ツアーバスで行くはじめての富士山〜自然と大陸のパワーを知る

2016年07月02日(土) [日帰り]

• GPS: 09:28
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,542m
• 下り: 1,550m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:38
• 休憩: 1:50
• 合計: 9:28

距離 14.0km 登り 1,555m 下り 1,553m

3:21 スタート地点
3:47 泉が滝
4:11 4:20 吉田口六合目・富士山安全指導センター
5:45 5:46 吉田口七合目
6:03 6:12 吉田口八合
7:08 7:12 須走口・吉田口登山道 本八合目
7:20 7:31 須走口・吉田口登山道 八合五勺
7:40 8:02 須走口・吉田口登山道 九合目
8:26 8:33 久須志岳
8:41 8:45 成就岳
9:24 9:50 須走口・吉田口登山道 本八合目
10:15 須走口登山道 八合目
11:25 11:39 獅子岩
12:05 12:08 吉田口六合目・富士山安全指導センター
12:23 泉が滝
12:49 ゴール地点

天候

下界は晴れ、山頂は曇、常に強風。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

四季の旅、「富士登山」夜行日帰りツアーバスを利用。
[往路] 22:45新宿都庁前駐車場集合→3:00富士スバルライン五合目駐車場着
[帰路] 15:45集合、途中1時間ほど温泉に立ち寄り、20:00新宿駅前着

コース状況／危険箇所等

登山道七合目〜八合目が岩場な他は、ほとんどが小さな軽石が無数に転がるザレ道。完璧な整備が施されており、滑りやすい以外は特に危険箇所はないかと。とはいえ、色々な人が登る山なので、すれ違い等で、あうんの呼吸が成り立たないのは要注意。

トイレは登山道に無数にあります（五合目は無料、それ以外は基本200円）。飲料や食料、はたまたヘルメットまでも無数にある山小屋で買えるので、金にモノを言わせれば手ぶら登山も可能かも（もちろんお勧めしませんが）。

写真

7/2 3:20

新宿発のツアーバスで富士スバルライン五合目到着。午前3時20分です。

7/2 3:44

高度順応の為、添乗員さんの先導でゆっくりと六合目まで登って行きました。

7/2 4:13

約50分かけて六合目到着です。初富士山だけに添乗員さんの指導はありがたい限り。

7/2 4:34

ここからは自由行動。六合目から少しだけ登ったところで…

7/2 4:34

絵に描いたようなご来光です！雲海とともに。

7/2 5:07

七合目を超えてから急にイワイワになりました。ポールはザックに片付け、両手フリーで岩登り。

7/2 5:13

岩肌にも富士山の春。オニシモツケかな？

7/2 5:25

狭い岩場のこの区間は少しだけ渋滞しましたが、高度順応に丁度良かったかも。

7/2 5:37

振り返ると五合目が彼方に見えます。

7/2 6:05

八合目到着。ここでやっと標高的に頂上までの半分くらい。

7/2 6:34

八合目から見る、雲海に囲まれた山中湖。

7/2 6:39

ここまで来ると赤い山肌に変わり、その先にわずかな雪渓が。

7/2 6:40

空気が薄くなってきた気がしつつも、高度感のある雄大な風景に感動。

7/2 6:48

まだ八合目。呼吸が浅くなってきたので、添乗員さんの指導通り、深呼吸を繰り返しました。

7/2 7:14

もしかしてあの辺りが九合目？という期待を持たせる建物。

7/2 7:24

ところがまだ八合目を脱せず。八合目区間が長いよ〜。

7/2 7:46

いよいよ下から見えた雲の中に突入します。

7/2 7:48

よっしゃ、九合目arrived！

7/2 8:16

冷たい強風に煽られ、さらに飛んでくる小石に痛めつけられながらも登り続けるドMな人々の図。

7/2 8:25

もしかしてこれは頂上か？

7/2 8:27

やったー。富士山初登頂！3776mには50m足りないけど許して。

7/2 8:29

山頂施設は須走ルートのエリアということで、オープンは7/10から。

7/2 8:37

剣ヶ峰方面に一歩踏み出してみると、油断すると吹っ飛ばされるような強風に行き手を遮られる。

7/2 8:51

時間的にはお鉢巡りを2周出来ちゃいますが、自然のパワーには勝てません。下山開始。

7/2 9:00

少し降りるとこんな感じでガスが晴れて下界の絶景が目に飛び込みます。

7/2 9:05

この下山道も八合目までは7/10オープン。それまでは自己責任で。

7/2 9:21

山頂に登っていくブルドーザー。来週の山頂オープンに向けた準備でしょうか。

7/2 9:58

ブランチを取りに、本八合目で下山道から登山道へ戻りました。

7/2 9:40

ここの山菜ラーメン、シンプルですが美味しかったです。

7/2 9:55

風は相変わらず強い。でも視界は良好。再び下山道へ。

7/2 10:05

山小屋に荷揚げ中の別のブル。

7/2 10:16

下山道からのviewも最高。こちらは河口湖方面。

7/2 10:18

見上げると、山頂にはまだ雲が掛かっていました。

7/2 11:21

標高2600m位になると、赤い山肌にも緑が見えてきます。

7/2 11:21

山中湖の手前に広がる超広大な造成地は何？と調べたら、自衛隊の北富士演習場とのこと。左手前は下山道七合目トイレ。

7/2 11:46

長い長い下山道を終え、ようやく登山道六合目へ向かうお中道へ。

7/2 12:06

戻ってきました六合目。山頂晴れてるじゃないですか！

7/2 12:16

ここからは往路と同じ道ですが、ヘッドランプで歩いた時と全く違う風景を楽しめました。

7/2 12:17

馬で七合目まで行けるそうです。ま、ブルドーザーなら山頂まで行けるけどね（笑。

7/2 12:47

富士スバルライン五合目到着です。集合時間までの残り三時間、何しよう…

7/2 13:34

ということで、周辺観光です。下界から見る美しき富士山。頂上、晴れてますね〜w

7/2 14:04

南アルプス方面。写真を撮っていたら、中国人に英語で「写真撮りたいから、そこ退いて」ですと。恐るべし、大陸パワー！

7/2 14:10

ここに日本人はほとんど居ません。いや、冗談抜きで。

7/2 14:20

富士山カレー。このすばらしき創意工夫が、1200円払う気にさせました(笑。

7/2 15:39

ここでも我先にと写真を撮る人達の大陸パワーに圧倒されながら、無理矢理定番写真を一枚ゲット。

7/2 15:40

本当の頂上を目指して、また来ます！（おしまい）

撮影機器：

SO-02G Sony

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料（1L） 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル ストック カメラ

備考

持って行けば良かったモノ：
・サングラス（強風に煽られた砂が目に入って大変でした）。
・日焼け止め（多少の日焼けは気にしないのですが、さすがに今回は焼け跡が痛いです）。

感想

napiee

登山デビュー2年目の登竜門と言われる（？）憧れの富士登山に開山翌日のこの日に行って参りました。言ってみれば、この為に登山を始めたようなミーハーなのですが、これまでに地元つくばや秩父付近のバラエティーに富んだ山々で少しずつ経験を積んできただけに、あっさりと登頂成功。ある意味、高尾山もびっくりの観光コースで、完璧な整備と設備に、トイレ行くにも何処のトイレに行こうかと迷う、これまでにない体験をさせて頂きました。心配だった高山病も、参加したツアーの添乗員さんから事前に頂いていたアドバイスにより、高度順応に適切な対処が出来て無事クリアできました。
天気予報は悪い中の山行だっただけに、ご来光が見られただけでも感謝感激。頂上の天気は×でしたが、ガスガスの中の吹き飛ばされそうな強風と、鞭のように飛んでくる小石の攻撃、そして雲を抜けたあとの強烈な紫外線は、今後3000m級のお山に手を出す前の良い経験になったかも？一度登れば十分と言われる富士山ですが、3776mにはまだ行っていないので、多分また来ます。

コメント

yzz

先越されましたw
富士登頂おめでとうございます。
山頂はガスっていた様ですけど
綺麗な雲海日の出が見れてなによりですね。

私も2日に登ろうかと思ってたんですけど、天気がイマイチそうなのと

会社のミスで給料が少なく振り込まれていて、心もとなかったので
中止としました。

何だかんだで登ったこと無いですね、富士山w

napiee

Re: 先越されましたw
yzzさん、ありがとうございます。
天気予報がイマイチだった中の決行なだけに、五合目到着時に星と月が見えただけで大喜びでした。…とは言え、何というか、霧の摩周湖を見た中途半端感というか、やっぱり天気が良い時にお鉢巡りを是非したいです。火口を見たい！

ということで、自分的にまだ完成度90%なので、先を越してはないです。

yamanovo

まあ良かった山行です。
もともと雨の予報。霧で済んで、割引。雨にも降られれず、 ベストツアーでしょう。
お鉢巡り、馬返しからチャレンジの積み残しを考えると、まだまだ、奥が深く楽しみは残しつつ奥は深いですね〜

napiee

Re: まあ良かった山行です。
yamanovo師匠、コメントありがとうございます！
登ること自体が目的みたいな富士山なので、天気は二の次で決行しましたが、結果的に大満足でしたよね。山頂でのあの体験は、それはそれで普通は出来ない経験ですし、次のお楽しみが出来て、良かったかも。

やりますか、ゼロ富士(笑。