花一杯の八方尾根を唐松岳へ 〜実は登頂せず
- GPS
- 23:34
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 872m
- 下り
- 857m
コースタイム
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 3:14
天候 | 8日:曇り のち 雨 9日:雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方ゴンドラ 往復 2,900円 |
その他周辺情報 | 朝早く営業する日帰り湯 八方湯(9:00〜)バスターミナル前 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
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感想
梅雨のさなか、高山植物の花を見ようと八方尾根から唐松岳へ。
数日前の予報では1日目の夜から雲が晴れそうだったので、頂上での山岳風景や星空の撮影も期待して機材を準備して行く。
【1日目】
台風1号の影響で予報が変わり、午後から雨の可能性ありとのこと。それでも夕方にチャンスはあるかも知れないと決行。
空は曇っているが、リフトからは白馬三山が見えている。黒菱平の乗継ではキスゲの群落が見られる。
天気を気にしながら八方池山荘前から歩き始める。平日だがかなりの数のハイカーが木道を登っている。木道脇にはキスゲだけでなく、幾種もの小さな花々が見られて何度も撮影のために立ち止まる。
八方池の雪はすっかり消えているが、風がやや強くて水面が波立ち、山の姿はきれいに映らない。この辺りも数種類の花が見られる。
下の樺でも多くの花を見つけて撮りながら進むと、ポツポツと雨が落ち始める。暫くそのまま歩くが、次第に強くなってきたので上の樺の林に差しかかった所で雨具を着ける。
丸山の直下に僅かに雪渓が残っていて、行程のうちここだけ10mほど雪の上を歩く。どういう訳かこの辺りから息が苦しく足が進まなくなってくる。
丸山を過ぎたところからペースを落とし、先を行くグループの後をゆっくり尾いて行く。雨は降ったり止んだりしながらも雲は割と高い所にあって、目を凝らすと遠く富士山も見ることができる。
小屋が見えてきた付近から登山道脇に再び多くの花々が見られるようになったので、何回も腰を下して撮影する。
小屋傍の稜線に出ると剱岳が目の前に比較的クリアに現れる。青空ではなく、日の光もないのは残念だが、この山を見るとやはり感じるものがある。
疲れたので頂上へ行くのは夕方の撮影の時にしようと決めて小屋へ入り、泊りの手続きをする。昼食を食べたりしながら小屋の窓から頂上の状況を眺めるが、夕方近くになっても撮影に良さそうな天気にはならず、そのうち雨風が強くなってきたので諦めて早めに床に就く。
【2日目】
夜の間は風がかなり強く吹き、雨の音もしていた。4時近くに起きると雨風の音はしないので外を見てみると、すっかりガスに包まれていて何も見えない。
朝食後に少し条件が良くなれば頂上へ行くだけは行こうと思ったが、雨風は次第に強くなってきたので登頂しないまま下山することに決める。
ガスの中の登山道を下りて行くが、雨はむしろどんどん強くなる。足元の岩は濡れて滑り易くなっているので注意しながら歩く。
雨具もどんどん濡れてきたので、八方池からは傘をさして歩く。八方山を過ぎる辺りから登って来る登山者とすれ違うようになる。明日は天気が回復しそうなので今日登っておくのは良いだろう。
かなり濡れたままリフトで八方まで下りるとやっと9時を回ったところ。この時間にやっている入浴施設はなさそうだと思いながら調べると、バスターミナル前の八方湯が9時から営業していると分かってホッとする。
残念な天候で初期の目的は果たせず頂上にさえ行かなかったが、多くの花々を見ることができたのは救いだった。
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