焼岳〜西穂高岳〜上高地周回
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- GPS
- 11:55
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 2,378m
- 下り
- 2,205m
コースタイム
- 山行
- 11:53
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 12:39
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10台前後は停めれると思いますが、0時の段階で3台ほど、 3時半頃にはほとんど埋まってる状態でした。 戻ってきたときはほとんど車の量は少なかったですが、路駐されてる車が残ってましたので、けっこう停められていたようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ロングトレイルとなるため、今回は以下の撤退目安を設定 ・11時までに西穂山荘までたどり着けなければ即撤退 その他、焼岳、中尾峠、西穂山荘それぞれで、体調を見て戻るか進むか上高地やロープウェイの方へエスケープするかを判断。 また、行きの焼岳の景色を見て上高地ではなくピストンで焼岳に戻るルートも考えましたが、この日は焼岳の景色は良く、河童橋への寄り道をしたかったので上高地を優先しました。 ○新中の湯登山口〜焼岳 道としてはほとんど迷うところは無いと思います。 私が行った日は夜中に雨が降っていたこともあり樹林帯ではぬかるんでいて、油断すると踏み抜いてドロドロになってしまうので注意が必要でした。 樹林帯を抜けて山頂が見えるようになった辺りで南峰へ直接向かうルートと北峰へ向かうルートで分岐があるようですが、南峰周辺は現在立ち入り禁止エリアのため真っ直ぐそちらに向かわないように注意する必要があります。ただ、南峰方面のルートはあちこちに×印があるためすぐ気付くと思います。 ○焼岳〜西穂山荘 あまり人が通らないようで(この日はすれ違い1人、追い抜かれた方1人+1組を確認)、そこまでしっかり整備されてはいないため(それでも歩きやすい方ですが)、笹が道へ飛び出しているところも多く、特に雨が降った後とかはすれ違った方が「雨具履いて下れば良かった」と後悔するほど派手に濡れます。 ぬかるみやすいところ、滑りやすい所もけっこうあり、慎重に進む必要があります。 道としては斜度もそれほどでもなく歩きやすいと思います。 ○西穂山荘〜独標 登り始めの方でもよく登られるルートだけあり道は問題ないです。 ただ石がごろごろしているためガレ場歩きに慣れてないとなかなか辛いです。 ソールの柔らかい登山靴で歩いてると足裏が痛いです。 ○独標〜西穂高 やたらここは危ない、と脅される印象があるルートだけあり、上り下りがなかなかスリリングです。人が多い場合や風が強い場合はヘルメット必須だと思います。 特に西穂高山頂直下の下りが怖く、慎重に足場、手の置き場を確認しながら滑り落ちないように下りてました。 個人的には三点支持がちゃんとできて、ある程度岩場に慣れていれば問題ないだろうと思いました。 ・西穂山荘〜上高地(河童橋まで) 長いです。 分かりやすい道ですが、樹林帯を4kmほどひたすら降りる感じでした。 登山口か河童橋まではダラダラと梓川沿いに景色を見ながら歩いてました。 上高地から中の湯バス停まではバスを利用(770円)。 中の湯から登山口まで約1時間は安房峠の車道を登って行きました。 車道は自動車とそれなりにすれ違うので注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 平湯の森を利用しました(500円 http://www.hirayunomori.co.jp/) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ポール
ヘルメット
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感想
登山を始めてもうすぐ1年になろうかという秋に、新穂高ロープウェイ経由で独標まで連れて行ってもらったことがあります。
その時は北アルプスの凄さをよくわからないまま、始発ながらぎゅうぎゅう詰めのロープウェイに乗り登山をし、独標で感動し、またそこから見る西穂高山頂への道に、こんな場所どうやって登るんだと思い下山しました。
日本アルプスの山をいくつか登り、経験を積んだ今なら西穂高まで行けるんじゃないかと、いつか登ってみたいと思ってました。
ただロープウェイで行く気は起こらず、上高地からも同様。
なら行くとすると中尾からか中の湯か、はたまた新穂高の林道から西穂山荘方面へ登り詰めていくか、というところですが、結局中の湯からのルートを選択しました。
今回のルートでは距離がネックで、今の私のレベルでやれるかどうか迷いました。
先月白山釈迦岳から別山までの周回に成功したことがきっかけで、あれが行けたなら行けるんじゃないかと感じるように。
でも白山周回完了時には本当にしばらくこういうのはいい、と心から思ったはずでしたが、そんなことなどもうすっかり忘れ決行。
結果としては無事に完走することができ、今までの山行の経験が活かせ楽しくてしょうがなかったです。
前夜に雨が降っていたこともあり、天気がどうなるか心配しながら登山口で仮眠をとりましたが、起きてみると空一面の星空で、ハイテンションでスタートできました。
前日の天気の影響か、好天の割に西穂山荘〜西穂高を歩く人が少ない印象で、落石させたらどうしよう、という心配をあまり考えずに初の独標〜西穂高の区間を気楽に登ることができました。
風もびっくりするほど弱く、登るには絶好のコンディションとなり、すれ違う方が口々に「今日は来て本当に良かった」と言っていました。
その代わり、前日の雨の影響でぬかるんでいる道が多く何度か踏み抜き足がドロドロになったのだけが辛かったですが、それは贅沢だろ、と一喝されそうです。
今回歩いていて、やはりというか登りの途中で脚が限界を迎えていて、丸山あたりから明らかにペースが落ちてました。
下りのペースに比べると登りがちょっと遅い印象で、その辺りはもっと歩いて鍛えないとなと思わされました。
好天の中、絶好に近いコンディションで山行全体を楽しむことができ、ひたすら感謝の一日でした。
北アルプスはまだ今回のエリアしか登ったことが無いので、少しずつ他のエリアにも登ってみたいなと思ってます。
そんな思いもあり、今回河童橋もついでに見に行きました。
あちら方面は泊まりが前提になってくると思うので、行ける日はいつになるんだろうか、って感じです。
次はどこへ登りに行こうかなぁ
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