洩攸抄陬岳 危険な巻き道で見つけた姫薄雪草(福島B〜玉乃窪山荘泊〜千畳敷 )
- GPS
- 11:37
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,900m
- 下り
- 783m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 3:11
- 合計
- 9:34
天候 | 7/16(土)曇り時々晴れ 7/17(日)霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(往路)ゲストハウス ヒルトップに前泊し、徒歩で登山口へ (復路)千畳敷 ロープウェイとバスで駒ヶ根へ下山 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<福島Bコース>について 登山ポストは、福島B・茶臼山分岐に設置されていた。 4合目の幸ノ川の渡渉は、石の上を歩けたため特に問題は無かった。 水場は4合目半と8合目、トイレは7合目の避難小屋前に設置されている。 7合目を過ぎてから8合目付近までは、岩場を登り崖に架けられた木橋を渡るので集中力が必要。 山姥岩付近に雪渓が残っていたが、雪上を歩く必要は殆ど無かった。 全体的に梯子や橋、標識などがしっかり整備されていて道迷いなどの危険は少ない。 |
その他周辺情報 | ゲストハウスヒルトップ ワンプレート朝食付一泊 6800円 素泊まり5800円 玉乃窪山荘 夕朝食付7000円 こまくさの湯 食事付入浴券 大人1020円 |
写真
感想
今回は、ロープーウェイの混雑を避けるため木曽側から歩いて登る福島Bコースを選んでみた。やぶはら高原でのレースに出る旦那と登山口近くのヒルトップに前泊。宿では朝食を5時半に用意してくれたので6時に早出ができた。福島Bのコースは最初の渡渉以外は道が良く整備されている。7合目に避難小屋やトイレもあり、標識も解りやすいので道迷いなどの心配もない。ただ、7合目すぎから8合目付近までは岩場や崖で集中力が必要だった。経験的に疲れている時に緊張が緩むと怪我をするので、8合目に着いた時にやや長めの休憩をとって集中力を回復させる必要があった。
8合目から9合目はたくさん花が咲いていて、一生懸命写真を撮ったのだが、カメラのメモリー容量がオーバーしていて(規格外のSDカードを使っていたので警告が出なかった)記録が残っていなかったのが残念。駒ヶ岳山頂で気づき、予備のカードに入れ替えて、写真を撮り直しながら玉乃窪山荘へ下山した。
初日の天候は、9合目付近までは曇ったり晴れたりを繰り返していたのだが、駒ヶ岳山頂では雲を突き抜けて晴れていて、周囲に雲海が広がり3000m級の山だけが顔を出す光景が見られた。
宿泊した玉乃窪山荘は、大広間に寝泊まりする方式で、皆で食事のテーブルを準備したり布団を敷いたりしているうちに不思議な一体感が生まれる山小屋だった。ネット情報どおり、連休初日にも関わらず宿泊客は20名程度と空いていた。
2日目は、霧雨だったため予定していた宝剣岳へは登らず駒ヶ岳山頂を巻いて、混雑する前に千畳敷へさっさと下山することにした。その時、玉乃窪山荘からの駒ヶ岳の巻き道を使用したのだが、この道は所々崩れていて危険だった。もう少し登って木曽小屋の巻き道を使うべきだったのだが、その時は引き返す気になれなかった。強引に進んでいったところ、ふと気が付くと道の横の岩場に準絶滅危惧種のヒメウスユキ草がたくさん咲いていることに気がついた。露をまとって白く輝き綺麗だった。中岳では危険な巻き道を止めて、渋滞する道を乗越浄土へと下山。無事に待ち合わせていた千畳敷に到着できた。
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