ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 869054
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

厳冬期 ゆるふわ谷川岳(ロープウェイ使用)オキの耳ピストン

2016年01月27日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:20
距離
7.5km
登り
884m
下り
874m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:32
休憩
0:48
合計
5:20
距離 7.5km 登り 884m 下り 893m
9:10
76
10:26
10:27
39
11:06
43
11:49
12:16
7
12:23
12:27
13
12:40
12:42
11
12:53
12:54
4
12:58
12:59
17
13:16
13:19
17
13:36
45
14:21
14:30
0
14:30
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
今年は雪が少ないと聞いていましたが、160センチは雪山ビギナーにとっては十分多いように思いまっす。
2016年01月27日 08:27撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 8:27
今年は雪が少ないと聞いていましたが、160センチは雪山ビギナーにとっては十分多いように思いまっす。
ロープウェイで天神平まで。
西黒尾根を登るのはちょっと怖かったので、ズルしました。
2016年01月27日 08:47撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 8:47
ロープウェイで天神平まで。
西黒尾根を登るのはちょっと怖かったので、ズルしました。
天神平スキー場。
ガラガラだけど、平日だし、こんなもんなんでしょうか。
2016年01月27日 09:05撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 9:05
天神平スキー場。
ガラガラだけど、平日だし、こんなもんなんでしょうか。
装備を整え、スノーシューを履き、出発します。
このところ、朝5時の出発とかに慣れていたので、9時の出発は変な感じです。
ロープウェイが8時半からしか動かないので、やむ無し。
2016年01月27日 09:05撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 9:05
装備を整え、スノーシューを履き、出発します。
このところ、朝5時の出発とかに慣れていたので、9時の出発は変な感じです。
ロープウェイが8時半からしか動かないので、やむ無し。
スキー場の脇を直答します。
スノーシューのヒールリフターを起こしても、登りづらい程の急登です。
安物だからなのか、ズルズル滑ります…
2016年01月27日 09:16撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 9:16
スキー場の脇を直答します。
スノーシューのヒールリフターを起こしても、登りづらい程の急登です。
安物だからなのか、ズルズル滑ります…
尾根に出たので、アイゼンに履き替えます。
2016年01月27日 09:34撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 9:34
尾根に出たので、アイゼンに履き替えます。
谷川岳方面に、嫌な感じの雲が…
晴れてくれますように。
2016年01月27日 09:34撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 9:34
谷川岳方面に、嫌な感じの雲が…
晴れてくれますように。
晴れました!
※このあと、山頂はガスに包まれます。
2016年01月27日 09:36撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 9:36
晴れました!
※このあと、山頂はガスに包まれます。
天神尾根を登っていきます。
2016年01月27日 09:59撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 9:59
天神尾根を登っていきます。
白毛門方面。
雪化粧をした山並みの美しいことと言ったら…
2016年01月27日 10:04撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 10:04
白毛門方面。
雪化粧をした山並みの美しいことと言ったら…
万太郎山方面。
2016年01月27日 10:04撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 10:04
万太郎山方面。
奇妙な足跡。なんの動物でしょうか?
2016年01月27日 10:05撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 10:05
奇妙な足跡。なんの動物でしょうか?
一ノ蔵避難小屋手前の下り。
ルート上の難所はここくらいでした。
2016年01月27日 10:11撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 10:11
一ノ蔵避難小屋手前の下り。
ルート上の難所はここくらいでした。
救助ヘリ?西黒尾根をウロウロしていました。
2016年01月27日 10:14撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 10:14
救助ヘリ?西黒尾根をウロウロしていました。
一ノ蔵避難小屋。
屋根まで雪に埋もれていますが、例年より雪は少ないとのこと。
例年はどんな具合なんでしょうか…
2016年01月27日 10:26撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 10:26
一ノ蔵避難小屋。
屋根まで雪に埋もれていますが、例年より雪は少ないとのこと。
例年はどんな具合なんでしょうか…
トレースを外すと、ヒザまで潜ります。
2016年01月27日 10:27撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 10:27
トレースを外すと、ヒザまで潜ります。
気温は5度前後。厳冬期の雪山らしからぬ暖かさです。
2016年01月27日 10:27撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 10:27
気温は5度前後。厳冬期の雪山らしからぬ暖かさです。
さらに天神尾根を登ります。
2016年01月27日 10:40撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 10:40
さらに天神尾根を登ります。
アイゼンにからみつく雪ダンゴ。
北アルプス、八ヶ岳のサラサラした雪とは異なる、湿った雪です。
地方により雪の質に差があるのか、それとも今日の気温のせいなんでしょうか。
2016年01月27日 10:48撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 10:48
アイゼンにからみつく雪ダンゴ。
北アルプス、八ヶ岳のサラサラした雪とは異なる、湿った雪です。
地方により雪の質に差があるのか、それとも今日の気温のせいなんでしょうか。
うーん、美しい。
2016年01月27日 10:48撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 10:48
うーん、美しい。
先行者の姿が見えます。
斜度が増してきました。
2016年01月27日 10:53撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 10:53
先行者の姿が見えます。
斜度が増してきました。
2016年01月27日 11:06撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 11:06
なんか、ガスが濃く…嫌な予感が…
2016年01月27日 11:07撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 11:07
なんか、ガスが濃く…嫌な予感が…
げげ!ホワイトアウト寸前では…
トレースもしっかりあるし、地元の沼田山岳会の方が立ててくれた赤旗もあるし、GPS(アイフォンですが)もあるので、ルートを見失うことはなさそうですが…
まだ12時前。前進することにします。
2016年01月27日 11:27撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 11:27
げげ!ホワイトアウト寸前では…
トレースもしっかりあるし、地元の沼田山岳会の方が立ててくれた赤旗もあるし、GPS(アイフォンですが)もあるので、ルートを見失うことはなさそうですが…
まだ12時前。前進することにします。
ザンゲ岩。
42年の人生で、ザンゲしたいことは多々ありますが、今は先に進みます。
2016年01月27日 11:36撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 11:36
ザンゲ岩。
42年の人生で、ザンゲしたいことは多々ありますが、今は先に進みます。
先行者に追いつきました。
2016年01月27日 11:37撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 11:37
先行者に追いつきました。
GPS上では肩の小屋…近辺のはずですが、ホワイトアウトで何も見えなくなってしまいました。
落ち着いて周囲を見渡し、ガスが薄くなった時に目標となるものを見極め、GPSで現在地と方角を参照し、少しずつ進みます。
2016年01月27日 11:48撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 11:48
GPS上では肩の小屋…近辺のはずですが、ホワイトアウトで何も見えなくなってしまいました。
落ち着いて周囲を見渡し、ガスが薄くなった時に目標となるものを見極め、GPSで現在地と方角を参照し、少しずつ進みます。
肩の小屋発見!
2016年01月27日 11:48撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 11:48
肩の小屋発見!
肩の小屋以外は何も見えませんが、とりあえず安全地帯で休憩できます。
2016年01月27日 11:48撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 11:48
肩の小屋以外は何も見えませんが、とりあえず安全地帯で休憩できます。
鐘がカチンコチンに!
2016年01月27日 11:49撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 11:49
鐘がカチンコチンに!
すごいエビの尻尾。
2016年01月27日 11:49撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 11:49
すごいエビの尻尾。
ベンチにも!
去年の9月は、ここに座ってのんびりカップ麺を食べていたのに…
2016年01月27日 11:49撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 11:49
ベンチにも!
去年の9月は、ここに座ってのんびりカップ麺を食べていたのに…
肩の小屋の冬季小屋内部。
営業はしていませんが、登山客のために開放してくれています。
ありがたいことです。
2016年01月27日 11:56撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 11:56
肩の小屋の冬季小屋内部。
営業はしていませんが、登山客のために開放してくれています。
ありがたいことです。
注意書き。
2016年01月27日 12:01撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 12:01
注意書き。
ヤマノススメポスター。
ゆるふわとは程遠い状況ですが、心が(少しだけ)なごみます。
テルモスに入れていた温かいコーヒーと、凍りにくいので持ってきたドーナッツを食べると、気力が回復してきました。
トマの耳までは行くことにします。
2016年01月27日 12:02撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 12:02
ヤマノススメポスター。
ゆるふわとは程遠い状況ですが、心が(少しだけ)なごみます。
テルモスに入れていた温かいコーヒーと、凍りにくいので持ってきたドーナッツを食べると、気力が回復してきました。
トマの耳までは行くことにします。
方向指示の標識。
氷がびっしり張り付いて読めません…
2016年01月27日 12:17撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 12:17
方向指示の標識。
氷がびっしり張り付いて読めません…
なんかのオブジェさながら。
2016年01月27日 12:18撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 12:18
なんかのオブジェさながら。
2016年01月27日 12:24撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 12:24
トマの耳!

2016年01月27日 12:24撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 12:24
トマの耳!

トマの耳の標識、真後ろはガケになっていたはずです。
雪庇が張り出している模様。
踏み抜いたら真っ逆さまです。
2016年01月27日 12:25撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 12:25
トマの耳の標識、真後ろはガケになっていたはずです。
雪庇が張り出している模様。
踏み抜いたら真っ逆さまです。
オキの耳方向を見ます。
風向きと地形から、雪庇は東側に張り出しているので、稜線の西側を歩けば大丈夫、のはずです。
トレースもあるし…
13時をタイムリミットとして、オキの耳を目指すことにします。
2016年01月27日 12:25撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 12:25
オキの耳方向を見ます。
風向きと地形から、雪庇は東側に張り出しているので、稜線の西側を歩けば大丈夫、のはずです。
トレースもあるし…
13時をタイムリミットとして、オキの耳を目指すことにします。
雪庇に亀裂が!
恐る恐る後退し、なるべく雪庇から離れます。
離れすぎても、西側の斜面に落っこちますが…
2016年01月27日 12:29撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 12:29
雪庇に亀裂が!
恐る恐る後退し、なるべく雪庇から離れます。
離れすぎても、西側の斜面に落っこちますが…
オキの耳!
厳冬期谷川岳登頂!
(ロープウェイは使ったけど、そう言ってもいいですよね)
2016年01月27日 12:41撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 12:41
オキの耳!
厳冬期谷川岳登頂!
(ロープウェイは使ったけど、そう言ってもいいですよね)
振り返ると…自分のトレースが風で消されている!
あわわ…
他のしっかりした踏み跡を見つけて、ゆっくりと戻ります。
2016年01月27日 12:42撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 12:42
振り返ると…自分のトレースが風で消されている!
あわわ…
他のしっかりした踏み跡を見つけて、ゆっくりと戻ります。
多分雪庇。この向こうは何百mも切れ落ちている、筈です。
2016年01月27日 12:55撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 12:55
多分雪庇。この向こうは何百mも切れ落ちている、筈です。
肩の小屋を通り過ぎ、赤旗に沿って下山します。
2016年01月27日 13:12撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 13:12
肩の小屋を通り過ぎ、赤旗に沿って下山します。
谷に、なにか見えます。
2016年01月27日 13:19撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 13:19
谷に、なにか見えます。
なんか、ドラクエの塔みたいなものが。
※後で調べたら、関越トンネルの空気口でした。
2016年01月27日 13:19撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 13:19
なんか、ドラクエの塔みたいなものが。
※後で調べたら、関越トンネルの空気口でした。
スキー場のリフトが見えてきました。
2016年01月27日 13:20撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 13:20
スキー場のリフトが見えてきました。
雪上のドラえもん。
2016年01月27日 13:49撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 13:49
雪上のドラえもん。
天神平まで、無事帰りつけました。
2016年01月27日 14:32撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/27 14:32
天神平まで、無事帰りつけました。
撮影機器:

感想

厳冬期谷川岳、オキの耳ピストンに行ってきました。

ホワイトアウトに見舞われたものの、一度9月に来て地形を把握していたこと、GPSで現在地と方向を確認できたこと、トレースが比較的しっかりあったことで、ちょっとドキドキはしましたが、無事に山頂を踏み、戻ることができました。

山頂からの展望は望めなかったものの、雪化粧をした白毛門、万太郎山の美しい山容を楽しめました。

景色に加え、体力、知識、判断力という「山の総合力」が試されるのが、雪山の恐ろしさでもあり、魅力でもあるのでしょう。

反省点は、下山時に水分補給を忘れていたせいか、天神平に着いた時に異常なまでの虚脱感に襲われたことです。

これがホワイトアウトの時に起こらなかったことは幸運でした。

のどが渇いていなくても、雪山では意識して水分補給をしなければならないことがわかりました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:332人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
谷川岳/天神尾根ルート
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [2日]
残雪期天神平より谷川岳1泊
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら