五色温泉〜ニセコアンヌプリ
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- GPS
- 03:55
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 557m
- 下り
- 564m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口に入山届のポストあり。 ・前夜が雨だったのか、登山口からしばらくの森林帯は道がぬかっている個所があった。 |
その他周辺情報 | 帰りにスキー場のゴンドラで降りて帰ることもできる模様。 http://www.grand-hirafu.jp/summer/recommend/gondola/ 子供連れには楽かも。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 天気が良く、紫外線が強かったので、日焼け止めは必須。 自分たちは下の暑さに負けて単なる半袖で行ったが、日差し除けに長袖を着るのは理に適ってるのかと納得させられることに... |
感想
思いがけなく主人と2人で北海道旅行に行くことになり、しかし日程は厳しい中で何とか山登りをと、新千歳空港からもアクセスが良いからと然したる根拠もなく選んだニセコアンヌプリ。去年の秋に私一人で北海道に来た時も、ニセコ駅で降りる山ガールが印象に残っており、どんな山なのだろうと思っていたのだが...
いざ情報収集しようとガイドを探すも、なんとヤマケイで出している本には、イワオやチセヌプリは載ってても、肝心のニセコアンヌプリは全く載ってない!おおっこれはさてはガチ山屋の間では登山扱いされてないのか???と若干ビビる。
それでも何とか「山と高原地図」を取り寄せて見てみると、コースタイム3.5hで然したる急登もなく、だいたい飯盛山(清里)や奥多摩相当と考えるとなるほど「登山」の山ではないのかなぁと若干舐め気味で当日を迎える。
それでもお互い久しぶりの山、かつ前日はガスが凄くて「まぁ天気悪かったら無理せず」と、翌朝も6時台はまだガスが濃かったのでのんびりしていたら、なんと8時くらいに日が上がり始めるとどんどんガスが引いていくではないか!こりゃイカンとばかりに朝食もそこそこに宿を撤収、準備をして車で登山口に向かった。
登山口に着いて身支度をしてると、まぁ来るわ来るわ山ガール。それもよくいるガールとは名ばかりのばあさんの集団ではなく、本当に20代〜アラサー位の割と身ぎれいでいかにもな感じ。
他にも小さい子供連れや会社の同僚と思しきグループもいたのだが、山の難易度としても手ごろだし、地元では初級向けの割と定番なハイキングコースなのだろうか。
登り始めは樹林帯で、「なんだ木があるじゃん」と思いつつ進んでいくと、程なくハイマツのヤブになり、それがところどころガレ場を交えて続いていく。言うて標高1000m無いのにもう森林限界とは、よく言う内地の山+1000mで見ておけというのは本当なんだなぁと。そして標高は実際低いので涼しいというほどでもなく、日差しが容赦なく照り付けていく。間違いなく日焼け止め要るわこれは。そして暑さで地味に体力も削られ...途中で山ガールや家族連れが何組も失速して道端で立ち止まる様子が見られたが、確かにあまり慣れてないレベル感の人たちが来てるのかなぁと思われた。そういう自分も結構ヨレヨレになりながら登ってたクチだが^^;
でも、途中の展望は素晴らしく、ニセコの山々が各々独立峰というのもあるのだろうが皆キャラが立ってて、しかも天気も良かったからか本当に雄大で美しく...イワオヌプリの山肌の荒々しさ、正面に待つアンヌプリのたおやかな稜線、チセやニトや他にもタレントがいっぱいなのだが、それぞれにかわいかった。何より人間の生活を感じさせるものが(まぁスキーのゴンドラやらゲレンデは別にして)全く見えないのが凄い。奥多摩とか行くと、適当に電柱が立ってたり、麓を眺めれば集落やら車が山道を通る様が見えるのだが、ここはアクセスも良く難易度も易しい山なのに、原初の自然そのままを味わえるのがなかなか気に入った。
そして頂上!羊蹄山がどーんと控え、周りも大展望で本当に素晴らしかった。
あまりのスケール感に思わず「うぉ〜〜〜」と声を上げて山頂の先まで突進してしまったw
山頂には避難小屋があり、その先には測候所跡の碑が立ってたり、ゴンドラ行きの降り口前には女の子にあてた詩が刻まれたケルン(遭難事故でもあったんでしょうか?1998年とあったので割と最近...)があったり。お昼は皆さま測候所碑のあたりにいたので我々もそこでイワオヌプリを眺めながら行動食をかじる。空もあまりにきれいで、しばしザックにもたれて惚けてた。
帰りは再び五色温泉方面へもと来た道を戻るのだが、行きがけから北側に雲があって、同行の主人はガスにまかれることを警戒していたのだが、結局そんなこともなく暑さと下りの筋肉痛にあえぎながら?何とか下山。駐車場直結はやはりこういう時にありがたい。
私自身は何度か北海道は来たことがあり、主人とも結婚前に大雪山登りに来たのだが、ニセコは今まで俗っぽいイメージがあって興味がなかったのだが、今回行ってみて、ウィルダネスが適当な規模感で満喫できる良い山だと思った。ニセコ連山はうまく回ればまだ見どころがあるようなので、また機会があれば行ってみたい。
※翌日、ニセコの街で土産を買うべくミルクファームへ行ったのだが、どうも清里の萌木の村と雰囲気がそっくりで...そこから眺めるアンヌプリがまんま八ヶ岳に見えて、すごく親近感が湧いたのでした。ソフトは清里の方が美味いと主人は申しておりましたが...w
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