雲取山〜小春日和の避難小屋泊。しかし膝痛再び&Drストップ(:_;)[鴨沢BS-七ッ石山-雲取山-七ッ石山-石尾根-鷹ノ巣山-榧ノ木尾根-倉戸口BS]
- GPS
- 30:23
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 1,992m
- 下り
- 1,980m
コースタイム
=12/1=
08:37 奥多摩駅
08:45 [西東京バス 鴨沢行き]
↓
09:20 鴨沢BS【トイレ】
09:35
↓ 0h30
10:05 小袖乗越
↓ 1h30 【途中水場あり】
11:35 室所
11:40
↓ 1h00
12:40 七ッ石小屋 【山小屋・水場・トイレ】
*昼飯
13:15
↓ 0h25(七ッ石山は経由せず、巻き道でブナ板へ)
13:40 ブナ板(←板×ブナ坂○。訂正すりゃいいんだろ!mus野郎〜)
↓ 0h40
14:20 奥多摩小屋手前の水場入口 (ザックをデポして水場へ)
↓ 0h05
14:25 奥多摩小屋の水場【水場】
14:30
↓ 0h05
14:35 水場入口
↓ 0h05
14:50 奥多摩小屋 【山小屋・トイレ】
↓ 1h00
15:50 雲取山避難小屋・雲取山山頂
=12/2=
06:45 雲取山避難小屋
↓ 0h40
07:25 奥多摩小屋【山小屋・トイレ】
↓ 0h20
07:45 ブナ坂
↓ 0h20
08:05 七ッ石山
08:10
↓ 0h30
08:40 千本ツツジ
*鷹ノ巣山避難小屋までの稜線の尾根道はt2mout k4nkjのみ。zawadaは膝痛のため並行して走る高巻き道で高丸山・日蔭名栗山を回避。
↓ 0h30
09:10 高丸山
↓ 0h30
09:40 日蔭名栗山
↓ 0h20
10:00 鷹ノ巣山避難小屋 【避難小屋・水場・トイレ】
*昼飯
11:00
↓ 0h30
11:30 鷹ノ巣山
11:35
↓ 0h50
12:25 榧ノ木山
↓ 0h55
13:20 倉戸山
13:35
↓ 1h20(途中休憩15分含む)
14:55 倉戸口BS
15:11 [西東京バス 奥多摩駅行き]
↓
15:30 奥多摩駅
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ→うす曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
2日目 倉戸口BS乗車→青梅線奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●トイレ 鴨沢BSに立派なトイレあり。その他は七ッ石小屋、奥多摩小屋、雲取山避難小屋、鷹ノ巣山避難小屋にあり。雲取山避難小屋のトイレは冬期は大は不可。理由は凍結して盛り上がってしまい詰まってしまうからとの事。大をする場合は雲取山荘前の公衆トイレを使用するようにとの事。 ●水場 鴨沢BSから七ッ石山へ向かう中間点、七ッ石小屋、奥多摩小屋下にあり。鷹ノ巣山避難小屋の水場は未チェック。奥多摩小屋の水場は登山道をいったん離れ斜面を下る形になりますが、案内板が倒れているため見過ごす危険あり。ヘリポートと奥多摩小屋の中間点あたりに斜め左に下りて行く道がありますのでそこを行きます。 ●登山道の状況 ・全体的に危険箇所は特になし。道悪箇所もほとんどありませんでしたので、奥多摩の中でも比較的歩きやすい道と感じました。ただ時期的に枯れ葉が多いので踏み跡がわかりにくい箇所が数箇所あり。また雨の日は滑りやすくなると思うので注意が必要かもしれません。 ・七ッ石〜鷹ノ巣山の石尾根縦走路の巻き道;石尾根の尾根道と並行して走っている高巻き道ですが、地図に記載されていない高丸山の西側のコル・日蔭名栗山西側のコルの部分でも、尾根道と行き来できる箇所がありました。 |
写真
感想
いよいよ12月に突入。雲取山に避難小屋泊で行ってきました。
10月の奥穂以来のグループ山行。いつものメンツでの山行です。
雨男雨女の集まりであるため、当然気になるのは天気。思い出されるのは数々のどしゃ降り体験。レインウェア大活躍の山行。さてはて今回は?
=雨男、脱却??=
晴れましたぁ。快晴無風、小春日和です。雨男、雨女、ついに脱却か?
そんな雲取山の避難小屋泊。テント以外は持っていく形になるので今回のザックは17kg。なので地形図とにらめっこし、キツイ登り坂は避け、距離は長くなるものの適度な斜度が続いてそうなルートという事で、鴨沢BSから登り尾根で雲取山を目指す事にしました。
しかし気になるのは前々回の三頭山で痛めた膝。サポーターを購入して今回臨みましたが、どうなることやら。
=気持ちのいい稜線を雲取山へ=
鴨沢BSから続く登り尾根は、読み通り適度な斜度が続く登りやすい道で、稜線に乗ってからは木々の合間から雪化粧した富士山も見え気分も↑↑。奥多摩には何度か登りに来ていますが、富士山がクリアーに見えたのは初めてでした。
ブナ坂からは目指す雲取山と赤い屋根の避難小屋も見え、防火帯で切り開かれた展望のいい稜線が雲取山まで続きます。。富士山に加えて南アルプスも見えました。
そんな気持ちのいい稜線を歩き、奥多摩小屋の水場へ。雲取山の避難小屋には水場がないためここで各自2〜3リットルほど補給。当然ザックの重さもその分どーんと増えたため、奥多摩小屋から雲取山までは結構きつかったです。
=東京都最高峰=
そんなかんだでやっと着いた雲取山。予定通り鴨沢BSから休憩含めて6時間半で到着できました。
避難小屋には先着の方が2名。僕らの後から1名きたので、僕らも合わせて6名で泊まる事に。
荷物を整理した後、避難小屋のすぐ近くにある山頂へ。東京埼玉山梨にまたがる東京都の最高峰です。
山頂からは奥多摩、秩父の山々、富士山、南アルプスまで一望でき、南アルプスに夕日が沈んでいく光景は見事でした。
たかだか東京都の最高峰だとたかをくくっていたのですが、こんなに素晴らしい展望が見えるとはびっくりでした。
山頂での夕焼けを堪能したあとは夕飯です。
夕飯のメニューはタコライスとトマトスープに白ワイン。
タコライスは、炊いたご飯の上にちぎったレタスと炒めた挽き肉をのせ、トマトソースをかけただけの簡単メニュー。
スープはベーコンとミックスビーンズにあまったレタスとトマトソースで作ったものでこれまた簡単。お手軽メニューでしたが山飯はうまいっ!
夕飯がすんだ後は、早々と就寝。とはいってもいつもほとんど眠れないんですが。
真夜中にトイレに起きで外に出た時に満天の星空だったので、まっ暗闇の中、星空を撮ったりして時間を潰しました。
=ご来光。そして膝痛が。。。=
翌朝、天気予報では曇りでしたが、雲海から昇るご来光や、朝日に輝く富士山を見る事ができ大満足でした。
ご来光を見たあと朝飯を手早くすませ、避難小屋の掃除を簡単にして、いよいよ下山開始です。横から朝日を浴びながらの山行はサイコーでした。
しかし、、、下山し始めてしばらくすると、前々回の山行で痛めた左膝に違和感が。サポーターをしていたのですがやはりダメだったようです。
登りや平坦地では痛みはないのですが、ほんの少しでも斜面が下っていると関節に楔を刺すような痛みが走る感じです。
とりあえず痛い云々言ってても下山するしかありませんし、歩けない程ではないので、「巻き道行くから、鷹ノ巣山の避難小屋で合流ヨロシクっ!」と石尾根の千本ツツジあたりから2人とは別行動にしてもらい、鷹ノ巣山の避難小屋までは巻けるピークはひたすら巻き、平坦な巻き道を行く形にして、なんとか合流場所の避難小屋までたどり着きました。
避難小屋では膝に湿布を貼り、早めの昼飯を食べしばし休憩。予定してた鷹ノ巣山から榧ノ木尾根の下山道は、得に急坂はなさそうでしたので、予定通りに下山する事にしました。
=落ち葉とたわむれ無事下山=
痛みの出ない登りや平坦地はガシガシ歩き、下りはゆっくりといった感じで榧ノ木尾根を下山。膝の方は湿布の効果か、脳内アドレナリン全開のせいか痛みは少しやわらぎました。
榧ノ木尾根は広葉樹の明るい森で、落ち葉が降り積もりフカフカで、休憩の時に「落ち葉のベッド〜」と落ち葉をかけて遊ぶアホ3人。
そんなアホをやりながら下山し、なんとか無事に倉戸口のバス停に予定通りの時間にたどり着きました。「とりあえず多少の膝の痛みだったら何とかなるもんだ」と妙な自信を持ってしまいました。。。これも一種のスキルアップ?
=恒例の暴飲暴食打ち上げ=
バスで奥多摩駅に着き、駅から徒歩10分のところにある「奥多摩温泉もえぎの湯」で2日分の垢を落とす事に。
もえぎの湯には足湯もあり館内には飲食施設も。ビールを飲みたいとこでしたが、そこはグッと我慢し暴飲暴食会まで楽しみは取っておきます。
温泉でさっぱりし、奥多摩駅から電車に。立川駅からはそれぞれ別ルートなので、今日の暴飲暴食会は立川に決定。
立川駅を出て適当な居酒屋を探していると、呼び込みの兄ちゃんに呼び止められ、普段だったら「すいませ〜ん」と断りますが、山帰りは食い物ならなんでもOKなので、「料理全品半額!」の声がダメ押しとなり「3名様ご案内〜」。
で、僕らのザック姿を見た兄ちゃんが、「高尾山とか行ってきたんすか?」と。
"高尾山にこの70リッターのザックで行ったらヒーローだよ。。。"と内心思いつつも、『雲取山っていう東京で一番高い山で』と説明するも、「高尾山が有名なんで、一番大きいかと思ってましたよ」と兄ちゃん。
で、さらに、「日帰りっすか?」と。"いやいや、日帰りでこの荷物はないだろ。どー考えても…"と思いつつ、『1泊2日ですよ〜』と答えましたが、世間の認識はそんなもんかと思いつつ、場末(おっと失礼。。。)の居酒屋へ。
料理全品半額なので頼みまくり、チャーハン2種類とかよくわからない頼み方をし、暴飲暴食会はつつがなく進むのでした。
=まとめ=
ある程度予想はしてたものの、膝痛というおまけつきの今回の山行。
雲取山はいい山でした。軽装でルートを選べば日帰りも可能ですし、展望の良さはピカイチです。
テン泊・避難小屋泊の重装備の場合は、今回のルートは距離は長いですが比較的歩きやすいのでオススメです〜!
=膝のその後=
整形外科に受診したところ、骨には特に異常ありませんでした。が、診断名も特につかず、「軟骨がすり減って痛みが出ているのか、靭帯のせいかもしれないし」という感じで、『結局何?』って感じでしたが、「とりあえず冬の間は山は登らない方がいいですよ」と言われてしまいました。。。
う〜ん。しばらくお休みか。。。スキーもダメなのかなぁ。。。ぐすん。。。
zawadaさん、こんばんは。
整形外科、受診されたんですね。
でも診断名もなく、結局何?と思ってしまった事、共感出来ます。。。
山登りはしない方がいい、と言われても、確かにそうだけど、
納得いかないものもありますよねー。
そのお医者さんは膝を専門に診てる方ですか?
もしそうじゃなかったら、スポーツ整形などで再受診するのも一案かも知れませんね^^
(宣伝でも回し者でもないのですが、参考までに・・・)
私も近所のお年寄りが通うような整形外科を受診したところ、同じように言われました。
でもそうしたところでまた登り始めたら根本的な解決にはならないんじゃないかな、
とスポーツ整形外科を探して、定期的にリハビリをしています。
スポーツをする人に理解のあるお膝専門の先生と、理学療法士さんにも診てもらいながら、
膝周りの筋肉をつける運動をしています。
穏やかな変化だけども、自分の状態を診てくれる人がいるというだけでも大きな安心感になり、よかったですよ
hellokinokoさん、お久しぶりです〜
hellokinokoさんも膝を痛められた事があるんですね。
受診した整形は一応スポーツ整形を標榜している所(院内にはJリーガーと撮った写真がいっぱい飾ってありました…)だったのですが、一通り症状と経過を聞いたあとレントゲンを撮り骨の異常がないかを見て、患部を'服の上から'触って腫れがないかを確かめただけで、「腫れもないし骨にも異常はないようですので、軟骨がすり減って痛みが出ているのか靭帯に炎症があるのかもしれないですね。とりあえず消炎鎮痛剤を出しておきますので、しばらく安静ですね。時間があるんだったら電気やってきますか?」で終了という感じでした。。。うぅー金返せぇーー。
しばらく安静にしなきゃいけないのはわかっていましたし、山に行くたびに症状出現→消失、出現→消失を繰り返していた状態でしたので、今後も今の状態のままだと再発するのは間違いないと思われたので、診断と今後の対処法も含めて相談したかったのですが。。。
そんな感じでしたので再度別の整形に受診する気になれず、ネットや医学書などの文献で腸脛靭帯炎についての情報を片っ端から集め、急性期の痛みがなくなったあたりから腸脛靭帯を中心にストレッチとマッサージ、大腿四頭筋やハムストリングを中心に筋力強化などなど励んだ結果か、膝の痛みや違和感もほとんどなくなり、最初は炎症を起こした結果カチカチに凝り固まって太くなっていた左足の腸脛靭帯も、ストレッチとマッサージの効果か右足と同じ程度にやわらかくなってきました。
まだ山には登ってはいないので不安はありますが、先週行ったスキーではなんとか膝は大丈夫でした。(膝サポーター、テーピング、サポートタイツなどなど超重装備でしたが…)
ただ今後の事を考えると、やはりhellokinokoさんがおっしゃる通り、信頼できる先生の元で定期的にリハビリを行うのがベストだろうなぁとは思っております。
来週、高尾山あたりにリハビリ登山に行こうかと思っていますので、その結果でまた考えたいと思っています。
ご丁寧なアドバイス、本当にありがとうございました。
7月に一泊2日で行った燕岳で痛めました><
というより、正確には山行の集合場所へ向かう途中の地下鉄コンコースで、登山靴の靴ひもを踏んで、思い切り膝を強打したのでした…(トホホ)
スポーツ整形を謳ってるのに、一般患者にはそういう扱いなんですね><
それは酷い!病院不信にもなりますよね
一般のスポーツ愛好家だって、プロの人だって、スポーツ復帰したいって想いは変わらないと思うのに…。
そんな中、自力で情報を調べ、出来る限りの事をしてきたzawadaさん、すごいです!
自分の症状を客観的に把握して、必要なストレッチやマッサージをしてきたからこその、現状ですね
また、リハビリ登山がドキドキ半面、楽しみですね。
経過報告、楽しみにしています^^
私こそ、同じ悩みなどをこういう場で話せて嬉しいです。ありがとうございました
膝を強打した状態で燕岳に登るなんてガッツありますね
>一般のスポーツ愛好家だって、プロの人だって、スポーツ復帰したいって想いは変わらないと思うのに…
ほんとそうなんですよ。もちろんスポーツを生業としているプロの方と全く同じだなんておこがましくて言えないですけど、自分の中で心身ともに山のウエイトが結構高くなってきていたので、それなりにショックだったんですよ、もう登れないのかなぁなんて。
でもまぁ骨には異常なかったというのだけわかったので無理やり良しとして、あれこれ調べてみたという感じです。自己診断なんてほんとは×なんですけどね。
10日のリハビリ登山は当日朝の膝と相談ですが、またご報告させて頂きます。
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