝は晴れていたがそのうちに稜線はガスに覆われた。小太郎尾根分岐では真っ白だったがライチョウと遭遇。ラッキーその1
肩の小屋でも真っ白。まさに「北岳に来ただけ」状態。空の状態は明るく予報(ヤマテン猪熊さんだから信頼のある予報)は悪くない。信じて登ってゆく。
山頂手前の偽ピークに騙される。ふと右を見るとガスに自分の影が映っている。初ブロッケン。ラッキーその2
ブロッケンを撮ろうとばたばた。消えるの早い。そうこうするうちに青空が広がった。目の前が山頂だった。ラッキーその3
山巓で多幸感に浸る。
間ノ岳方面はガスガス。が、既に雲が消えてゆく兆しあり。北岳山荘で栄養補給のカレーヌードルを食べて外に出ると、稜線が晴れ渡っていた
間ノ岳まで最高の稜線歩き
これが世にいう標高3000mの散歩道か〜と感慨にふける。
この日も3時前に登山終了。我ながら優等生
サンセット
満天の星空
朝焼け
すごい山小屋です
最終日、調子良かったのでまた北岳に登った。
前日よりも眺望良し
特に槍穂が見えてたまげた
二日前には見えなかった小太郎尾根がこの日はくっきり。歩きやすそうな稜線で、時間もあるし行ってみるかと足を踏み出す。15分くらいで引き返す。道が不明瞭で妙なガレ場に誘い込まれたのと、かなりざれていた。コースタイム以上に時間がかかりそう。終バスとの戦いは避けたい。そういうの楽しくないね。そもそもあなた怪我してたんじゃなかったっけ。
戻って、大樺沢二俣へ。北岳バットレスを見あげる。格好良かったが、風が無くなった途端に陽射しがきつくなった。2025年8月30日。この日は列島を猛暑が襲った。先行の女性ハイカーが日傘をさしたのを見て自分もやろうかなと考える。が、止めた。なにせ私、捻挫あがりですからな
白根御池小屋でランチを食べようとするが時間前(ランチは1130から、到着は1030)。カップヌードルで良いやと思ったらカップ麺も売り切れ。仕方なくコーラとSOYJOYで当座の栄養補給。この時のコーラの美味さは筆舌に尽くし難し
大分足裏が悲鳴を上げていたが、意を決して下山開始。汗の量が尋常じゃない
吊橋が見えて無事の下山を確信
よっしゃと軽めにガッツポーズ
捻挫してもまた山を歩けている
これが嬉しい















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