妙高山・火打山(燕温泉 → 笹ヶ峰)公共交通機関利用:東京から前泊+1泊2日

- GPS
- 11:20
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,742m
- 下り
- 2,547m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:09
| 天候 | 1日目:雨のち晴 2日目:霧のち晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
東京駅発 1424 上越妙高駅着 1614(はくたか567号) 上越妙高駅 1650 関山駅 1714(妙高はぬうまライン) 関山駅 1724 燕温泉着 1755(妙高市市営バス、500円) https://share.google/FbXZXXtKWN0cV2yKL (復路) 笹ヶ峰発 1315 妙高高原駅着 1405(頸南バス、1000円) https://share.google/LPjFfSUhWQzR4U3rB) 妙高高原駅発 1438 長野駅着1522(しなの鉄道) 長野駅発 1552 東京駅着 1728(あさま624号) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
(登山道の閉鎖) 燕温泉から妙高山の登山道は、2025年9月18日より、燕温泉ー湯堂分岐の間の赤倉温泉管理道(湯道)が落石の危険性のために通行止めになっています。北側の麻平経由の道を利用すれば、問題なく登山は可能です。 (妙高市HP、2025年9月25日閲覧) https://www.city.myoko.niigata.jp/docs/74676.html (その他) 妙高山の登山道(燕温泉〜山頂)、火打山の登山道(笹ヶ峰〜山頂)共に、大きな問題はなかったと思います。 敢えて言えば、火打山の方が、難所はほとんど無く、全般的に木道や階段が良く整備されていました。妙高山の方は、鎖場や岩場があり、よりワイルドな感じでした。 問題は、妙高山〜黒沢池ヒュッテの間です。妙高山〜長助池分岐の間の急斜面は、比較的大きな岩が多く、登り下り共に相当厄介と感じました(自分は下ったのみですが、こちら側からの登りは避けてよかったと感じました)。当日は雨模様だったこともあり、泥濘も結構難儀でした。また、長助池分岐から大倉乗越の間は、急斜面沿いの細いトラバース道になっている部分が多くあります。妙高山の下山後の足に疲労がたまっている際には、不注意で足を踏み外さないよう要注意だと感じました(山と高原地図でも「滑落多し」となっています)。 |
写真
感想
なるべく公共交通機関を利用しながら関東地方より日本百名山に挑んでいます。今回は、新潟県の妙高山、火打山に登ってきました。
両山とも、山頂滞在時のタイミングが悪く、残念ながら山頂からの眺望は臨めませんでした。他方、高谷池や天狗の庭などでは、幻想的な美しい景色を堪能することができました。また、部分的ですが、紅葉も始まっていました。前から気になっていた高谷池ヒュッテに宿泊することもでき、トータルでは満足の行く山行でした。
(公共交通機関による妙高山、火打山登山)
以下は、東京方面から妙高山、火打山の2山をまとめて登る場合の情報です。両山とも、鉄道駅から登山口までバス路線があり、公共交通機関派にはありがたい限りです。公共交通機関でアクセス可能な登山口は以下の通りです。
[火打山側]
笹ヶ峰:妙高高原駅から頚南バスで約50分。登山シーズン限定のバスで、本数はやや少な目(2025年は7/12-10/26、週末は1日3往復、平日は1日1往復)。
頚南バスHP:http://www.keinanbus.com/pages/2025sasagamine.html
[妙高山側]
燕温泉:関山駅から妙高市市営バスで約30分。1日7往復。
赤倉温泉:妙高高原駅から妙高市市営バスで約15分。1日9往復。登山口まで更に妙高スカイケーブル利用。
妙高市HP:https://www.city.myoko.niigata.jp/docs/892.html
自分は、燕温泉から入山、高谷池ヒュッテで1泊し、笹ヶ峰に下るコースとしました。理由は、前泊の宿を手配するのに燕温泉が最も簡単だったからです。この場合、初日に妙高山、2日目に火打山にそれぞれ登ります。自分は、より大変なタスクを早めに終わらせたい性分なので、このコースは自分には合っていたと思います。
ただし、ガイドブック等に紹介されているのは、むしろ逆ルート(笹ヶ峰から入山し、燕温泉に下山)の方が多いとの印象です。「笹ヶ峰入山−燕温泉下山」コースのメリットは、初日の負担をやや軽くすることができること、下山後に温泉で汗を流せる等かもしれません。ちなみに、高谷池ヒュッテのHPには、燕温泉−妙高山−高谷池ヒュッテのコースはヒュッテ到着が遅れがちなのでお勧めしない旨が書いてあります(苦笑)。
火打山側の笹ヶ峰から入山し、火打山、妙高山を回って笹ヶ峰に戻る方も少なくない模様です(ガイドブック等でも多く紹介されているコースです)。この「笹ヶ峰起点の周回コース」の場合、難所である「大倉乗越−長助池分岐−妙高山」の区間をピストンで往復しなければなりません。「コース状況」の欄にも書きましたが、特に「大倉乗越−長助池分岐」の区間は要注意だと思います。
(その他)
前泊で利用した燕温泉の「ホテル岩戸屋」は、バス停の目の前にあり、登山口にも至近距離です。値段もリーゾナブルで、登山者にはうれしい宿でした。朝食付きプランでしたが、早出の登山客には朝食の代わりにお握りを用意してくれました。また、スタッフの方が、親切にも最新の登山道の通行止め情報を教えてくれました(「コース状況」の欄を参照)。恥ずかしながら、これがなければ、知らずに通行禁止区域に突っ込んでしまったかもしれません。
ホテル岩戸屋HP:https://yadoroku.jp/iwatoya/
高谷池ヒュッテは、人気の宿で予約にやや苦労しました。実際に利用してみた感想は次の通りです。第1に、スタッフの接客・説明が丁寧で親切。第2に、設備が新しい(トイレは水洗!)。第3に、大部屋でも各人のスペースが非常に広い(しかも、カーテンの仕切りがあり、プライバシーも抜群)。第4に、食事(カレーライスとハヤシライス)が美味しい。第5に、小屋の目の前の眺望(高谷池と火打山)が美しい。他にもいろいろとあるかもしれませんが、実際に滞在して人気の理由の一端が少し分かったような気がしました(敢えて問題点を言えば、飲用の水場がないこと)。
なお、充電は可能です(200円、充電器は各自)。ただし、山小屋wifiは現在は利用不能でした。
(以上)
YK


















いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する