ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 90218
全員に公開
雪山ハイキング
甲斐駒・北岳

櫛形山 ア・ラ・カルト 雪を独り占め!

2010年12月09日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:14
距離
16.3km
登り
1,364m
下り
1,362m

コースタイム

県民の森伊奈ヶ湖 8:21 → 中尾根中間点(林道)9:22 → 10:14 ほこらの小屋 10:36 → 11:18 櫛形山(偽)山頂 11:23 → 裸山 11:59 → 12:28 アヤメ平 12:33 → 12:45 唐松岳 12:50 → 丸山の鞍部 13:10 → 13:20 休憩 13:25 → 平成峡入口 13:44 → (林道歩き) → 13:57 見晴平 14:00 → 北尾根登山道入り口 14:25 → (林道歩き、一部車で) → 14:35 県民の森伊奈ヶ湖
天候 晴れ時々曇り
風が強い
気温も低い
過去天気図(気象庁) 2010年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県民の森伊奈ヶ湖に駐車場、トイレあります。
コース状況/
危険箇所等
積雪状況:
1200メートルより上は雪がつながっています。
ただし、日当たりのいいところは大分上でも雪がありません。
稜線での積雪:10センチくらい。
今のところフカフカで凍っていません(アイゼン使用せず)。
自分のトレースは今あるのですが、この季節人がほとんど歩かないので、雪が増えてもトレースなしの覚悟で行かないといけません。

登山道:

県民の森伊奈ヶ湖 → ほこらの小屋: 
普通の登山道。危険個所なし。

ほこらの小屋 → 櫛形山(偽)山頂 → 裸山 → アヤメ平:
普通の登山道で危険個所はありませんが、雪の季節は一部道がとても不明瞭になります。初めての人は注意が必要です。
この時季、中尾根より、北尾根の方は雪も少ないし道がはっきりしています。

アヤメ平 → 唐松岳 → 丸山の鞍部:
普通の登山道ですが、雪のない季節でもほとんど人が入りません。道は場所によってちょっと不明瞭ですが地形が割と単純だしテープも多いので迷うことはないはずです。
今日はここで一番風が強くて寒かったです。

丸山の鞍部 → 平成峡入口:
道が全くありません。かなりの急坂で、途中から石がゴロゴロしていたり、ヤブの低いトンネルをくくったりして最後は沢沿いになるので足場が悪いです。今日は沢は凍っていませんでしたがこれからは凍ると思われます。
この辺は無数の獣道がトラバースしています。

平成峡入口 → 見晴平:
林道歩き。今日はガリガリツルツル凍っていました。

見晴平 → 北尾根登山道入り口:
普通の登山道。割と急坂で葉っぱの下に隠れているごろ石が多くて下りにくいところです。普通は登りに使っています。

北尾根登山道入り口 → 県民の森伊奈ヶ湖:
林道歩き。普通だと15~20分くらいかかります。

県民の森のコテージの間を通って登山道に入ります。
ここでは「中尾根登山道」を指す看板(写真では右側に写っています)がありますが、この看板に従わないでまっすぐ上がった方がずっと近いです。
県民の森のコテージの間を通って登山道に入ります。
ここでは「中尾根登山道」を指す看板(写真では右側に写っています)がありますが、この看板に従わないでまっすぐ上がった方がずっと近いです。
道なりに登ると、この階段から中尾根登山道が始まります。
道なりに登ると、この階段から中尾根登山道が始まります。
普通はつまらない道です・・・
普通はつまらない道です・・・
でも、雪がすっごくきれい!
でも、雪がすっごくきれい!
林道に出ました。
ここから上は森がきれいになります。
林道に出ました。
ここから上は森がきれいになります。
雪景色、いいねえ・・・
雪景色、いいねえ・・・
このくらい積っています。
中尾根は、櫛形山のもう一つの登山道がある北尾根と比べて積雪量が多いです。
このくらい積っています。
中尾根は、櫛形山のもう一つの登山道がある北尾根と比べて積雪量が多いです。
もうちょっとでほこらの小屋、少し見える場所があります。
もうちょっとでほこらの小屋、少し見える場所があります。
甲府盆地、霞がかかっていますね。
甲府盆地、霞がかかっていますね。
ほこらの小屋の定番写真
ほこらの小屋の定番写真
キャンプ場の定番写真
キャンプ場の定番写真
ほこらの小屋の前の祠。
ほこらの小屋の前の祠。
増穂町の平林に至る、南尾根登山道。
トレースありませんね。
増穂町の平林に至る、南尾根登山道。
トレースありませんね。
小屋で長めの休憩をして、再出発。
櫛形山のてっぺんはいい雰囲気。

ここから少し先でトレースも無くなります(トレースを作った2人の方とお話したのですが、道が分からなくなって引き返したとのことでした)
小屋で長めの休憩をして、再出発。
櫛形山のてっぺんはいい雰囲気。

ここから少し先でトレースも無くなります(トレースを作った2人の方とお話したのですが、道が分からなくなって引き返したとのことでした)
山頂への分岐。
左に入ります。
山頂への分岐。
左に入ります。
8月中旬だとここはマルバタケヤマブキだらけになります。
8月中旬だとここはマルバタケヤマブキだらけになります。
もう少し季節が進むと雪に埋まるのでしょう。
もう少し季節が進むと雪に埋まるのでしょう。
山頂への、もう一つの分岐。
後一息です。
山頂への、もう一つの分岐。
後一息です。
櫛形山の偽山頂。
もちろん誰もいません。
櫛形山の偽山頂。
もちろん誰もいません。
山頂から富士山、富士川方面。
山頂から富士山、富士川方面。
この辺の雪はフカフカで気持ちいい。
この辺の雪はフカフカで気持ちいい。
人間の足跡、一つもありません!
人間の足跡、一つもありません!
原生林、夏とずいぶん違うなあ。
原生林、夏とずいぶん違うなあ。
裸山に向かいます。
穏やかに見えますが、冷たい風がビュービュー吹いて雪も舞い上がっています。
裸山に向かいます。
穏やかに見えますが、冷たい風がビュービュー吹いて雪も舞い上がっています。
お気に入りの木、冬バージョン。
お気に入りの木、冬バージョン。
夏だと、マイズルソウのじゅうたんになるところ、今は真っ白。
夏だと、マイズルソウのじゅうたんになるところ、今は真っ白。
裸山が見えてきました。
前から防シカネットありましたが、今度は相当広くなりました。
裸山が見えてきました。
前から防シカネットありましたが、今度は相当広くなりました。
写真が撮りにくい・・・笊が岳方面、残念ながら今日は見えません。
写真が撮りにくい・・・笊が岳方面、残念ながら今日は見えません。
裸山から、ネットを撮影してみましたが、全体は写真に収まりません。
裸山から、ネットを撮影してみましたが、全体は写真に収まりません。
裸山から、南アルプス南部方面。
真っ白・・・
裸山から、南アルプス南部方面。
真っ白・・・
裸山の山頂。
足跡は一つもありません。
裸山の山頂。
足跡は一つもありません。
裸山から山頂方面。
写真を大きくすると、雪が舞い上がっているのが分かります。
裸山から山頂方面。
写真を大きくすると、雪が舞い上がっているのが分かります。
アヤメ平への途中から、原生林コースへ「乗り換えます」。
ここから富士山と、富士五湖の一つが見えます。
アヤメ平への途中から、原生林コースへ「乗り換えます」。
ここから富士山と、富士五湖の一つが見えます。
これです。
河口湖?山中湖?
これです。
河口湖?山中湖?
アヤメ平の周遊歩道、ここは普通北岳が見えます。
アヤメ平の周遊歩道、ここは普通北岳が見えます。
辻山・鳳凰方面。
天気悪そうですね!
辻山・鳳凰方面。
天気悪そうですね!
アヤメ平の定番ショット、その1
アヤメ平の定番ショット、その1
アヤメ平の定番ショット、その2
アヤメ平の定番ショット、その2
唐松岳の山頂。
ここも結構雪があります。
唐松岳の山頂。
ここも結構雪があります。
唐松岳から、丸山登山道を辿って鞍部に下ります。
唐松岳から、丸山登山道を辿って鞍部に下ります。
鞍部です。
ここから、道なき道を急降下します。
鞍部です。
ここから、道なき道を急降下します。
写真ではそう見えませんが、とっても急です。
写真ではそう見えませんが、とっても急です。
途中、日向に雪がなくてポカポカしているところでちょっと休憩。
水を飲もうとしたら・・・
途中、日向に雪がなくてポカポカしているところでちょっと休憩。
水を飲もうとしたら・・・
凍っているじゃん!
凍っているじゃん!
沢に出ました、遠く下に橋が見えます。そこは平成峡の登山道です。
沢に出ました、遠く下に橋が見えます。そこは平成峡の登山道です。
平成峡の駐車場、ガラガラ・・・
平成峡の駐車場、ガラガラ・・・
林道はガリガリツルツル凍っています。
歩きにくい!
林道はガリガリツルツル凍っています。
歩きにくい!
見晴平。
八ヶ岳方面はよく見えました。
八ヶ岳方面はよく見えました。
ここから北尾根登山道を下ります。
あまり好きではない道ですが、仕方なく。
ここから北尾根登山道を下ります。
あまり好きではない道ですが、仕方なく。
この祠、初めてみました・・・
この祠、初めてみました・・・
北尾根登山道の入り口、ここから・・・
北尾根登山道の入り口、ここから・・・
15分ほど林道を歩いて、伊奈ヶ湖に戻ります。
15分ほど林道を歩いて、伊奈ヶ湖に戻ります。

感想

久しぶりの櫛形山。
いつもとちょっと違うルート、しかも雪・・・数十回は登っている山ですがとても新鮮でした!

お天気もまずまず、大体晴れていましたが、風が強くて厳しい寒さでした。
とてもゆっくり休むという気温ではなかったので、ほこらの小屋で長い休憩をとったのは大正解だったと思います。

北尾根の最後の下りを始めたら、盆地からヘリが近づいて、しばらく(10分くらい?)、櫛形山の上をうろうろ、あっちこっち飛んでいました。
ちょっと遭難の捜索みたいな感じだったのですが、櫛形山だからそんなわけがないはず・・・

下山して伊奈ヶ湖の森林科学館に聞いたら、山火事の情報があったらしくて、それを確認するためにヘリが飛んだそうです。

麓から煙に見えたのは、おそらく舞い上がった雪だったと思います。
私が歩いたいる間、何度も風に吹かれてざーっと舞い上がっていました・・・

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3821人

コメント

ここもすっかり雪山
C-chanさん、

ホームコースお疲れ様でした。
いつも歩いている所でも雪化粧すると
また違った雰囲気で楽しく歩けますね

昨日は丹沢でも白くなってましたので、
こちらはさらに降ったのでしょうね

雲が取れさらに白くなった南アみたいです。
2010/12/9 21:30
久々の感触でした
kankotoさん、おはようございます!

昨日の櫛形山は予想していたより
雪が多めでした。
標高900メートルくらいの駐車場にも、
日陰はうっすらと。

夏の景色を思い浮かべながら冬景色を
見るのが楽しかったです。

白くなった南アルプス、見えなくて残念でした。
私も早く見たいです
2010/12/10 5:44
雪景色が綺麗ですね。
C-chanさん こんばんは

遅いコメでごめんなさい。
夏登った山も冬景色になると又別の感動がありますね。

フカフカの雪道をアイゼン無しで歩くのは気持ち良いですが林道のガリガリツルツルは怖いですね。
昨年私は林道で、おもいっきり滑ってザックで頭を守ってもらいました。(亀をひっくり返した姿)

これからのシーズンは何度も登った経験のある山が良さそうですね。
2010/12/10 18:30
夏と違った色合いがいいです
sumikoさん、こんばんは

昨日の雪は、フカフカだったし、深さもほどほどだったので本当に楽しかったです。
(木の根っこだけは滑りやすくて、一度油断していたらすってんころりんと転んでしまいましたよ)

あの林道、ツルツル凍っていましたが、例年だと12月10日から冬季閉鎖になるので昨日はまだ車が通っていました・・・下りのカーブが怖そう!

凍っている道で転ぶと痛そうですね。
ザックは大丈夫でしたか??
2010/12/10 21:28
C-chanさん こんばんは

お返事遅くなりました。

C-chanさんはクリスマスの飾り付けは始めていますか?
お譲さんのいる家庭は四季折々の風情が家の中にもあるのでしょうね。
我が家は男の子だから家の中が殺風景になりやすいので自分なりに季節感を演出しています。

林道で転んだ時ですがザックは大丈夫でした。
今日も山道で2回尻もちをついてしまいましたよ。
でも肉があるので大丈夫で〜す。 
2010/12/12 23:48
ザックがご無事で・・・
何よりでしたね

クリスマスツリー、もちろん飾っていますよ
今年はツリーと飾りだけ出しておいて、飾るのを子供たちに任せたら、いつもより豪華にできあがりました

しかし、今日はお昼すぎから冷たい雨・・・今週の山はどうしようかと、迷っているところです
2010/12/13 17:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [日帰り]
伊奈ヶ湖〜櫛形山
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら