北アルプス 鹿島槍ヶ岳 東尾根バリエーションルート
- GPS
- 104:00
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,987m
- 下り
- 1,980m
コースタイム
【27日】
信濃大町6:35〜6:55大谷原7:30〜7:55東尾根取付点8:00〜12:30一の沢の頭13:15〜14:50二の沢の頭
【28日】
二の沢の頭6:30〜7:25第一岩峰取付点7:45〜8:30第二岩峰9:10〜(登攀)〜17:25第二岩峰ピーク17:40〜アラ沢の頭18:10〜18:30鹿島槍北峰18:40〜18:50吊尾根上(幕営)
【29日】
幕地7:00〜7:30鹿島槍ヶ岳山頂9:55〜布引山10:15〜10:45冷池幕営(赤岩尾根冬山ルート偵察)
【30日】
冷池幕地6:40〜(赤岩尾根)〜高千穂平8:10〜9:35西俣出合9:50〜10:30大谷原
天候 | 【5月27日(天候:晴れ〜曇り)】 【5月28日(天候:晴れ〜曇り)】 【5月29日(天候:晴れ)】 【5月30日(曇り〜雨)】 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
新宿駅23時46分の急行アルプス乗車。6時18分信濃大町着。 |
写真
感想
【5月26日】
23時46分の急行アルプス8号で出発
【5月27日(天候:晴れ〜曇り)】
6時18分信濃大町着。登山者カードを提出し大谷原に向かう。昨日まで雨が降っていたと云うが良い天気だ。
6時30分大谷原着、朝食後7時30分出発。正月に遭難したパーティーの捜索願いを横に見ながら30分位で東尾根の取り付き点に着く。(この年は鹿島槍ヶ岳周辺で正月に複数のパーティー遭難が発生した)
取り付きからはルートの薄らついた藪の急登となる。背負い子では登り辛いがバテながらも4〜5時間程で一の沢の頭に着く。ここからは第一、第二岩峰、アラ沢の頭とこれから攀る東尾根が壁のように見える。雪崩の響きを聴きながら1時間程で二の沢の頭に着く。今日中に第一岩峰下まで行く予定であったが、先行パーティーがいるため幕営する。(稜線上は殆んどテントスペースが無い)
【5月28日(天候:晴れ〜曇り)】
5時起床。6時30分出発。第一岩峰まで藪漕ぎが続く。第一岩峰は難なくクリアーするが、第二岩峰からはザイルを使う。何ピッチかルートを伸ばしピークに立つも、最後のアラ沢の頭へのルーは直登ルートしか無く背負い子では登れず、空身になり荷物をザイルで引っ張り上げながら無事通過する。アラ沢ノ頭で小休止後、北峰までのナイフリッジの雪稜を慎重に登る。非常に高度感があり3000m級の稜線にいる事を体感出来た。
【5月29日(天候:晴れ)】
5時起床。風の音がすごく目が覚める。レンズ雲が出ているので悪天の兆しと話し合う。
南峰に着く頃には風も収まる。南峰で大休止、360度の展望を堪能し冷池に向かう。冷池から冬山のルート視察で爺ガ岳の直登ルートの偵察に出かけ戻ってきた頃には一面ガスがかかり今にも雨になりそうだった。
【5月30日(曇り〜雨)】
5時、ガスがかかっているが雨にはなっていない。赤岩尾根の下りは所々に残雪があり非常に緊張した下りとなる。高千穂平付近より本降りとなりづぶ濡れになり大谷原に着く。
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