8月の雲ノ平〜薬師岳・水晶岳・鷲羽岳・黒部五郎岳を周回〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 54.6km
- 登り
- 4,432m
- 下り
- 4,398m
コースタイム
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:55
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:30
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 10:15
天候 | AM:快晴 PM:曇りまたは小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
◆復路:\淮〜富山駅(富山地鉄バス3500円)…12:00と14:00の2本、予約なくても大丈夫そう、2本とも余裕たっぷり、富山駅〜東京(北陸新幹線)…ルート変更で、電波の届く山頂で予約変更、これも最後の一席。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆折立〜太郎平:始めは針葉樹林帯で気持ち良いが、やがて岩がゴロゴロした登山道が続き、コースタイムよりも疲れる。 ◆全般に:木道も柱も朽ちて破損箇所多いが危険というほどでもない。程よく野性的で北アルプスのメイン登山道とはイメージが異なる。 ◆水晶岳:山頂付近の岩場はスリリング、石を落としそうながれ場もあり、なめていたなぁと反省。 ◆急登:薬師沢から雲ノ平への急登は太郎平から見た通り、きびしい。黒部五郎小舎への下りもきびしく、もう一度登りたくないので、ルート変更の最終判断はこの下りの時に決定。 |
その他周辺情報 | ◆薬師岳山荘:受付のお兄さんが名前で呼んでくれる営業努力はすばらしい。新しくてきれい。水は天水のみなので、太郎平か薬師峠で水を補充しておくのが良い。8/4(木)は布団2枚に3人。 ◆雲ノ平山荘:要予約だが、さすがに人気のロケーション、8/5(金)は布団1枚に2人。NHKのロケが入って盛り上がっていた。 ◆黒部五郎小舎:冷えたリンゴやトマトもあり、おいしかった。350円は良心的。食事もそばや自家製豆腐などおいしいらしい(自炊だったので未確認) ◆泊ってみたいと思った小屋:/緇従屋(ロケーションと若いメンバー)、¬師沢小屋:(ロケーションと空いているかもという期待) |
写真
装備
個人装備 |
雨具
ツェルト
コンロ
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感想
◆薬師岳のこと
昨年の夏、剣岳から立山に歩いてから、それまでの喧騒とは打って変わって、ほとんど人に会わない東ーノ越から黒部湖に下山した。その時、大きな荷物を背負った2人の女性に出会う。どこへ行くのか尋ねると、テント泊で薬師岳へとのこと。地図で確認すると下山中に気になっていた竜王岳を経て薬師岳に至るロングコースがあることを知る。薬師岳を調べていると秘境の雲上と楽園、雲ノ平も近くらしい。立山からのロングコースよりも雲ノ平の魅力がまさり、雲ノ平を中心とした薬師岳などの山々を巡ることにした。
◆山々のこと
雲ノ平はたどり着くのに2泊、出るのにもう1泊が必要で、その4日間に登れる山として、本命の薬師岳の他、百名山の水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳の4山を巡るコースをつくった。しかも温泉も考慮して新穂高温泉に下山するプラン。
いきなりプランが壊れ始めたのは、初日の太郎平から見た黒部五郎岳に続く北ノ俣岳のたおやかな尾根の美しさだ。薬師岳から戻った太郎平で雲ノ平方面か、北ノ俣岳方面か迷ったが予約してある雲ノ平山荘へ。水晶岳、鷲羽岳を超えて、黒部五郎小舎を下る苦しい坂道で、登り返しが必要な温泉はあっさりあきらめ、あの北ノ俣岳を縦走して折立へ帰ることにした。
なぜ北ノ俣岳に惹かれるのか思いあたる伏がある。生まれ育った家からは、ゆったりとなだらからながら存在感のあるどっしりとした山が目の前に在った。その郷愁故に、鋭角的な鷲羽岳よりも、美しいカールを持つ黒部五郎岳よりも、北ノ俣岳に惹かれるのかも知れない。
◆登りたい山
やはり立山から竜王岳を経て薬師岳に至るコースは残された。雲ノ平から見た野口五郎岳も美しい。赤木岳辺りから見た、笠ケ
岳、乗鞍岳、御嶽山の3つのすそ野も美しい。今回は欲張ったコースにしたが、いずれにせよ、この山域には幾度かやってくることになりそうだ。
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