早戸大滝〜蛭ヶ岳
- GPS
- 18:49
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,173m
- 下り
- 2,137m
コースタイム
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 10:55
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 7:39
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
早戸川林道は崩落のためマス釣り場の少し先で通行止め(歩行は可能)。全体に指導標はなく踏み跡も不鮮明。テープやケルンが頼りだが100%は信頼できない(登山者向けとは限らない)。沢筋は膝高前後の徒渉、固定ロープによる岩壁の昇降やトラバース多し。大滝新道は急斜面の直登で体力を消耗。市原新道は迷いやすく、地形図とこまめに突き合わせる必要がある。 |
その他周辺情報 | 宮ヶ瀬湖畔に日帰り入浴可能な温泉があるが、今回は座間市の温泉施設を利用。中央林間駅近くの居酒屋にて反省会。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25
000地形図
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
保険証
飲料
ティッシュ
包帯
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
防寒着
水筒
時計
非常食
ツェルト
救急用品
沢登り用地下足袋
ザイル(20m)
シュリンゲ数本
カラビナ数枚
|
---|
感想
総行程26キロぐらいでしょうか。約4カ月ぶりの山行で、身体のあちこちがガタピシ。何度目かの渡渉でこけるわ、大滝新道の急登続きでシャリバテするわ、そのせいで小屋着が2時間以上遅れ、Y隊長、T隊員にはえらいご迷惑をかけました。
往路の前半は沢登り、後半が崖登りの観。復路はルートファインディングを続けながらの斜面下りが続き、ハラハラドキドキの連続でした。小屋を出てしばらくして別尾根を下ってしまったことに気づいたときは、ドッと疲れが出ましたが、みんなで知恵を絞って登り返し、正規ルートに戻れて本当によかった。仲間の有り難さが身にしみました。
そうそう、小屋で声をかけてきたK君のことも。復路は彼も合流し、地図とコンパスでルートファインディングを手伝ってくれて、感謝、感謝。知人と合流すると言ってましたが、会えたのだろうか。
反省会ではいろんなことを反省しましたが、いまだにいろんなことの反省が続いていて、個人的に反省会をやっています。なんのこっちゃ。
2年ぶり2回目(前回は単独日帰り)だが面白さは変わらず。深山の渓谷美、滝の迫力もさることながら、急流の徒渉などスリリングな要素も多く、冒険心を120%満たしてくれた。2回目なのにルートミスを重ね、なぜか前回より体力的にもきつかった(衰えた?)のが悔しい。計画より2時間遅れて蛭ヶ岳山荘に到着し、小屋番にご迷惑とご心配をかけたことをお詫びします。到着の遅れでゆっくり酒を飲むこともできなかったが、翌朝は燃えるようなモルゲンロートとご来光、富士や南アルプスの神々しい姿を拝むことができた。やはり蛭ヶ岳からの眺望は素晴らしい。
小屋で知り合った高校3年のK君は、ボーイスカウト活動の下調べで入山したとのこと。我々と同じ市原新道を下るというので、同行することになった。自分で地図を読みルートについて意見を述べるなど、なかなか見どころのある若者だと思った。かくいう自分もアウトドアの原点は子どものころのカブスカウト(ボーイの年少版)体験なので、懐かしく感じた。こんな出逢いも登山の楽しみの一つだろう。
「だまされたと、誰もが思った。こんなところに連れてきたのかと、恨みの声が蔓延した。」 ヴィゴ・ルシヨン大佐の回想 〜「ナポレオン戦線従軍記」の著者
久々にきつかったです。水の消費量が顕著です。まさか、初日で2リットル近くを消費するとは。小屋でペットボトル(2リットル)1200円也を買う羽目になるとは正直、思っていませんでした。当然ながら、ジェットボイルと即席ラーメンは無用の長物でした。
しかし、楽しかった。徒渉、滝、尾根歩き、滝、徒渉。ベドウィンのような蛭の襲撃を気にすることがないならば。反省点は徒渉時に靴下を履かなかったことでしょうか。キリリとした水の冷たさは身に染みました。とまれ、リーダー、サブリーダーには感謝。連れて行ってくれて、ありがとう。
ナポレオンのエジプト遠征は散々なものでした。アントニーとクレオパトラの伝説の地には蜜の川など流れていませんでした。沙漠を行進する兵士たちの不満を鎮めたのは、荘厳なピラミッドやスフィンクスの遺跡。「兵士たちは自然と威儀を正し、軍楽隊の演奏が鳴り響いた」といいます。登山も心打たれるからこそ、でしょう。
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N君が十分反省しているので、きつく言いたくはないが、蛭が岳山荘に2時間遅れの午後7時到着はちょっとひどい。半分遭難しかかっていたようなものだ。実はN君がバテないかとずっと心配していた。体調に不安を抱え、しかも4か月ぶりの登山で、高難度のルートを選ぶのは無謀すぎる。N君、体調と相談しながら少しずつレベルアップしていけばいい。急ぐことはない。Yリーダー、我慢してよく付き合った。
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