丹沢山・蛭ヶ岳・檜洞丸(宮ヶ瀬・西丹沢自然教室)

2010年12月18日(土) ~ 2010年12月19日(日)

• GPS: 254:50
• 距離: 21.7km
• 登り: 2,470m
• 下り: 2,227m

コースタイム

12/18 宮ヶ瀬三叉路8:50-本間ノ頭13:00-円山木ノ頭13:50-太礼ノ頭14:15-丹沢山15:15(みやま山荘泊)
12/19 丹沢山6:40-蛭ヶ岳8:30-檜洞丸13:00-15:20西丹沢自然教室

天候

晴れ

アクセス

本厚木駅前・宮ヶ瀬行きのバスはローソンの前のバス停です。

コース状況／危険箇所等

*危険箇所(危ない順)
・高畑山巻き道は切り立った上に狭いです。巻き道は使わずに頂上経由が無難。
・蛭ヶ岳→白ヶ岳間の下りの鎖場、下り後半が危険。結構切り立っています。
　(悪天候、凍結は要注意)
・金山谷乗越のあたりは若干崩壊気味ですが、蛭の下りに比べれば楽勝。

*宿泊情報
・当日のみやま山荘の宿泊者は15人、蛭ヶ岳の宿泊者は10人。ゆったり。
・みやま山荘には4人程度のグループが泊まれる個室(蛇腹カーテン仕切り)がありました。
・みやま山荘の晩ご飯は焼き肉(デザート付き)でした。お弁当はしょうが焼き弁当でした。

*水場について
・不動ノ峰の水場は登山道から15分との看板有り。但し水が出ているか確認していません。
・神ノ川乗越の水場は見落してしまいました。
・みやま山荘で500mlペットボトルの水が1本300円で販売しています。
・蛭ヶ岳山荘では500mlペットボトルの水は1本500円でした。

写真

三叉路のバス停の位置が山と高原地図とは違っていたので注意です。

登り始めはやや急登、その後写真のような気持ち良い登山道になります。尾根歩き中、ずっと左側に大山が見えており、細かなアップダウンを繰り返しながら距離を稼ぎます。

歩き始め3時間程度たったので昼飯です。この日はシャウエッセンを茹でて、ゆで汁でカップヌードルを食べました。高畑山の巻き道は結構危ないので、ピーク経由で行った方が無難です。

この日、7:50本厚木発で三叉路で下りた人は私一人だけ。すれ違った人は7人程度(全員下り)でした。登りで宮ヶ瀬ルートを使う人はかなりヘンタイな人である模様。

蛭ヶ岳山荘が見えます。この辺りでは丹沢山は見えません。

三峰ルートは林相がきれい。所々杉林はありましたが、割と短めで落葉樹が多く、冬枯れの時期のせいか道がとても明るい。

このあたりでようやく大山の高さを安定して抜いた頃だったかな。尾根道はずっと大山との高さ比べでした。

丹沢山登りの最後は木道。

腹もペコちゃんだし晩飯でも喰ってひと息つくか→うおォン

霜柱が長い。

この辺りは風が強くて結構寒かった。バラクラバを持ってこなかったことを後悔。

寒かったことしか覚えてない。

この辺りは僕の丹沢のイメージを覆すくらい良かった。大菩薩的というかアルプス的というか、関東でも屈指の良さじゃないかな。晴れてればw

蛭ヶ岳到着。丹沢中心に山登りを始めて2年半。ここに来るまで長かった。

みやま山荘の小屋番さんに相談したとき、丹沢山→西丹沢で、一番気をつけるべきは蛭の下りだと言われていました。

ただの鎖での下りと思いきや、手を着きたくなる所にことごとくイバラがあるんですよ。もうねフザケンナwwと突っ込んでいましたw

この辺りから晴れ間が差す。蛭ヶ岳→檜洞丸の間も林がとてもきれい。

この辺は最高に気持ちよかった。

これ白ヶ岳だったかな。金山なんちゃらかも。

そして、みやま山荘の弁当はしょうがやき弁当。うおォン、檜洞丸の登りなんかに負けてたまるか。

きれいだったんで、おもわず写真を撮りました。

ムヒョー。

そして檜洞丸。ゴーラ沢から下、川コースと山コースがあり、川コースが新設された模様です。山コースよりもだいぶショートカットして下れるので、時間が無いときは川コースがオススメ。

ツツジ新道と石棚山への分岐。看板を見落してそのまま道迷いになった人の遭難検証記事が最近のヤマケイに出ていましたね。ちょっと間違い易いので注意です。

感想

Sofies

とにかく歩き甲斐のあるコースでした。

・丹沢で一番良いのが丹沢山→蛭ヶ岳
・西丹沢で面白いのが犬越路

というようにかつて名無しの登山者さんから教えていただいたことがあり、
今回両方とも一遍にクリアしようと思ったんですが、檜洞丸で13時だと
帰りのバスの時間、日没までの時間と両方考えると時間的に厳しかったので、
犬越路はカットしました。ちょっと残念。
せめて日没が17時半なら突撃したんですが・・・。

僕が一番最初に登った山が金時山で、その後は丹沢通いで足を鍛えていたので、
今回、蛭ヶ岳に到達できてとても嬉しい。みやま山荘は食事も素晴しく、
泊まってみて良かったです。丹沢三峰ルートもなかなか上がらない高度を稼いで、
相模原の町並みが見えた時はちょっと感動しました。

蛭ヶ岳山荘の小屋番さんは、青根から登っているとのことで、
今度は道志から入って、蛭まで登ってみたいです。