甲斐駒ヶ岳 -↑黒戸尾根 ↓八丁尾根-

2016年07月18日(月) [日帰り]

• GPS: 15:28
• 距離: 23.0km
• 登り: 2,986m
• 下り: 2,977m

コースタイム

日帰り

• 山行: 14:51
• 休憩: 0:37
• 合計: 15:28

距離 23.0km 登り 2,988m 下り 2,993m

3:20 尾白川渓谷駐車場
3:26 竹宇駒ヶ岳神社
5:04 笹の平分岐
6:17 刃渡り
6:31 刀利天狗
7:12 五合目小屋跡
7:16 屏風小屋跡
7:55 7:56 七丈小屋
8:37 8:38 八合目御来迎場
9:44 10:11 甲斐駒ヶ岳
11:27 六合石室
11:54 三ッ頭
12:23 12:24 烏帽子岳
14:45 大岩山
15:14 15:15 中ノ尾根分岐
15:47 15:48 駒岩
16:31 雁ヶ原・錦滝分岐
16:47 16:48 錦滝分岐
16:58 17:01 雁ヶ原
17:02 日向山（山頂標識）
17:06 日向山
17:52 矢立石登山口
18:35 竹宇駒ヶ岳神社
18:45 18:46 尾白川渓谷駐車場
18:48 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷駐車場に停めました。
数十台停められる規模で、出発時は10台強ほど停まってたかな?という感じでした。

3時過ぎ頃に駐車場にバスが来て何人か降りられてました。どういうバスなんだろあれ？

コース状況／危険箇所等

・黒戸尾根(甲斐駒ケ岳まで)
三大急登の一つだけあり、長くて累計標高も高いです。
ただ道は整備されていて歩きやすいです。
後半は鎖場ありの岩場が続き、コースタイムが登り9時間ほどなのでそれなりの覚悟は伴いますが、それに見合った素晴らしいコースだと思います。

・甲斐駒ケ岳〜烏帽子岳
目標は出発の時点で見えているのですが、思ったより長い、という印象でした。
岩場がメインですが黒戸尾根を登ってこれるレベルの方なら問題ないと思います。
道は甲斐駒側からだと、テープなどの道しるべがほぼないため少々わかりづらいです。
すれ違った方の話と、実際回ってみた感じでは、逆回りの方が迷いにくそうな印象を持ちました。
三ツ頭付近で道を間違えロストしましたが、GPSを頼りに復帰しました。

・烏帽子岳〜日向山
ここからはテープも散見され、迷うことは無くなるかと。
大岩山の山頂手前で、ロープ、鎖、はしご、ロープと垂直に近い角度のを数十分かけて登る箇所が怖いですが、危険個所はそこくらいです。

・日向山〜尾白川渓谷駐車場
日向山登山口まではハイキングコースなので問題ないです。
日向山登山口から尾白川渓谷駐車場の間で、一か所道路と並行して歩かなければいけないところを下へ降りてしまい遭難しかけました。

その他周辺情報

駐車場すぐ近くの尾白の湯を利用しました(820円　http://www.verga.jp/?page_id=41)

写真

7/18 3:28

今回も無事に登り切れるように祈ります

7/18 5:05

まだまだ始まったばかりかぁ

7/18 6:11

なかなかいい感じの登りです

7/18 6:22

東側は結構ガスってるなぁ

7/18 6:22

この辺はさくっと通過します

7/18 6:23

西側はきれいに見えてるなぁ

7/18 6:36

この辺りから岩場っぽくなってきますね

7/18 6:41

なんかすごくまぶしい

7/18 6:41

刀利天狗に到着
七丈小屋までもう一息かな？　　　　　　　　

7/18 7:13

いい感じのモコモコ
奥にあるのが甲斐駒頂上かな？

7/18 7:14

ちょっと癒される

7/18 7:50

七丈小屋に到着
ここで一時間ほど後に出発していた方に颯爽と追い抜かれる
もうすでにバててるというか、思ったより暑くて脱水気味です

7/18 8:22

歩いてて気持ちがいいです

7/18 8:27

山頂付近の表面がはげてるので日向山はわかりやすいですね
奥に見えるのは八ヶ岳なのかな？

7/18 8:36

八合目に到着
バて気味ですが足はまだ行けそうです

7/18 8:37

壁のような景色が素敵
奥の雲もいい感じですね

7/18 8:43

剣の手前の登り
気合で行きます

7/18 9:02

あ、なんか薄く見えてる

7/18 9:06

黒戸尾根といえばここだよねぇって感じです

7/18 9:08

引いてみる
富士山がいい感じ

7/18 9:11

頂上まであと少し
けっこう上に人がいますね

7/18 9:26

頂上が見えてきた！

7/18 9:33

もう少し！

7/18 9:33

ほんとウズウズするモコモコだなぁ

7/18 9:33

来た道を振り返る
雲がわいてるなぁ

7/18 9:36

山頂手前の神社に到着
ありがたや！

7/18 9:43

山頂に到着！
2度目の山頂は真っ青でいい天気！

7/18 9:44

三角点！
前回と同じくらいの時間でたどり着けたようです

7/18 9:44

いい天気だなぁ

7/18 9:45

今日は人が多めですね

7/18 9:46

ここから鋸岳方面に向け、お昼休憩です

7/18 10:12

仙丈岳を眺める
いつかあそこを絡めて縦走したいなぁ

7/18 10:12

鋸岳方面を見る
鋸岳も行ってみたいなぁ

7/18 10:12

街の方もよく見える

7/18 10:13

歩いてて全然飽きないです

7/18 10:20

順調に進んでいきます

7/18 10:21

せっかくなので拝んでいきます

7/18 10:40

ほんと飽きない景色

7/18 10:46

まだまだ遠いなぁ

7/18 10:55

すごくお椀型っぽい

7/18 11:08

けっこう急な鎖場でした

7/18 11:11

三ツ頭までだいぶ近くなってきた

7/18 11:16

仙丈ヶ岳の方を眺める

7/18 11:29

おおなんかある

7/18 11:36

林道が見える

7/18 11:36

ここから樹林帯に突入し、少し迷う

7/18 12:11

こうパッと見るだけだと向こう側まで登れそうな気がしてしまう

7/18 12:19

烏帽子岳に到着です！
けっこうかかったなぁ＾＾；

7/18 12:19

いい景色だなぁ
こう見るとやっぱり柔らかい感じだなぁ仙丈ヶ岳

7/18 12:23

甲斐駒は尖ってるなぁ

7/18 12:24

甲斐駒の山頂部分をズーム
2時間ほど前にあそこにいたんだよなぁ

7/18 12:25

これから行く先を見る
なんか看板？らしきものがある

7/18 12:29

看板じゃなかった

7/18 12:29

あのモコモコゾーンを通ってきたのか…

7/18 12:30

これからこの道を行くと思うとワクワクする！

7/18 12:49

ちょこちょこと歩きにくい道を行く

7/18 13:21

烏帽子岳を越えてからは、ちょこちょこテープが出てくるため迷わずに済みました

7/18 14:06

大岩山直下の直登ゾーンのハシゴが見えてきました
もう少し降りてから、ロープ場から登り開始です

7/18 14:45

ヒーヒー言いながらようやく到着
でも楽しかったです

7/18 15:34

ゼイゼイ言いながら歩きやすい道を進む

7/18 15:48

鞍掛山へ行く気力はさすがになかったです

7/18 15:50

午前中に通った黒戸尾根が見えてる
ガスで見えにくい状況が続いていたので、なかなか感慨深いです

7/18 15:53

道のバリエーションが多くて楽しいはずですが、もうバテバテで楽しむ余裕が無かったです

7/18 16:48

日向山のはげて見えていた部分を歩く
なんか鈴鹿の鳩峰がこんな感じだったかなぁと思いながら、休み休み進む

7/18 16:57

登り切った！

7/18 17:02

疲労に耐えきれずここで座り込む

7/18 17:02

まだ日が出てるうちに下りないと…

7/18 17:06

せっかくなので三角点にも寄っていきます

7/18 18:36

途中道を間違えて真っ暗になる前に下りられるか不安になりましたが、なんとか到着
すぐ近くにある自販機に駆け込み炭酸飲料買ってを流し込む

7/18 18:44

プチ贅沢をして少し体力を戻し、なんとかゴール
いや、ホント、長かった…

撮影機器：

Canon PowerShot SX610 HS Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 携帯 カメラ ポール ツェルト ストック

感想

st_aichi

ヒーヒー言いながら黒戸尾根をピストンしたのが去年の話。
前回は歩きやすかったものの、霧雨がメインで景色もほとんどなかったのでまた行きたいと思ってました。
せっかくだから今度は八丁尾根も入れて周回しようと軽い気持ちで行きましたが、いや、ホント、やりすぎました…。
明らかに自分の適正レベルを超えてたなぁという感じで、敗北感が凄いです。
辛かったのは確かでしたが、感動も多く、行ってよかったなぁと思ってます。
特に天気は最高に近い状態で終始楽しみながら登ることができました。半面思った以上に暑く、脱水が予想以上に進んで何度かへたりれこみましたが＾＾；
そういうのも含めていい思い出となりました。

甲斐駒ヶ岳から烏帽子岳を経由するルートは回る人が少ないのか、ところどころわかりにくいところがありましたが、それでも思ったより歩きやすかったという印象でした。
すれ違いはないと思っていた中で、六合目小屋手前辺りでまさかのすれ違い発生で、嬉しくなり話し込んだりもました。
三ツ頭周辺などの、一番知りたかった道の旬な情報をもらうこともでき本当に助かりました。私とは違いホイホイと歩かれてた感じで凄いなぁと。
こういう方と色々話をする機会があるのもこの手の登山の醍醐味だなぁと思います。

最初の登り出しから最後の日向山まで見どころがとても多く、このルートはもっと流行ってもいいんじゃないかなぁと思いました。
とはいえ、距離がちょっと長すぎますね……。
それでも挑戦の場としてはすごくやりがいがありました。

自信がついた頃にまた登りに行きたいです。

コメント

akkopoppo

もしや？
小屋で追い越した方ですか？？日向山経由で下山されるとおっしゃっていたので(^｡^)お天気の山頂で楽しかったですが相変わらず下の長さにげんなりしました（笑）

st_aichi

Re: もしや？
その節はどうもです。多分間違いないと思います。
経路の話は山頂付近でしていましたね私がストック振り回して＾＾；
akkopoppoさんくらいの足があれば、今回もうちょっと余裕を持って回れただろうなぁと羨ましかったです。

ピストンはどうしても同じ道を戻る分精神的に辛くなるんですよね。
こちらは体力的には大変でしたが精神的には刺激が多くて楽しく戻れました。体力的には大変でしたが