早池峰山・鶏頭山へ縦走

2016年06月19日(日) [日帰り]

• GPS: 08:39
• 距離: 12.8km
• 登り: 802m
• 下り: 1,549m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:05
• 休憩: 0:27
• 合計: 8:32

距離 12.8km 登り 803m 下り 1,549m

6:02 小田越
6:25 御門口
7:06 7:13 御金蔵
7:29 7:32 天狗の滑り岩
7:40 剣ヶ峰分岐
7:45 7:46 門馬コース分岐
7:51 7:59 早池峰山頂避難小屋
8:02 8:03 早池峰山
9:28 中岳
11:44 鶏頭山
12:16 ニセ鶏頭
12:26 七折ノ滝分岐
12:50 12:53 鶏頭山避難小屋
14:02 14:03 水場（鶏頭山の下）
14:20 鶏頭山登山口
14:26 14:29 岳駐車場
14:34 ゴール地点

天候

晴れ/曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

■岳駐車場で前日車中泊。
■100台駐車可能な舗装された駐車場で、トイレ完備。
■岳〜小田越間はシーズン中の土日祝日はマイカー規制。シャトルバス運行中。

コース状況／危険箇所等

■河原の坊コースは登山道崩落にて通行止め
■基本的に滑りやすい蛇紋岩で特に濡れているときはスリップ注意
■中岳〜鶏頭山の樹林帯はぬかるんだ道で、所々岩場あり。

その他周辺情報

■大迫のホテルベルンドルフで汗を流して帰路につきました。（大人500円）

写真

6/19 5:34

朝5：30の岳駐車場。まだ空きが目立ちます。ここからシャトルバスに乗り込みます。

6/19 5:58

小田越は登山者がいっぱい。左に仮設トイレがあります。

6/19 6:05

最初は樹林の中の木道を辿ります。

6/19 6:06

生まれたてのギンリョウソウ。

6/19 6:23

マイズルソウはたくさん咲いていました。

6/19 6:26

岩の転がる中を登ります。

6/19 6:27

一合目の御門口で視界が開ける。正面に早池峰山。ハイマツの中の巨岩を渡っていく。

6/19 6:28

振り返ると薬師岳。

6/19 6:29

ミヤマオダマキ。

6/19 6:35

ナンブトラノオ。早池峰山の特産種らしいが、ほとんど見かけなかった。

6/19 6:41

ハヤチネウスユキソウが有名だが、こちらもわずかに見かけただけだった。まだ時期が早いのだろう。

6/19 7:12

河原の坊の駐車場が見える。河原坊コースは現在通行禁止になっているため停まっている車は少ない。

6/19 7:13

背の低いハイマツ帯の中を行く。

6/19 7:15

イワウメ

6/19 7:19

岩の間にたくさん咲いていました。

6/19 7:21

ミヤマアズマギク

6/19 7:24

ミヤマシオガマ

6/19 7:28

河原坊からのルート。

6/19 7:29

イワウメ・アズマキク・チシマアマナなど。

6/19 7:29

岩の間に咲くナンブイヌナズナ。北海道夕張岳とここ早池峰山にのみ生息しているとのこと。

6/19 7:30

蛇紋岩の岩場が続きます。

6/19 7:32

滑りやすい蛇紋岩。谷川岳の西黒尾根や尾瀬の至仏山を思い出す。

6/19 7:31

ナンブイヌナズナ・ミヤマキンバイ・ミヤマアズマギク

6/19 7:31

ガイドブックに必ず出てくる梯子場。思ったより短い。感覚的には八ヶ岳・権現岳のゲンジー梯子の半分ほどか。

6/19 7:34

垂直に近い梯子ではなく、中途半端な傾斜。中腰が辛いので、ストック片手に立ったまま登った。

6/19 7:39

梯子場が終わってさらに岩場の登りが続く。

6/19 7:42

岩場が終わると山頂部分に飛び出す。

6/19 7:43

この日は鶏頭山へ縦走するので、剣ヶ峰はパスして山頂へ向かう。

6/19 7:45

ショウジョウバカマ。普段見かけるものと色が違う。

6/19 7:46

イワカガミ

6/19 7:50

ミネザクラ

6/19 7:51

山頂直下にわずかに雪が残っていた。

6/19 7:53

山頂に建つ避難小屋。

6/19 7:53

中は綺麗だったがハエが多い。緊急時以外は宿泊禁止と表示があった。

6/19 7:55

ミヤマアズマギクはいたる所に咲いていた。

6/19 7:54

早池峰山山頂。

6/19 7:55

ヤマカラシ

6/19 7:57

河原坊コース通行禁止の案内板

6/19 7:57

登ってきた小田越コースの尾根

6/19 7:58

岩稜帯の登山道

6/19 7:58

その下はハイマツ帯の登山道

6/19 7:59

きれいな三角錐は対面の薬師岳

6/19 8:00

まだ時間が早いせいか山頂広場に人はほとんどいなかった。

6/19 8:01

山頂を後にして鶏頭山へ向かいます。

6/19 8:02

チシマアマナ

6/19 8:03

ミヤマキンバイは一番多く見かけた。

6/19 8:06

これから正面左奥の頂まで縦走します。

6/19 8:08

紅白のイワウメ

6/19 8:08

チングルマはまだこれから。

6/19 8:10

イワウメも多い。

6/19 8:13

岩場の下り。

6/19 8:20

イワヒバリがしきりに囀っていました。

6/19 8:22

ホシガラス

6/19 8:24

ホシガラスはハイマツの実を啄んでいるようです。

6/19 8:27

岩に張り付くように咲くイワウメ。

6/19 8:38

一面のお花畑はないが、小さく固まって多種の花が咲いています。

6/19 8:40

岩と灌木の稜線

6/19 8:47

中岳との鞍部に向かい標高を下げていきます。

6/19 8:47

足元に咲く花を踏まないように注意して。

6/19 8:50

ハクサンチドリ

6/19 8:54

ミヤマシオガマ・キンバイ・アズマキク・オダマキと色とりどりで楽しい。

6/19 9:02

鞍部から中岳。

6/19 9:04

鬱蒼とした樹林を行きます。

6/19 9:10

振り返ると早池峰山は遠ざかっている。

6/19 9:11

一瞬樹林を抜けて岩峰状の中岳山頂が見えた。

6/19 9:28

樹林の中は基本的にジメジメしたぬかるんだ道。

6/19 9:30

中岳山頂。

6/19 9:32

中岳からの景色。

6/19 9:34

ここから一旦下に降りる。

6/19 9:34

ここをトラバース。

6/19 9:36

ホールド・スタンスともに豊富なので慎重に降りれば問題はない。

6/19 9:39

岩の平均台。左奥に鶏頭山が見える。

6/19 9:47

左が鶏頭山。右は登山道のない毛無森。その名の通り木が生えていない。

6/19 10:15

岩場の途中で休憩。風が吹き抜け気持ちが良い。

6/19 10:25

通過してきた中岳方面。早池峰山は中岳の陰に隠れ見えない。

6/19 10:34

再び樹林帯。風が動かず湿気が多い。気温が上がってきて蒸し暑い。

6/19 10:57

所々で視界が開ける。左奥のピークが鶏頭山。

6/19 10:58

右の三角錐は薬師岳。

6/19 11:20

中岳の上にちょっとだけ早池峰山が覗いている。

6/19 11:24

これは？ナンブヤマブキショウマ？

6/19 11:26

南斜面のトラバース。鶏頭山が近づいてきた。

6/19 11:28

ミヤマカラマツ

6/19 11:30

ゴゼンタチバナ

6/19 11:35

南側は切れ落ちています。

6/19 11:38

鶏頭山へ向かい草地の登り。

6/19 11:41

ヨツバシオガマ

6/19 11:46

鶏頭山山頂に着いた。ここで休憩。

6/19 11:48

鶏頭山から見る早池峰山。あそこからよく歩いてきたものだ。この時間になり早池峰山山頂付近はガスに覆われてきた。

6/19 11:48

これから向かうニセ鶏頭方面にもガスが流れ込んできた。

6/19 11:56

足元にはコケモモが咲いていた。

6/19 12:02

車を停めた岳へ下山開始。まずはニセ鶏頭に向かいます。

6/19 12:03

イワベンケイ

6/19 12:05

初めて見る花だった。調べるとミヤマハンショウズルというらしい。

6/19 12:06

ツマトリソウ

6/19 12:07

痩せた尾根を辿る。

6/19 12:09

チシマフウロ？グンナイフウロ？

6/19 12:14

岩場の間を縫うように進む。

6/19 12:15

ニセ鶏頭直下。

6/19 12:18

ニセ鶏頭の山頂。

6/19 12:21

ミヤマオダマキを真下から。

6/19 12:21

キバナコマノツメ

6/19 12:22

ニセ鶏頭からの下り。

6/19 12:23

丸くまとまって咲くこの白い花は何でしょう？？？
草ではなく低木のようですが・・・

6/19 12:23

この辺りも花がたくさん咲いていました。

6/19 12:25

ヒロハヘビノボラズ

6/19 12:27

鶏頭山の手前から膝〜下腿外側の痛みがあった姫だが、この辺りからかなり強くなる。

6/19 12:51

避難小屋でちょっと休憩。

6/19 13:17

大岩の間を通る。

6/19 13:31

前向きだと痛みで下れず、後ろ向きだと痛くないらしい。・・・で、後ろ向きに下ってます。この人、登山口までズ〜ッとバックで下りました。2km以上、後ろ向きで歩いたんじゃないでしょうか。

6/19 13:37

6/19 13:56

畳石と読める。

6/19 14:04

水場の表示

6/19 14:04

登山道からすぐのところに小さな沢がありました。

6/19 14:21

倍くらい時間がかかったが、何とか登山口まで降りてきた。

6/19 14:28

橋を渡ると岳バス停。平らな所と登りはあまり痛くないらしい。

6/19 14:51

岳駐車場に戻ってきた。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Canon

PENTAX K-30 PENTAX

感想

TONO

　ハヤチネウスユキソウで有名な花の山、早池峰山に初めて登りました。時期が早かったのかまだウスユキソウはさほど見なかったが、イワウメやミヤマシオガマ、ミヤマキンバイ、ミヤマアズマキクなどが目を楽しませてくれた。森林限界を超えた岩稜帯歩きの爽快さも少し味わえた。
　鶏頭山への縦走路は樹林帯の泥濘が歩き難く、次は剣ヶ峰も踏んで小田越からピストンかな・・・河原坊コースが修復されれば周回で歩きたいところだが。（TONO）