南木曽岳 この快晴にココでいいのか^^;
- GPS
- 05:11
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 815m
- 下り
- 811m
コースタイム
- 山行
- 3:13
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 5:08
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
分岐より時計回りに周回するようになっています。登りは古い木の桟道や急登が続くものの、特に危険なところはありません。 下山道は老朽化した木の梯子や階段のある激下りに終始します。万一、登山道を踏み外すと重大事故につながるような場所もあります。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 あららぎ温泉 湯元館 http://www.araragi-onsen.com/index.htm 【観光】 中山道 妻籠宿 http://www.tumago.jp/ |
写真
感想
三連休でしたが初日に仕事を頼まれ、予報も悪いしと簡単に引き受け休日出勤。ところが予報を覆す意外な好天にガックリ。
中日は中部山岳は悪天候で出撃は見送り。遠出する気力も失くした最終日はまあまあの予報ということで、近場の山での体力維持ハイクでお茶を濁すことにしました。
ところがゆっくり家を出てみると、とんでもないピーカンではありませんか。ササユリ見頃情報の富士見台をめざして車を走らせていましたが、急きょ木陰の登山道を歩ける南木曽岳に変更することに。
こんな晴れると昨日からハッキリ言ってくれてたら、いくらでも行くところはあったのに・・・(-_-)
【登山口〜南木曽岳】
朝8時の南木曽岳駐車場は、まさかのほぼ満車状態で面喰らいます。残り2台分のスペースのひとつになんとか愛車を納めてのんびり準備開始。
そして出発しようかというところで残り1台分のスペースにも後続車が納まり満席となりました。海の日の連休ということで近場は空いているだろうとの目論見は外れた格好に。
林道を奥へ歩くとすぐに避難小屋とトイレのある登山口に着きます。ここにも少し車が置けます。ゲートがあり一般車は入れず、しばらくの林道歩きとなります。
登山口の道標からいよいよ登山道となり、立派な橋を渡り木曽らしい森の中を登っていきます。狙い通り直射日光が遮られた道は、ほとんど花も見られず常緑樹主体で季節感は希薄。
この山は4度目ですが、過去3回はすべて冬場で緑の季節は初めてだったんですが、ほとんど変わり映えしないというのが正直な感想です(^^ゞ
途中、洞窟だの滝だの水場だのと道標がありますが行程の目安にはなるかなという程度のもので特に見ていくほどのことはありません。
やがて高野槇林となり、いかにも木曽の山らしい雰囲気になります。先週までブナ林の山で悩まされたブヨなどの小虫が全くいないのは本当に気持ちがいいです。ただし少ないとはいえ、そろそろアブの季節です。この日はうっとうしく付きまとう2匹のアブをストックを使って始末しました(^^)v
そしてところどころで遠くの山並みや山頂部の景観が望まれるようになり、急登を登り切って南木曽岳に到着しました。展望はまったくありませんが木陰が気持ちいいので、先客の飯田からの男性ハイカーと話をしながらしばし涼んでいくことにします。
【南木曽岳〜南木曽岳避難小屋】
急登で火照った体をさましたら下山道へ進み、避難小屋のある中央アルプス展望ポイントへむかいます。
すぐに御嶽山・乗鞍岳の展望所がありますが、晴れた日ならぜひ寄っていくことをお勧めします。この日は晴れていましたがちょっと霞んでいました。
道は笹原となり空は開け、赤い避難小屋の屋根が見えてきます。そのむこうに大きな中央アルプスが姿をあらわしました。カンペキです。
避難小屋前にはきれいなトイレが設置されており、その前を通って上の原コースとの分岐を右に進んで展望所へ。
素晴らしい快晴で、中央アルプスは全山丸出しと言ってよく、なんと穂高連峰まで見えています。ここまで晴れるなんて(^_^;)
日差しを遮るもののない笹原の中の大石に陣取り、素晴らしい中央アルプスをながめてのランチタイムは意外にも快適だったのでずいぶん長居をしてしまいました。
暑くて作る気になれないかなと思っていたラーメンもおいしくいただくことができてしまったほどです。
【下山道】
下山にかかりますがしばらくはアップダウンもあり、山頂部の笹原に巨石が点在する独特の景観や南アルプス南部の主峰群の展望を楽しめます。
激下り前に摩利支天展望台に立ち寄っていきますが、恵那山には雲がかかってしまって残念でした。
そこから先は登りコースとの分岐までひたすらの激下りとなります。クサリや老朽化の進んだ木のハシゴや階段が続き、万が一足を踏み外して滑落でもしたらただでは済まないような個所もあるので、慌てず慎重な足運びで降りていきます。
そして林道に出たらもうあとは、のんびり歩いて駐車場へ。
結果的に、ずいぶんいい日を南木曽岳におごったわけですが、それだからこそいい景色を見せてもらえたのだと思うことにしましょう。
でもこの山はやはり、中央アルプスが新雪で輝く晩秋〜初冬が一番いいです、個人的には。
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