霧降高原バス停〜女峰山〜帝釈山〜小真名子山〜大真名子山〜志津小屋(泊)〜男体山
- GPS
- 29:45
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 2,798m
- 下り
- 2,861m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:21
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 8:20
12時頃 8合目を出発して再び男体山頂へ
12:26 二荒山神社奥宮到着
天候 | 1日目 晴れのち曇り 2日目 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
北千住駅から東武日光駅まで電車 東武日光駅から霧降高原バス停までバス <復路> 二荒山神社から東武日光駅までバス 東武日光駅からJR新宿駅まで電車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大真名子山頂から志津小屋までは鎖場が連続する「千鳥返し」がある。雨天時はスリップに注意。 |
その他周辺情報 | 二荒山神社バス停前の食堂でビールを購入できる。 志津小屋から神社へ下山した場合でも社務所で入山料を払うことができる。 |
写真
装備
個人装備 |
カリマーRidge30L
カリマー・ザックカバー(使わず)
LAKEN1L水筒
クリーンカンティーンワインカラフェ800ml
菓子パン5個
自作トレイルミックス
自作ミニガスバーナー
製氷皿コッヘル
自作風防兼五徳
自作鍋つかみ
共用ガスボンベ(燃料缶)
ファイントラック・ツエルト2
自作ツエルトポール
自作五寸釘ペグ8
細引き12
市販ペグ4
上下着替え一式
ヘッ電
予備バッテリー
カメラ
iPhone6S
モンベルのメリノウールT
速乾性のパタゴニアT
MHWウェイクールアームズ
MHWダイヘドラルプリカーブパンツ
ダーンタフ・ノーショーソックス
アディダス テレックス スコープ GTX
MHWセタ・ランニング・ゲイター(使わず)
雨具上下
ミズノ・ブレスサーモ・ダウン上
|
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共同装備 |
Garmin GPSMAP 62s
地図
|
感想
初日はソロ、2日目は仲間と合流するオレオレワイワイ登山の豪華二本立てプラン。
出発は、霧降高原バス停。
都内から東武鉄道とバスを乗り継いで、最速到着時刻は09:15。
到着時の天候は、ピーカンで暑いくらい。
名物の1445段の階段を征服した後は、鹿除けゲートをくぐってクライムオン。
稜線からの眺望を期待して進むが、ガスは濃くなるばかり。
遠くに目をやっても白い雲に隠れるお山たち。
全くもって楽しさ半減となり、ピークハント・オンリーの山行に様変わりしてしまう。
赤薙山まではずーっと登りっぱなしで、一気に高度を稼ぐ感じ。
足元しか見えていないので、「登ったな」という程度の感想しかなく、スルー。
一里ヶ曽根独標を過ぎたところの水場で、2日分の水を補給する。
唐沢小屋には寄らないので、ここが唯一の水場。
重いけどラーケンとクリーンキャンティーンのボトルに1.8Lを補給する。
女峰山頂はガスに巻かれていて、それはそれで神秘的な雰囲気。
遠くから見るとモノトーン色にまとまった山頂と人影はまるで白黒写真のよう。
思わず「おー!」と声が出てしまう。
女峰山頂は、ランチタイム真っ盛り。
狭い山頂だけど、バーナーで肉焼く人、お弁当を食べる人とそれぞれのスタイルで楽しんでる。
ここも眺望はゼロなので、専女山、帝釈山へ向けて下山する。
ガスガスの登山道は、涼しい。
午後に向けてガスが濃くなり、モノトーンの世界が永遠と続く。
一番楽しみにしていた帝釈山からのビューは、望み虚しくナッシング。
富士見峠を目指して長い下りを降りる。
富士見峠は林道の終点だけあって、広く平らな絶好のビバーク候補地。
芝生の緑も気持ち良さそう。
ここへの到着が15時過ぎていたらビバークしていたけど、まだ14時少し前。
なので、小真名子山へ向けて出発する。
小真名子山頂への斜面は、ザレてガレて滑るし落石に注意するから、登りとしてはかなりしんどい。
距離が短いのがせめてもの救い。
富士見峠から30分程度で山頂に到着する。
ここも眺望ナッシングなので、大真名子山を目指して下山する。
小真名子山を下山したところのコルが鷹の巣。
ここも見事なビバーク候補地。
平らな芝生がすごく良さげ。
CTを考えても、志津小屋には16時半過ぎには到着出来そう。
一瞬迷ったけど、ビバークはやめて大真名子山を目指す。
大真名子山頂は、立派な立像があり、神聖な雰囲気が漂う。
ハイライトは志津小屋へ向かう下山路。
鎖と鉄梯子が30mは続く感じ。
「千鳥返し」と書いてあるから、鳥も寄せ付けないって意味かな。
結構な高度感で、子供なら泣くレベルかも。
ゆっくり降りれば問題は無いけど、雨の日はスリル満点だろうと思う。
大真名子山の下山途中で2Lのハイドレが空になる。
ここから先は、途中補給した1.8Lの水で過ごすため、水分摂取量を控える。
長い下りを終えると整備された砂利敷きの林道に出る。
そこが志津林道の駐車場エリア。
男体山方面へ歩くと、1日目の目的地の志津避難小屋に到着する。
水を使わない食料計画のため、夕食は菓子パンとイカフライと赤ワインというヘンテコな組み合わせ。
がしかし、腹減ってるし、塩分欲しいし、酒は飲みたいわけで、十分美味しい。
小屋に同居したワンゲル女子部4人の鍋が羨まし杉w
ワインを1本飲んで19時には就寝。
そのまま爆睡して、目が覚めたのは朝4時。
男体山頂に仲間が到着するのは、正午頃なので時間はたっぷりある。
6時に自作ミニガスバーナーで紅茶をいれて、菓子パンとトレイルミックスを食べて腹を落ち着かせる。
眺望なら早い時間が良いだろうと考え、(ぜんぜん早くはないが)朝7時前に男体山頂へ向けて出発する。
急いでも仕方ないので、長い登りをゆっくり進む。
途中の崩落現場は、なかなかの迫力。
振り返ると大真名子山、小真名子山、帝釈山、女峰山が見える。
2日間で一番の眺望を楽しむ。
男体山頂に到着したのは、午前9時少し前。
この時間帯だとそんなにガスは出ておらず、大真名子山方面のみならず、反対側の中禅寺湖、戦場ヶ原も良く見える。
山頂の大刀がなかなかの迫力。
仲間の到着まであと3時間はある。
山頂は寒くて、登山客の打ち鳴らす鐘がうるさいので、二荒山神社方面の八合目まで下山して日向ぼっこしながら時間をつぶす。
仲間が八合目に到着したのは正午少し前。
再び男体山頂へ向けて出発し、12時半前に山頂に到着する。
M店主からフルーツポンチとキンキンに冷えた水の差し入れを頂く。
食料&水事情に乏しい僕にとっては、最高のご馳走。
ありがたく頂く。
休憩の後は、二荒山神社を目指して下山する。
おおよそ2時間で二荒山神社に到着する。
社務所で入山料を払ってお札を頂く。
15:20発のバスが来るまでの間、バス停前のレストランで買ったビールで乾杯!
1本では足りず、もう1本買ったところでバスが到着する。
ゆらりゆられて東武日光駅に着いたのは、16:15頃。
駅のトイレで着替えてから、16:39発のJR新宿駅行きの電車に乗って、JR新宿駅に到着したのは18:36。
二次会へ行くメンバーとお別れして、帰路へついた。
voldemordさん
こんばんは、
女峰山の水場付近で一緒になったものです。
数少ない小屋泊まり装備で歩いていたので覚えていらっしゃると思いますが。。。
voldemordさんのザックに挿していたワインボトルで、間違いないと思いました。
やはり、というか、小真名子、大真名子を通って志津小屋まで。。。さすがというか、感服致します。
心配していた唐沢避難小屋ですが、私の他に3人の利用者がいてほっとしました。
唐沢小屋には、幽霊がでるなんて噂があるので。。。そんなこと信じていませんが、ひとりで、避難小屋に泊るのは自信がありません。
しかし、私もvoldemordさんに見習ってもう少し装備を軽量化しなければと思います。どうも、お疲れ様でした。
ヤマレコ↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-896266.html
omatsuさん
いやー、嬉しい再会ですね!
大きなザックと特徴ある帽子とそれにお顔、覚えています。
計画ビバークするつもりが、早いペースで進んだため、結果、志津避難小屋泊となりました。
なので、翌日は暇な午前中を過ごすことになり、男体山ピークを2回踏むことになりました(笑)。
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