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Yamareco

記録ID: 926389
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

8月の雲ノ平〜薬師岳・水晶岳・鷲羽岳・黒部五郎岳を周回〜

2016年08月04日(木) ~ 2016年08月07日(日)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
--:--
距離
54.6km
登り
4,432m
下り
4,398m

コースタイム

1日目
山行
5:35
休憩
0:20
合計
5:55
7:55
165
10:40
50
五光岩ベンチ
11:30
11:50
20
12:10
100
2日目
山行
7:25
休憩
1:05
合計
8:30
3:50
45
4:35
5:00
40
5:40
5:50
100
7:30
7:40
140
太郎平小屋
10:00
10:20
120
薬師沢小屋
12:20
雲ノ平山荘
3日目
山行
8:55
休憩
1:20
合計
10:15
3:55
65
雲ノ平山荘
5:00
5:20
40
祖父岳
6:00
60
岩苔乗越
7:00
7:10
40
7:50
8:10
0
8:10
90
9:40
50
10:30
60
11:30
12:00
130
三俣山荘
14:10
黒部五郎小舎
4日目
山行
8:30
休憩
0:40
合計
9:10
3:40
120
黒部五郎小舎
5:40
6:00
120
8:00
40
赤木岳
8:40
8:50
90
10:20
10:30
140
12:50
折立
天候 AM:快晴
PM:曇りまたは小雨
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
◆往路:‥豕〜有峰口(毎日アルペン号)…キャンセル空きを発見して予約、⇒峰口〜折立(富山地鉄バス2450円)…毎日アルペン号とれたので予約電話したら最後の1席
◆復路:\淮〜富山駅(富山地鉄バス3500円)…12:00と14:00の2本、予約なくても大丈夫そう、2本とも余裕たっぷり、富山駅〜東京(北陸新幹線)…ルート変更で、電波の届く山頂で予約変更、これも最後の一席。
コース状況/
危険箇所等
◆折立〜太郎平:始めは針葉樹林帯で気持ち良いが、やがて岩がゴロゴロした登山道が続き、コースタイムよりも疲れる。
◆全般に:木道も柱も朽ちて破損箇所多いが危険というほどでもない。程よく野性的で北アルプスのメイン登山道とはイメージが異なる。
◆水晶岳:山頂付近の岩場はスリリング、石を落としそうながれ場もあり、なめていたなぁと反省。
◆急登:薬師沢から雲ノ平への急登は太郎平から見た通り、きびしい。黒部五郎小舎への下りもきびしく、もう一度登りたくないので、ルート変更の最終判断はこの下りの時に決定。
その他周辺情報 ◆薬師岳山荘:受付のお兄さんが名前で呼んでくれる営業努力はすばらしい。新しくてきれい。水は天水のみなので、太郎平か薬師峠で水を補充しておくのが良い。8/4(木)は布団2枚に3人。
◆雲ノ平山荘:要予約だが、さすがに人気のロケーション、8/5(金)は布団1枚に2人。NHKのロケが入って盛り上がっていた。
◆黒部五郎小舎:冷えたリンゴやトマトもあり、おいしかった。350円は良心的。食事もそばや自家製豆腐などおいしいらしい(自炊だったので未確認)
◆泊ってみたいと思った小屋:/緇従屋(ロケーションと若いメンバー)、¬師沢小屋:(ロケーションと空いているかもという期待)
折立へのバスを降りると、そこが登山ロ。
折立へのバスを降りると、そこが登山ロ。
針葉樹林歩きが気持ち良い。
1
針葉樹林歩きが気持ち良い。
やがて岩がめだちはじめる。
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やがて岩がめだちはじめる。
樹林を抜けると、アルプスらしい広々とした風景。ゴロゴロした石の登山道は歩きにくい。
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樹林を抜けると、アルプスらしい広々とした風景。ゴロゴロした石の登山道は歩きにくい。
太郎平小屋、ここで泊まる人も多いが、薬師岳小屋までもうひとふんばり。水の補給も。
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太郎平小屋、ここで泊まる人も多いが、薬師岳小屋までもうひとふんばり。水の補給も。
テント場過ぎると、岩の急登。
テント場過ぎると、岩の急登。
最後の急登越えて、薬師岳小屋到着。
最後の急登越えて、薬師岳小屋到着。
3日後にたどり着くはずの黒部五郎岳!
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3日後にたどり着くはずの黒部五郎岳!
薬師岳東南綾、
太郎平の手前からガスっていたが、夕方には晴れてきた。
太郎平の手前からガスっていたが、夕方には晴れてきた。
薬師岳東南綾。
奥に見えるのが薬師岳山頂。
奥に見えるのが薬師岳山頂。
花、花、花。
小屋出発、小屋、テント泊の多くの人が山頂での御来光めざしている。
小屋出発、小屋、テント泊の多くの人が山頂での御来光めざしている。
薬師岳山頂。
険しいカール。
雲上の日の出。
剣岳!?
たなびく雲。
今回は至るところに綿毛姿になったチングルマの絨毯。。
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今回は至るところに綿毛姿になったチングルマの絨毯。。
雲に浮かぶ黒部五郎岳
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雲に浮かぶ黒部五郎岳
太郎平あたり。
太郎平小屋でてすぐに、薬師沢と黒部五郎岳方面の分岐。左にすすみ、明後日右から帰ってくる。
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太郎平小屋でてすぐに、薬師沢と黒部五郎岳方面の分岐。左にすすみ、明後日右から帰ってくる。
太郎平から薬師沢に下る。
太郎平から薬師沢に下る。
どんどん下る。
やがて深い森へ。
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やがて深い森へ。
沢に下ると、トリカブトの群生。
2
沢に下ると、トリカブトの群生。
不思議な静かな空間。
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不思議な静かな空間。
薬師沢。
薬師沢小屋。いいところだなあ。
2
薬師沢小屋。いいところだなあ。
でも雲ノ平へ。いつか高天原の温泉にも行く!
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でも雲ノ平へ。いつか高天原の温泉にも行く!
雲ノ平への急登はつらい。
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雲ノ平への急登はつらい。
雲ノ平山荘。
スイス庭園。
雲ノ平の日没。
定員の200%。
山の向こうに稲光。周囲に人工の光がなく、星空が美しい。こんな天の川を見たのは何時以来??
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山の向こうに稲光。周囲に人工の光がなく、星空が美しい。こんな天の川を見たのは何時以来??
祖父岳の山頂で御来光。
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祖父岳の山頂で御来光。
朝の光に光る。
岩苔乗越、ここからも高天原に行けるんだなぁ。
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岩苔乗越、ここからも高天原に行けるんだなぁ。
水晶小屋。このロケーションもいいなぁ。
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水晶小屋。このロケーションもいいなぁ。
花畑が美しい。
水晶岳山頂への岩場は思っていた以上にスリリング。
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水晶岳山頂への岩場は思っていた以上にスリリング。
山頂から薬師岳〜黒部湖方面。
山頂から薬師岳〜黒部湖方面。
これから向かう黒部五郎岳方面。
これから向かう黒部五郎岳方面。
やっと撮らせてくれた。
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やっと撮らせてくれた。
開放感ある尾根道、でも、暑い!
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開放感ある尾根道、でも、暑い!
美しい山々。
ワレモ岳山頂にも登る。
ワレモ岳山頂にも登る。
やっと姿を現した鷲羽岳。
2
やっと姿を現した鷲羽岳。
今回の最高地点。
2
今回の最高地点。
三俣、黒部五郎岳、手前の沢は黒部川源流。
三俣、黒部五郎岳、手前の沢は黒部川源流。
槍ヶ岳と
鷲羽岳を振り返る。
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鷲羽岳を振り返る。
やっと三俣山荘。
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やっと三俣山荘。
遅咲き。
三俣はまいて行きます。
三俣はまいて行きます。
静かなカールの道。
静かなカールの道。
やっと黒部五郎小舎。ここへの下りがつらかった。
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やっと黒部五郎小舎。ここへの下りがつらかった。
思わず青森リンゴ350円也をかじる。
思わず青森リンゴ350円也をかじる。
布団1枚に1人がうれしい!
布団1枚に1人がうれしい!
朝日の黒部五郎岳。
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朝日の黒部五郎岳。
朝日のカール。
山頂からこれから歩く尾根道を望む。
山頂からこれから歩く尾根道を望む。
めざす太郎平小屋がずっと見えるだけに遠い・・・
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めざす太郎平小屋がずっと見えるだけに遠い・・・
黒部五郎岳の裾野の向こうに笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山の裾野が並ぶ。
黒部五郎岳の裾野の向こうに笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山の裾野が並ぶ。
北ノ俣岳山頂から、薬師岳の望む。
北ノ俣岳山頂から、薬師岳の望む。
たおやかな尾根の花畑。
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たおやかな尾根の花畑。
こんなコントラスト。
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こんなコントラスト。
最後はやはり薬師岳。
最後はやはり薬師岳。
太郎平小屋はガス。
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太郎平小屋はガス。
折立も遠いが、木が慰めてくれる。
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折立も遠いが、木が慰めてくれる。

装備

個人装備
雨具 ツェルト コンロ

感想

◆薬師岳のこと
昨年の夏、剣岳から立山に歩いてから、それまでの喧騒とは打って変わって、ほとんど人に会わない東ーノ越から黒部湖に下山した。その時、大きな荷物を背負った2人の女性に出会う。どこへ行くのか尋ねると、テント泊で薬師岳へとのこと。地図で確認すると下山中に気になっていた竜王岳を経て薬師岳に至るロングコースがあることを知る。薬師岳を調べていると秘境の雲上と楽園、雲ノ平も近くらしい。立山からのロングコースよりも雲ノ平の魅力がまさり、雲ノ平を中心とした薬師岳などの山々を巡ることにした。

◆山々のこと
 雲ノ平はたどり着くのに2泊、出るのにもう1泊が必要で、その4日間に登れる山として、本命の薬師岳の他、百名山の水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳の4山を巡るコースをつくった。しかも温泉も考慮して新穂高温泉に下山するプラン。
 いきなりプランが壊れ始めたのは、初日の太郎平から見た黒部五郎岳に続く北ノ俣岳のたおやかな尾根の美しさだ。薬師岳から戻った太郎平で雲ノ平方面か、北ノ俣岳方面か迷ったが予約してある雲ノ平山荘へ。水晶岳、鷲羽岳を超えて、黒部五郎小舎を下る苦しい坂道で、登り返しが必要な温泉はあっさりあきらめ、あの北ノ俣岳を縦走して折立へ帰ることにした。
 なぜ北ノ俣岳に惹かれるのか思いあたる伏がある。生まれ育った家からは、ゆったりとなだらからながら存在感のあるどっしりとした山が目の前に在った。その郷愁故に、鋭角的な鷲羽岳よりも、美しいカールを持つ黒部五郎岳よりも、北ノ俣岳に惹かれるのかも知れない。

◆登りたい山
 やはり立山から竜王岳を経て薬師岳に至るコースは残された。雲ノ平から見た野口五郎岳も美しい。赤木岳辺りから見た、笠ケ
岳、乗鞍岳、御嶽山の3つのすそ野も美しい。今回は欲張ったコースにしたが、いずれにせよ、この山域には幾度かやってくることになりそうだ。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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