富士山(富士宮口より剣ヶ峰までピストン)
- GPS
- 06:11
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,454m
- 下り
- 1,446m
コースタイム
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 6:09
天候 | 快晴→9時過ぎよりガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とにかく9合5勺の雪渓!朝6時台まではアイゼン着用! 7時半を過ぎれば雪が柔らかくなり、アイゼン無しで踏み跡を使って登り降りできますが、自信のない方はブル道を! 絶対に雪渓の両脇は登らないほうが良い。あそこは小石が落ちて進むのに難儀します。2014年の大雪の年にあそこを登って難儀しました。 |
その他周辺情報 | スカイラインは、夜中走り屋が上下すること多し。運転に注意して下さい。あと、バンビたちも多いので、轢かぬよう注意して下さい。バンビは道を横切ります。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
|
---|---|
備考 | 9合目以上で手が凍える場合があります。必ず冬用グローブを持っていくこと。急に身体が冷え込み、とにかくお腹が空く場合多し。食べ物はしっかり。もちろんシーズン外は山小屋が開いてないので、水はしっかり携行。 |
感想
6月16日の雨中のトレーニングの折り、ロードバイクでコケまして…。
右膝、右肋骨、右肘を打ち、左肩が多分亜脱臼…。右腕がまったく上がらない状態でした。
でも、梅雨の合間の晴天の予報…。こりゃ、行かない手はないですよね!
私は信仰のため、毎年必ず富士に登らなきゃならない部分もありまして…。
多少の無理はいた仕方ないです。
6/17の夜に急遽決定し、準備し車に乗り込み、所沢から富士宮口まで走りました。
所沢を出たのは深夜0時です。
新東名のおかげで「圏央道〜厚木〜新東名〜富士宮」という手もありますが、今回も従来通り、「圏央道〜中央道〜河口湖〜東富士五湖道路〜須走〜富士宮口」というルートです。
富士宮新五合目に着くと、下に見える御殿場の夜景がとても綺麗でした。
駐車場は車中泊の車でいっぱい。
私もすぐにエンジンを切り、おとなしくコンビニ弁当を食べ、2時間ほど仮眠しました。
朝4時過ぎに起きるとガスっておりましたが、空は上々。
肩のことを考え、負担を掛けぬよう、スローペースで。
9合5勺に行くと、例のごとく、雪渓が登山道を横たわります。
2014年の豪雪の年の6月は、アイゼンを持たず難儀しました。
今年も持っておりません(笑)。
下山してきた方の進言を聞き入れ、今回は雪渓を横切り、横の岩場から上がりましたが、雪渓の両横の岩場は小石が崩れるので登りづらい箇所です。絶対にやめといた方がいいです。
アイゼンを持ってなくとも、朝7時半を過ぎたら足の踏み跡を使い雪渓を登るのが正解でありましょう。
雪渓の区間は長くありません。上に行けば、すぐにまた土の登山道に戻ります。
もちろん、雪がカチカチの時間にアイゼン無しで雪渓を横切るなどという自殺行為はせぬよう。
とにかくこの時期アイゼンを持たぬ方は、雪がやっこくなってから登るか、ブル道を行きましょう。
自信がない方は、断然ブル道です!
剣ヶ峰までの登山道は雪はありません。
写真では剣ヶ峰も雪が残りますが、登山道には皆無です。
シーズン中は剣ヶ峰の記念撮影すらままならない始末。やっぱ、この時期しかないんですよねえ…。
例年この時期の富士登山は、ベテランやプロの登山者の方が多いのですが、今年は違ったようです。
7合目付近でヘタってる方や、高山病でうずくまってる方を多くお見受けしました。
山小屋が開いてない時期は、ほんと誰も助けてくれません。自己責任とは言え、みなに迷惑がかかります。
過信せず、舐めてかからず、普段のトレーニングを怠らず、自分の体調やスキルと相談しながら日本一の山に挑みましょう。
「命あっての物種」でありますぞ。
山小屋が開いてないと言えば困るのが飲料です。
目安として、私は1,5リットルの水(550mlを3本)持ちました。結果、2本しか飲みませんでした。おまけに尿意も催しまくり(笑)。
よって、1リッターがひとつの目安になるかと。
8〜9合目から、急に冷え、風も強くなります。
やたら空腹を感じるので、多分の行動食は持って行った方がいいです。柿の種でもポテトチップスでも、あるとないとでは大違いです。
オンシーズンは、山小屋でアンパンでも買っちゃえばいいのですが…。
また、手の指が冷えるので、冬用グローブも必須です。
雨の日など、ほんと手が凍えます。山小屋で風雨を凌ぎ、凍えて動かなくなった手でなんとか冬用グローブに替えた思い出もあります。気をつけて下さい。
めまぐるしく表情を変える山です。荘厳なる霊山です。
みなさまも安全で楽しい登山を。人生の宝物が増えるといいですね!
tsukinomori さん、こんにちは。
剣ヶ峰まで、ご一緒させていただきましたJasperと申します。
短い時間でしたが、車上荒らしのアドバイス等ありがとうございました。
実は車に財布、車のキーを置いて登ってまして、、、、
私は予定どおり、お鉢をして、下山は御殿場口からとしました。
また、どこかで機会があれば、、、
おお!ここで会えるなんて奇遇ですね!
無事に戻れたようで安心いたしました。
財布などを置いて登ってらっしゃるのですか…。
実は私もそうだったのですが、今ではすべて持って登ってます。ETCのカードまで(笑)。
下山するまで、気が気じゃないので…。
ま、富士宮口は大丈夫だと思いますが、他のところは怖いです。
Jasparさん、今シーズンも楽しく安全な登山を!
そうそう、写真撮っていただき、ありがとうございます!ヤマレコの画像に、Jasparさんに撮っていただきましたと説明文を加えます。
また機会がございましたら!ご縁に感謝致します!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する