苗場山・小赤沢コースをピストン

2016年06月04日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.4km
• 登り: 855m
• 下り: 836m

コースタイム

以下、主な地点の到着時刻を記します。
06:10　三合目駐車場到着！
06:42　登山開始
07:25　四号合目
07:58　五号合目
08:44　六合目
09:09　七合目
09:35　八合目
09:52　和山分岐
09:57　九合目
10:38　赤湯分岐
10:43　苗場山山頂（昼食＆休憩で25分）
11:13　苗場山自然体験交流センター
12:01　和山分岐
12:15　八合目
12:41　七合目
13:05　六合目
13:50　五合目
14:53　三合目
14:55　駐車場

※コースタイム＝6時間15分
※総所要時間＝8時間13分（撮影357枚、昼食、小休憩等含む）
※総歩行数≒13,178

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三合目（標高1305m）の無料駐車場（収容50台）にお世話になりました。

コース状況／危険箇所等

■三合目〜和山温泉分岐（平太郎尾根分岐）
　登山道は明瞭。クサリ・ロープ箇所が5・6ケ所あるも、基本をシッカリ厳守、安全確保しさすればよいでしょう。また、雪渓のトラバース箇所（15m程度）はトレースを辿って踏み抜き等ないよう慎重に歩くとよいでしょう。（お助けロープはありません。）ルートの道標は「合目」で表示。前夜の雨の影響でしょうか、平坦地では多少泥濘がありました。
この小赤沢コースには一切ベンチはありません。
※コバエが付きまとい、うっとうしいです。虫よけネットを被るといいですね。
■和山温泉分岐〜苗場山山頂
木道が殆どですが、一部、林の中に大きな石と残雪交じりの箇所、及び木道を残雪が覆っている箇所（40m程度)道がありますが、いずれも滑らぬよう慎重に歩くとよいでしょう。分岐には標柱で案内表示。

※ルートは手入力です。

その他周辺情報

■駐車場
　三合目に大きな駐車場があります。（山と高原地図上では50台と表記。栄村秋山郷観光協会の案内では100台）。
※栄村秋山郷観光協会
　http://www.vill.sakae.nagano.jp/kankou/mt-naeba_jouhou.html
※この駐車場の入口には沢が流れており洗顔、手洗いなど可能です。
■🚻
　�〇姐臾榁鷦崗貽癲�（使用後は各自、備え付けのピストル型噴射器で洗浄処理します）。トイレに照明灯は無かったように思います。
　��苗場山自然体験交流センター内（有料＝100円）
■コンビニ
　��R405（津南町役場〜栄村役場＝小赤沢）にはありません。
　��R117（三国街道）上の津南町役場〜R353と交差する約５Km の間にセブンイレブン店が2箇所。
　��小赤沢の登山道＆駐車場への入口近くに自販機（飲料水）有り。
■道路状況
　R405は津南町から栄村役場に近くになるにつれ、車道は舗道ながら随所に１車線で車幅の狭いカーブ箇所、ガードレール無し、落石痕の箇所有りなど慎重な運転は不可欠です。
■日帰り入浴（登山口から至近）
　�ヽ斃楷�
　http://sakae-akiyamago.com/eat/349/
　�△修梁�
　http://sakae-akiyamago.com/soak/
■登山届
　三合目登山口にBoxあり。

写真

6/4 6:42

06:12　三合目駐車場に到着！
既に8台先着。左奥に見える建物が🚻。

6/4 6:44

登山口は駐車場の右奥。
駐車場敷地は入口から見て緩い右カーブになっています。
登山届Boxは次の写真。

6/4 6:44

06:46　登山開始！
登山口の届出Box.
三合目の道標は少し先です。

6/4 6:51

朝陽が射していちだんと新緑を色濃く…。

6/4 7:22

登山道に張り出した大きな木の根っ子。

6/4 7:58

07:58　五合目到着！

6/4 13:40

「オオカメノキ」。
鮮やかな緑と白のコントラスト！
いいですね。

6/4 7:25

07:25　四合目到着！

6/4 8:38

クサリ場の一つ。
スタンス確保でクサリ無しでもOK！

6/4 8:43

青空の下、ダケカンバ？が美しい！

6/4 8:56

この辺りから少し眺望が良くなります。

6/4 8:57

雪渓を横目にトラバース

6/4 9:09

09:09　七合目到着！

6/4 9:12

急登のなか見上げればダケカンバ？と遠景が癒してくれます。

6/4 9:31

八合目下の15ⅿほどの雪渓。　
集中して踏み跡をシッカリ捉えて！

6/4 9:35

09:35　八合目到着！

6/4 9:41

時折、可愛い「ショウジョバカマ」も癒してくれます。

6/4 9:42

09:42　漸く稜線に出ました！
急登は終わり！一気に視界が開けます。

6/4 9:43

苗場山山頂までほぼ木道。

6/4 9:53

「池塘」と「ワタスゲ」

6/4 9:50

「ワタスゲ」をズームアップ！

6/4 12:05

木道のすぐそばに「チングルマ」の群生。

6/4 9:46

「チングルマ」／バラ科
アップで！

6/4 9:49

苗場山頂を目指して…
いつしか歩いた「尾瀬ヶ原」を思い起こします。

6/4 9:48

木道の左右に「チングルマ」、「タテヤマリンドウ」「ワタスゲ」、「池塘」、そして周囲の峰々も見渡せて心地よい楽しい歩きが続きます。

6/4 9:52

09:52　和山温泉分岐。
今日、最初の分岐点。山頂は直進です。

6/4 9:53

木道は続きます。

6/4 9:55

次々に「池塘」が現れます。
夏、秋の景色はどんなだろう？
草紅葉もいいだろうなぁ〜

6/4 9:57

09：57　九合目到着！　

6/4 10:03

木道が終わってしばらく樹林の中、残雪交じりの
悪路があります。

6/4 10:31

木道の上の積雪をトラバース！
40ⅿほど。

6/4 10:38

10:38　赤湯分岐到着！

6/4 10:43

10:43　百名山 苗場山2145ⅿ到着!
山頂前にベンチがあります。
景色を眺めながらここで早めの昼食。

6/4 11:13

山頂から2分程で「苗場山自然体験交流センター」。センター横にはベンチがあります。
トイレは建物内部。靴を脱いで上がります。

6/4 11:28

ここ苗場山の開拓者、大平晟氏のレリーフなどが…

6/4 11:28

そよ風のなか軽音楽でも聴きながら一日中寝転んで居てみたい……。
名残惜しいけど……ぐっばい！

6/4 11:30

山頂の雰囲気を堪能できたので帰路につきます。

6/4 12:03

来た道を振り返って…

6/4 6:47

以下、ルート沿いで楽しみそして癒してくれた草花類を掲示します。
ズダヤクシュ／ユキノシタ科

6/4 6:48

ウスバスミレ？／スミレ科

6/4 6:51

珍種？

6/4 6:58

マイヅルソウ／キジカクシ科

6/4 7:12

イワカガミ／イワウメ科

6/4 7:15

タニウツギ／スイカズラ科

6/4 7:17

ゴゼンタチバナ／ミズキ科

6/4 7:19

ナナカマド／バラ科
秋には紅葉し、赤い実になるんですね。

6/4 7:20

モミジの花？

6/4 7:21

白色の「イワカガミ」／イワウメ科

6/4 8:42

濃いいピンクの「コイワカガミ」／イワウメ科

6/4 7:28

ヤマトユキザサ／ユリ科

6/4 7:39

「ミツバオーレン」／キンポーゲ科

6/4 13:47

ミツバツツジ／ツツジ科。
ミツバツツジには雄しべが5本と10本の2種があるようです。

6/4 7:55

ミツバツツジ／ツツジ科
いろもいろいろ！

6/4 8:09

ミツバツツジ／ツツジ科
いろもいろいろ！

6/4 13:49

イワウチワ／イワウメ科

6/4 8:11

「エンレイソウ」／ユリ科

6/4 8:27

サンカヨウ／メギ科
※濃い青紫の実は甘いそうです。

6/4 8:27

濃いいピンク色の「ショウジョバカマ」／ユリ科

6/4 9:37

淡い紫色の「ショウジョバカマ」／ユリ科

6/4 8:33

イワナシ／ツツジ科

6/4 8:35

…？

6/4 13:15

キヌガサソウ／ユリ科
※花弁は6,7,8,10,11枚の種類があるとのこと。
写真は6枚と7枚。

6/4 13:15

ナエバキスミレ／スミレ科

6/4 8:53

6/4 11:39

ヒメシャクナゲ？／ツツジ科

6/4 9:50

タテヤマリンドウ／リンドウ科

6/4 12:03

ワタスゲ／カヤツリグサ科

6/4 11:48

オオカメノキ（ムシカリ）／スイカズラ科

6/4 8:45

「オオカメノキ」の葉っぱ。
模様が綺麗ですね。

6/4 12:13

フキ／キク科

6/4 13:02

巻機山の井戸尾根ルートでも咲き誇っていたイワカガミがこの小赤沢ルートでも見ごろを迎えています。
私的には、高山植物の女王は「イワカガミ」でしょう！

6/4 13:14

シラネアオイ／シラネアオイ科

6/4 13:15

シラネアオイの開花前の容姿。

6/4 8:15

オオバタケシマラン／ユリ科
※実は赤く丸い果実になるそうです

6/4 13:28

ミヤマカタバミ／カタバミ科

6/4 14:09

ツバメオモト／ユリ科

6/4 14:29

6/4 6:56

ヒメジョオン／キク科　？の種子
間もなくたびだち……

撮影機器：

Canon IXY DIGITAL 800 IS Canon

装備

備考

※防虫ネット
三合目から坪場までの間、虫がまとわりついて落ち着いて写真を撮ることもできないくらい。顔をすっぽり覆うネットがあるといいですね。

感想

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■最短時間で苗場山に登れるということから「小赤沢コース」を選択。
　予想を超える多くの草花と初対面。ついつい足が止まって撮影枚数がどんどん増えました。結果、帰路「タニウツギ」の撮影中、バッテリー切れとなり悔しい思いをしたのは残念。
■苗場山へのルートは8つ。今回「お花畑」はパスしたので、機会あったら未踏のルートから挑んでみたいと思います。もちろん花の時季に、もっと花の勉強をして…。
■紅葉の時期の小赤沢の100台収容の駐車場は満杯になるという。特徴ある広大な山頂と百名山でもあることから人気を博しているのでしょう。
再度、行きたくなる素晴らしい山ですね。（苗場山も）。
お陰さまでよい思い出となりました。
ご覧くださりありがとうございました。