新緑の白神岳
- GPS
- 07:18
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,260m
- 下り
- 1,260m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 7:38
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道から約10分。駐車場から登山口記帳所まで徒歩10分。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜二股分岐 まったく雪が無い。カタクリが終わり、スミレやシラネアオイが咲いていた。 二股分岐〜最後の水場 登山道には全く雪が無い。登山道左手から所々流れ落ちる沢水は雪解けでいくぶん多いが、通行に支障をきたす程ではなかった。 最後の水場〜マテ山稜線 登山道には全く雪が無い。 マテ山稜線〜大峰分岐 稜線歩き。ブナの根開きの中を進む。今年は雪が少なく、気温も高いので、雪が緩み、踏み抜きが多いので雪の上を歩くのはあまり楽しくなかった。アイゼンもカンジキも不要。 大峰分岐〜山頂 半分程度は、登山道が現れていた。残雪区間は雪が緩く、踏み抜きに注意しながら歩いた。山頂避難小屋とトイレ周りはほぼ雪が融けていた。 |
写真
感想
雪の上で若葉を茂らせるブナを見たくて、久しぶりにこの時期に白神岳へ向かった。13回目の白神登山。
新緑をしっかり写真に収めようと、一眼レフカメラと広角レンズと望遠レンズ、それにコンデジのフル装備で臨んだが、マテ山付近の新緑を写そうと一眼レフと構えた際、「メモリカードがありません」の表示にガックリ。予備のメモリカードも持ったつもりだったので、ポケットやザックの中をすべて探したが見つからない。持って行く準備をして机の上に置いたまま忘れて来たのだった。諦めるまでに数分の時間が必要だった。1kg余りのカメラはただの重りとなってしまった。しょうがないので、コンデジで丁寧に写真を撮った。
今年は雪が少ない。雪上の緑を期待していたが、葉の出たブナの下には既に雪が残っておらず、目当ての光景は見られなかった。それでも十分すぎるほど、新緑が美しかった。新緑の峰走りは、高度にしたがって進むものとばかり思っていたが、じっくり見てみると、海(西)側から東側に向かって進んでいた。天候不順と風の影響なのだろうか。
白神登山は今の時期が一番好きだ。通常、この時期は、最後の水場あたりから雪が見られるため、アイゼンやスノーシューが必要だが、今年は極端な少雪のため、それらはまったく必要なかった。今の時期は、マテ山直登の冬道コースや、最後の水場からショートカットして稜線へ至るルートなどあるが、選択の余地はなく、まるで6月の山開きの時期に近い雰囲気だった。私の他に登山者は5組ほどいた。
普段ほとんど体を動かさないので、白神登山の前には準備が必要だが、一週間前に八甲田で体を慣らしていたので、なんとかなるだろうと思っていた。過去、準備無しで登ったことが2度ほどあるが、登りの途中で脚が痙攣し、えらい目にあっている。そのときは、登りだけでたっぷり5時間かかった。帰りは半泣き状態で下山した。これまでの最短登山時間は三時間半。今回は四時間だった。登山ガイドに載っている標準タイムは4時間半。2時間足らずで登る人は、どんな体力をしているのだろうといつも思う。今回は、脚の痙攣こそなかったものの、踵が靴擦れして苦しかった。体力不足の時は、最後の水場までが気が遠くなるほど遠く感じるし、そこからマテ山までの急登は、10歩歩いては休憩を繰り返すほど情けないものだが、今回はあまり休まず、ゆっくり一定のペースで進むことができた。
日々の運動が大切だといつも思いながら、忙しさにかまけて同じ繰り返しだ。
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