畑薙ダムから茶臼〜上河内〜聖岳

2016年07月12日(火) ~ 2016年07月14日(木)

• GPS: 56:00
• 距離: 40.9km
• 登り: 3,322m
• 下り: 3,321m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:35
• 休憩: 0:34
• 合計: 9:09

8:00 畑薙ダムゲート前
8:20 8:32 畑薙大吊橋
8:53 0:00 ヤレヤレ峠
9:45 0:00 ウソッコ沢避難小屋
11:05 11:10 横窪沢小屋
13:19 13:33 茶臼小屋
15:17 15:20 上河内岳
16:05 0:00 南岳
17:04 0:00 聖平小屋分岐
17:09 聖平小屋

2日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

0:01 聖平小屋
0:01 聖平小屋

3日目

• 山行: 10:38
• 休憩: 1:27
• 合計: 12:05

4:18 聖平小屋
5:29 5:35 小聖岳
6:34 6:40 聖岳
6:55 7:12 奥聖岳
7:30 7:37 聖岳
8:15 8:28 小聖岳
8:55 0:00 薊畑分岐
9:10 9:30 聖平小屋
11:30 0:00 乗越
11:52 0:00 造林小屋跡
12:20 12:26 聖沢吊橋
13:18 13:22 聖沢登山口
14:58 15:03 中ノ宿吊橋
15:44 15:47 青薙山登山口
16:10 0:00 畑薙大吊橋
16:23 0:00 畑薙ダムゲート前
16:23 ゴール地点

2日目は悪天候のため聖平小屋にて停滞。

天候

初日晴れ後雨、2日目雨、3日目晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

井川ダムの下、大井川沿いの道に通行止め箇所あり。新東名の新静岡ICを下りて、安倍川方面から井川へアクセス。口坂本温泉経由だったが、スピードの出せない細い山道で遠かった...
当方、大阪からのため大幅に時間がかかり、畑薙ダムの沼平に4時到着予定が7時過ぎに。時間に余裕をもってアクセスしないと山行計画変更することになります。

沼平ゲートから先の林道の自転車通行がOKとのことだったので、折りたたみ自転車持ち込み、茶臼岳登山口まで自転車使用。

コース状況／危険箇所等

特に危険個所はないと思いますが、聖平小屋で一緒になった少し年配男性は上河内岳付近で誤ってガレ場に入り込んで道迷いしたと言ってました。濃霧時は注意。

登山地図に載っている水場は全て問題なし。

その他周辺情報

赤石温泉白樺荘
日帰り入浴510円
ヌルヌル温めの温泉、茶臼岳展望露天風呂あり。

写真

7/12 7:34

畑薙第一ダムの堰上からの眺め。
真ん中が上河内岳でしょうか？

7/12 7:38

沼平ゲートに到着。
ここまで遠い…新静岡IC下りてから2時間以上
ゲートは8時前にぐらいに門番？がやってきて開いた。

7/12 8:14

自転車で茶臼岳登山口までアクセス。
ダムのバックウォーター

7/12 8:21

畑薙大吊橋が登山口
ポストあり。

7/15 2:24

これまた長い吊橋だ。

7/12 8:23

超揺れる！
景色など見ながら歩いてたら危険。高度感たっぷり。

7/12 8:33

登山道に入る。

7/12 8:53

たぶん今まで行った峠の中で一番好きなネーミング
少し由来が気になる。

7/12 9:06

上河内沢沿いに登山道は続く。
1号吊橋

7/12 9:13

2号吊橋

7/15 2:24

3号吊橋

7/12 9:22

時折道標がある。

7/15 2:24

山と高原地図『階段4基不安定注意』ってやつでしょうか？

7/12 9:31

水場が豊富。
このルートは茶臼小屋に水場があるので、水を担ぎ上げない分荷物を軽くして登れる。

7/12 9:44

ウソッコ沢小屋に到着。

7/15 2:24

7/12 9:48

小屋近くに水（沢水か？）も引いてある。

7/12 9:49

小屋の上のこの吊橋を渡り、中ノ段までの急坂に取り付く。

7/12 10:32

中ノ段に到着
そんなにも急坂でもないか…

7/12 10:59

横窪峠に到着。
樹間より横窪沢小屋が見えた。

7/12 11:04

横窪沢小屋に到着。

7/15 2:24

7/12 11:09

小屋開け準備中。

7/12 11:58

展望ベンチより大無間山が見える。

7/12 12:14

ゴミだがここまでになると昭和感がいいかも。

7/12 12:16

水呑場『涸れている』とあるが、細いが水でている。

7/12 12:42

横段に到着。

7/12 13:21

茶臼小屋下の水場

7/12 13:21

茶臼小屋に到着。

7/15 2:24

スタートが予定より2時間近く遅れたので茶臼小屋泊も考えたが、ガスの茶臼岳往復予定をカットし、計画通り聖平小屋まで行くことにする。

7/12 13:25

縦走路方面

7/15 2:24

空に向かって歩く。

7/15 2:24

稜線の縦走路まで到着。

7/15 2:24

300名山の茶臼岳行きたかったが。ここは上河内岳に向かう。

7/12 13:55

天気が悪くなってきたが、楽しい稜線歩きスタート。

7/12 13:59

シャクナゲが見ごろ。

7/15 2:24

ザレのトラバースがちょいちょいある。

7/12 14:10

山と高原地図の『草原』のところ

7/12 14:11

亀甲状土でしょうか？

7/15 2:25

上河内岳が姿を現す。
こちらから見ると尖がってかっこいい山容だ。

7/12 14:39

上河内岳の肩の手前あたり

7/12 15:07

上河内岳の肩に到着
ここでガスが濃くなる。

7/12 15:07

山頂方面はガスに包まれた。残念
肩に荷物置いて空身で山頂PH

7/15 2:25

肩から10分ほどで上河内岳に到着

7/15 2:25

上河内岳は200名山

7/12 15:18

これが方向指示器か？
風雨にやられてなにも指示できてませんが。

7/12 15:19

団子標識好きです。

7/12 15:28

ガスがかかり景色が見えなくなったので、花の写真撮りながら聖平小屋に向かうとする。

7/12 15:40

登山道の石がカラフル。

7/12 15:42

7/12 15:43

時折切れるガスの合間に

7/12 15:46

ハイマツの赤いのは花なのかな？

7/12 15:47

ナナカマドでしょうか？
花が散れば秋には赤い実と紅葉がきれいになる。

7/12 15:51

チングルマ
一番好きな花

7/12 15:57

名前知りませんがすごく特徴的な花

7/12 16:00

トリカブトが咲き始めた。

7/12 16:00

マツムシソウでしたっけ？
作ったような大きな紫の花がよく目立つ。

7/12 16:04

南岳山頂

7/15 2:25

バイケイソウの花が咲き始めた。

7/12 16:17

雷鳥が登場

7/12 16:17

鳴いてヒナを集める。

7/12 16:19

ヒナたちを羽の中に入れて避難。
が、そこ通らせてくれ。

7/12 16:23

南西面のガレ注意ポイント

7/12 16:34

岩頭からの眺め

7/12 17:04

聖平に到着

7/12 17:05

方向指示器

7/15 2:25

木道を通り聖平小屋へ

7/12 17:14

聖平小屋に到着

7/12 17:17

小屋開け準備中だがほぼ営業状態になっている。

7/13 14:01

なにはともあれ金麦を冷やそう。

7/15 2:25

気温16℃で快適

7/15 2:25

ひじりだいらこや

7/12 17:18

小屋開け準備中で忙しそうなスタッフの方々

7/15 2:25

冬期小屋を利用。先客2名。

7/13 12:54

きれいで快適。
営業前なのにスタッフの方々の対応が素晴らしい！

7/13 12:53

寝床準備
2人分スペース使用

7/13 14:06

暗くなると電気も点灯

7/12 18:01

晩飯は、ウィンナー入り塩野菜鍋。

7/13 11:17

2日目
朝4時に準備するも悪天候のため早々に停滞決定
強雨です。

7/13 10:49

去年のビールのため半額特価
500缶2本で700円

7/13 11:01

昼飯は、餅入り味噌ラーメン。

7/13 17:11

晩飯は、ビーフカレーとウィンナーとポテトサラダ。

7/13 17:13

ポテトサラダをハムに巻くと美味。

7/14 4:49

3時半起床準備するも昨夜から雨。
4時過ぎ雨具着用で聖平小屋を出発。
だんだん晴れてきた。

7/14 5:29

小聖岳に到着。
初めて聖岳が見えた。

7/15 2:25

小聖岳の山頂標識はもう読めません。

7/14 5:38

聖岳かっこいい。
風は強いが晴れてきた。

7/14 5:50

7/14 5:57

どんどん明るくなる。

7/14 6:02

富士山も顔出す。

7/14 6:05

ガスが流れて上河内岳も見えてきた。

7/14 6:06

聖岳山頂までの砂礫斜面は赤○をたどる。

7/14 6:06

山頂が見える。

7/14 6:14

登ってきた小聖岳を振り返る。

7/14 6:14

太陽が顔だす。
気持ちいい。

7/14 6:30

7/14 6:34

山頂です。

7/15 2:26

3013mの聖岳に到着
日本100名山86座目です。

7/14 6:36

目の前に赤石岳

7/14 6:37

聖山頂からの富士山

7/14 6:38

赤石岳への縦走路。
日本100高山3つ

7/14 6:43

奥聖岳と赤石岳

7/15 2:26

奥聖岳に到着

7/14 6:57

東尾根方面。
冬季ルートだが稜線上の踏み跡がしっかりついている。

7/14 6:58

1日停滞のため今回も赤石岳に登れなかった。
南アルプスの100名山は赤石を残してしまった。

7/14 7:00

富士山バックに

7/14 7:18

雷鳥が登場。
ヒナが3羽

7/14 7:31

再度聖岳に戻る。

7/14 7:32

聖岳は、山容もかっこいいし、登っても眺望いいし、なにしろ山名が良い。まさしく名山だ。

7/14 7:34

名残惜しいが下山する。

7/14 8:16

何度も振り返る。

7/14 8:21

小聖岳からの聖岳が実にいい。

7/14 8:27

光岳もばっちり。

7/14 8:58

薊畑のアザミはまだ咲いてません。

7/14 9:04

聖平に戻る。

7/14 9:08

聖平からの上河内岳

7/14 9:10

聖岳〜奥聖も見える。

7/14 9:30

聖平小屋で下山準備。
2泊お世話になりました。

7/14 9:31

テン場を抜けて聖沢登山口に向けて下山開始。

7/14 9:43

聖沢源流

7/14 9:58

山と高原地図『せせらぎを横切る』ところ

7/15 2:27

岩頭滝見台。
すごい高度感あり

7/14 10:33

ガレ場注意ポイント

7/14 10:48

今日はまだ林道歩きで先が長いので、ここで昼食をとる。
冷やし鴨南蛮そば

7/14 11:27

紅葉している葉っぱもある。

7/14 11:29

乗越し

7/14 11:52

造林小屋跡

7/14 12:20

聖沢吊橋

7/14 12:48

檜の植林地

7/15 2:27

聖沢登山口に下山

7/14 13:18

バスはここで降りれるが、乗れないとのこと。

7/14 13:18

登山口

7/14 13:28

赤石ダム

7/14 13:29

新聖沢橋と聖沢流れ込み

7/14 13:37

青い赤石ダム

7/14 13:49

ダム下の川は発電用の取水のためほとんど水が流れていない。

7/14 14:03

林道を地道に歩く。

7/14 14:57

中ノ宿吊橋
笊ヶ岳への登山口になっている。

7/14 15:32

赤い畑薙橋

7/14 15:44

青薙山登山口

7/14 16:09

やっと茶臼岳登山口に戻ってきた。

7/14 16:09

デポした自転車で沼平まで。
さて温泉だ。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

maripapa

南アルプスの100名山も残すところ赤石岳と聖岳の2座。
2泊3日で縦走計画を立てたが、2日目悪天候のため聖平小屋停滞となり、赤石岳を目前にまたしてもPHならず。今回は、聖岳だけになってしまった。
15日が山開きのため、どの山小屋でも準備で忙しそうだった。
今回利用させてもらった聖平小屋は設備も良いし、トイレきれいでしかも水洗、なによりスタッフの対応が素晴らしい。まだ営業前で冬期小屋利用の登山者にも親切な対応で、また再訪問したいと思いました。

山小屋での停滞は初めてだったが、日記書いたり、地図を眺めたり、山行計画考えたり、写真整理したり、ビール飲んだり、食事作ったり、一服したり、またビール飲んだり、コーヒー飲んだり、等々だらだら過ごすわけだがこれがまたいい。

聖岳が思いのほかいい山で、聖平小屋の快適さ、山開き直前の静かさ、雷鳥にも出会えたし、といい良い山行になりました。

コメント

djkaz1983

たぶん冬季小屋でお会いした者です。
お疲れ様でした。
雨の停滞、残念ですね。しかし最後の日は聖岳山頂は最高でしたよね！
小聖岳から歩いてるのが見えたんです。すげーガスの中を登ってる姿がヤバかったす。勇ましいのもそうなのですが、内心は怖じけづいた瞬間でもありました。

あの登山口に置いてあったの、私が下山したときは無かったので、もしかしてそうだったのかなー、とか思いながら沼平ゲートまで漕いでました。

なんだか長々となりましたが、お疲れ様でした。またお会いしたいです。

maripapa

Re: たぶん冬季小屋でお会いした者です。
djkaz1983さん
コメントありがとうございます！
光岳まで行かれたのかなと思ってました。
無事、登頂できたようでなによりです。
自分もあの雨の悪天候の中、入山してきたdjkaz1983さんの精神力には感心させられました。

しかし聖岳本当に良かったですねえ！

聖沢登山口から沼平まで歩くとやっぱり遠くて、最後の林道歩きが一番疲れたような気がします。
やはりそうするとバスを使うという選択肢しかなくなる…なる程うまいことなってるんですね。

去年、電動自転車バッテリー切れで林道を押して…などとおっしゃっていたので、あのデポ自転車見て思ってました。
レンタサイクルってこういう使い方もあるんだなとちょっと笑かしてもらいました