北ア・表銀座(燕・大天井・西岳・槍)
- GPS
- 168:00
- 距離
- 31.2km
- 登り
- 2,753m
- 下り
- 3,144m
過去天気図(気象庁) | 2007年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
ファイル |
パスワードあり
PlanOmoteginza07.doc
araims
(更新時刻:2012/07/09 18:13) |
写真
感想
旧友のtakeshiraと北アルプス・表銀座へ。以前より会うたびに山行の話しをしていたが、とうとう実現させた。前半は好天に恵まれ気持ちのいい稜線歩きだったが、後半、特にメインの槍の穂では雨こそなかったが視界ゼロ、少し残念。
□9/15(土)
新宿5番線でsと待ち合わせ、いつものムーンライト信州81で穂高へ。よく眠れるように今回はグリーン席(1900円)を確保した。1車両3列シートで座席が広くゆったり座れたが、結局は座った姿勢ではよく眠れず、寝不足はいつもの通り。
穂高着4:51、9月だというのに蒸し暑い東京とは違い、電車を降りるとひんやり涼しい。ここからほぼ満員のマイクロバスで中房温泉まで約1時間。
中房温泉の登山口で身支度と朝食のおにぎりをとり6:40に出発。相変わらずキツイ上り。久しぶりの登山で荷物が重いと言っているtakeshiraは特に大変なようだった。第一ベンチ、第二ベンチと続き、富士見ベンチ、合戦小屋は遠かった。
合戦小屋で大休止し、その後は樹林帯も低くなり視界が開け、燕山荘まで約1時間。燕山荘着11:45。昼食をとり、荷物を置いて燕岳をピストン約1時間。燕山荘戻りが13時で少し遅かったが、疲れが回復してきたことと翌日の行程も考え、大天荘に向かうことにする。
午後になり雲が広がり、大天上岳に取り付いた頃は頂上付近はガスの中。小屋が見えないまま直下を急登し、大天荘到着が16時くらい。強い風の中テントを張り、takeshiraテント内で夕食をとる。夕食後小屋の談話室で気象情報をゲット。談話室で駄弁っていると、隣に座った方(女性2人)にワイン/おつまみをご馳走になった。山の経験が豊富なようで、ワイン持参、おつまみもチーズ、鴨燻製など、ツウで、ありがたく頂戴した。関西の人で、我々と同じく本日午前中房温泉から表銀座に入り、明日槍ヶ岳山荘泊まりであさって新穂高温泉に降りる予定という。下山時間と下山後の温泉をねらい、我々も新穂高温泉に降りることにした。
夜間風が強まり、テントを止めた石が飛ばされ、テントは右へ左へ揺られ、寝た心地がしなかった。sテントはペグを打ち込んでいたため全く問題なく、快適に過ごせたという。今後はペグは必須と思った。
□9/16(日)
5時くらい暗いうちから起床。雨は降っていないが風が強く、霧でテントの濡れている。小屋の談話室で朝食をとり、大天上岳の山頂へ。雲が多く槍の穂先は隠れていたが、遠く八ケ岳、富士山まで見ることができた。テントを撤収し7時過ぎに出発。大天上ヒュッテまで降りて、ここから表銀座の主稜線を歩く。天気がよくちらほら槍の穂先が見え隠れする。が、西岳ヒュッテを出発時に急に雨が降り始め、そこからはずっと天気は崩れっぱなし。
水俣乗越まえのはしご下でtakeshiraが転び少し足をひねった模様。ねんざ(後に骨折と判明)降ったり降らなかったりで雨具を着たり、暑くて脱いだりし、時間がかかる。
ヒュッテ大槍で一休みししばらく降っていなかったので、雨具を脱ぐと本降りになる。槍ヶ岳山荘は17時くらい。雨でずぶぬれでもあり、今夜は天泊をあきらめ、小屋泊まり(素泊まり)とした。部屋は槍ヶ岳山荘の別館、本館/新館の隣の自炊客専用(?)っぽい部屋。つくりが古く、変なところに押し込められた感じ。
自炊室では既に何人かのグループが盛り上がっていて、頃合いをみて空いたテーブルで夕食をとる。山小屋は比較的空いていて3人分のスペースを2人で使用できた。夕食後雨・風が強くなり、小屋泊まりにして成功!20時就寝。
□9/17(月)
4時前に起床。早めに起きたので朝食を採ってから、日の出時刻(5時20分頃)にあわせて槍の穂先へ行く。外に出ると雨は止んでいるがガスが濃く風が強い。槍穂先方向へ歩き出すが全くルート確認ができず、一緒に出た人みんなでうろうろしてしまう。何とかルートを見つけ出し、穂先へ取り付く。一番乗りだ。が、暗い中の岩登り(槍の穂先は、3点確保が必要な岩登り)は、ヘッドランプの明かりが足元に届かず、足がかりが確認できず怖い。何度も明るくなってから出直そうと口に出掛かるが、takeshiraが躊躇することなく進み、後ろからも後続部隊がやってくるので、「何とかなるか」と進んだ。クサリ場、はしごをいくつか超えて、トラブルもなく穂先へ到着(5時)。ガスで何も見えない分高度感がなく怖くなかったかな。まわりは一面のガスで日の出はおろか、山一つ見えず、視界ゼロ。早々に退散する。
6時50分槍ヶ岳山荘を出発し、今回は新穂高温泉へ下山する。新穂高温泉到着は13時半。バス停前のアルペン浴場で入浴し、バスで松本へ。
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