大雪渓と花花花と雷鳥親子の白馬三山

2016年07月27日(水) ~ 2016年07月29日(金)

• GPS: --:--
• 距離: 20.4km
• 登り: 2,405m
• 下り: 2,381m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:47
• 休憩: 2:34
• 合計: 9:21

5:35 猿倉荘
6:45 7:23 白馬尻
11:50 12:05 白馬頂上小屋
12:31 13:55 白馬山荘
14:00 14:17 白馬岳
14:56 白馬山荘

2日目

• 山行: 7:27
• 休憩: 0:48
• 合計: 8:15

6:00 白馬山荘
7:50 8:02 杓子岳
9:29 9:45 鑓ヶ岳
10:45 11:05 天狗山荘
12:16 大出原
14:15 白馬鑓温泉小屋

3日目

• 山行: 4:38
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:38

5:10 白馬鑓温泉小屋
5:41 鑓沢
6:00 崩沢
6:09 杓子沢
6:09 小日向のコル
9:28 白馬尻槍温泉分岐
9:48 猿倉荘
9:48 中山沢

天候

登山中は晴れ＆曇り＆ガス、小屋に着いたら雨ザーザー

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

白馬駅を通る電車は2時間に1本くらいなので要注意です。

コース状況／危険箇所等

鑓温泉前後の道は、滑る石が多く、うっかり乗るとツルン！と滑ります。気を付けてください。また、猿が多いので、途中でお弁当を広げると危険かもしれません。

その他周辺情報

温泉多数あり。白馬八方バスターミナルそばの八方の湯は改装してとてもきれいになりました。ザックなどの大荷物は、建物外のコンテナに入れます。中には持ち込めません。
白馬山頂はポケストップです。また、ニャースがいるらしいです。
エスカルプラザには、格安の野菜や果物も売られています。

写真

白馬の花々1

白馬の花々2

白馬の花々3

白馬の花々4

7/27 5:18

猿倉駐車場は平日とあってガラガラです。昨日から降っていたザーザー降りの雨もちょうど止みました。

7/27 5:21

2年振りの猿倉(t)
支度をして出発しましょう。

7/27 5:51

帰りはここから出て来るんですね。

7/27 5:57

雨が上がっただけでなく、上の方が見えてます。

7/27 6:42

7/27 6:45

おつかれさん！って、まだまだこれからですよ。

7/27 6:46

雪渓が遠い〜。今年は雪が少ないので、既に秋道とのことです。

7/27 7:22

雪渓がまだ遠い〜

7/27 7:24

雪解けが進んでいます。

7/27 7:58

やっと大（中？）雪渓に取付きました

7/27 8:00

初大雪渓だぜ！Yeah！今回4人が初大雪渓

7/27 8:15

結構な勾配を黙々と登る。写真だと、下っているようにも見えますが、ずっと登りです。「一列になって歩かなくても、自分のルートでどうぞ」ということで、少し外れて歩いているtです。

7/27 8:30

八方スキー場の偉い方が、傘で後ろからの日差しを避けて登っています。さすが慣れてらっしゃいます。

7/27 9:04

振り返って。キツイわけだわ、この急勾配。白馬大雪渓を踏破して、ミッション1コンプリート！

7/27 9:20

気を付けて〜

7/27 9:53

雪渓が終わって、結構な段差の道を行きます。きつかった〜。

7/27 10:38

足にまめができる予兆が出て来たので、止まってもらい、絆創膏を貼りました。（アイゼンを着けるとよくそうなります）

7/27 10:44

一面のお花畑です

7/27 11:04

象岩（頭を上にして斜面に寝そべっている象)

7/27 11:26

きつい階段。一歩一歩ゆっくりと。「お先にどうぞ〜」

7/27 11:33

ふう〜。やっと白馬岳頂上宿舎が見えてきた〜

7/27 12:13

次に見えてきたのが今夜のお宿、白馬山荘

7/27 12:26

稜線に出てから、山荘までの道のりの長いこと…。花にも見惚れちゃうし。ガスっていて、旭岳も見えません。

7/27 12:27

白馬山荘に到着〜。私達は2階の部屋「剣」に泊まりました。

7/27 13:58

スカイプラザでお昼を食べて、ガスが晴れるのを待ちましたが、晴れないので、山頂へ向かいます。足が重い！

7/27 14:15

山頂〜！ガスガス〜！

7/27 14:16

この日は、中学生が学校登山で来ていました。

7/27 14:20

登頂おめでとう！やったね！

7/27 14:25

方位盤も健在です。運んだ人の伝説と共に、永く残るのでしょうね。

7/27 14:43

ガスが晴れてきました。初白馬岳のみんなに、景色を見て欲しい！(t)

7/27 14:45

コマクサ発見！ミッション2コンプリート！

7/27 14:46

コマクサ激写中のfujifumiさん

7/27 17:34

お待ちかねの夕食。白馬山荘のレストラン スカイプラザ白馬で豪華特別夕食。山小屋のディナーをいただけるなんて感激。

7/27 17:34

レストランからの景色も楽しみたかったのですが、あいにくガスで見えません。

7/27 17:42

お肉が柔らかい。ビーフシチュー

7/27 18:08

デザートもおしゃれ。大満足です。

7/27 19:00

おっと、ようやく旭岳が顔を出しました

7/27 19:01

流れるガス。夕日がうっすら見えました。

7/28 6:12

翌朝、ご来光は雲とガスで見えませんでしたが、まわりの展望は良し。ずっと行きたかった杓子岳と白馬鑓。ドキドキします。

7/28 6:18

先行グループ

7/28 6:24

私達の影。「あれ？一人多いんじゃない？」「ぎゃははー！」

7/28 6:31

丸山を下る。

7/28 6:42

「昨日歩いた道が見えるね」「階段天国ね」

7/28 6:44

しんどかったねえ。

7/28 6:44

アップ！

7/28 6:46

大雪渓も見える

7/28 7:12

杓子岳に取付いて、今来た道を振り返る。ステキな道

7/28 7:13

右には子蓮華山も

7/28 7:16

劔先輩も段々近くなって来ます。「もうすぐ行くから待ってろよー！」ミッション3コンプリート！

7/28 7:18

これを登るという事実が迫ってくる。「巻くこともできますが？」「登ります！」

7/28 7:38

直登かと思いきや、道は九十九折についています。でもやっぱりキツイ！(t)　「そうでもなかった（is、ta、ka）」

7/28 7:47

ぢょうぢょうがみえでぎだ…

7/28 7:50

到着〜！ふうっ！

7/28 7:55

恐過ぎる絶壁。この山頂、近々崩落すると思う。

7/28 7:55

来た道を振り返る。こうしてみると、稜線に出てから白馬岳山頂までって、結構あるのね。

7/28 7:58

夢の稜線を歩きます。誰か下から写真を撮ってくれないかなあ。左は長野、右は富山。滑落するなら富山側。

7/28 7:59

いいねえ〜♪いつもでもここを歩きたい

7/28 8:01

山頂を振り返ると、「あんたたち、そこ危ないわよ！早く移動しなさい！」と言いたくなる。さっきまで自分もいたけど。いつ崩れるかは神のみぞ知る

7/28 8:13

左に見えている鞍部まで、くねくねと下ります。モッタイナ〜イ

7/28 8:16

7/28 8:20

杓子岳から白馬鑓への境目がくっきりしています

7/28 8:20

アップ！

7/28 8:49

稜線を行く先行グループ

7/28 8:57

鑓側から杓子岳を振り返って

7/28 9:01

よっこらせ

7/28 9:01

たおやかに見える稜線の道も

7/28 9:02

歩けばしんどい

7/28 9:03

ギッザギザ

7/28 9:05

あ！雷鳥発見！ミッション4コンプリート！

7/28 9:12

もう少し

7/28 9:19

巻道の分岐に荷物をデポして山頂へ

7/28 9:22

軽くなった体で山頂到着〜♪ミッション5コンプリート！

7/28 9:26

やったね！

7/28 9:34

分岐まで戻ってお弁当。常に天気をチェックしてくれているガイドさん

7/28 9:47

次に目指すは天狗山荘のトイレ

7/28 9:55

緑の小山の向こうが鑓温泉への分岐です。天狗山荘に寄り道するので直進します。

7/28 10:10

7/28 10:40

天狗山荘見えてきた。分岐からここまで結構長かった〜(**;)

7/28 10:40

雪渓もお花もたっぷり

7/28 10:42

到着。見えてからここまで結構長かった〜(**;)
花ばかり見てるからでしょ！(^^;☆＼バシッ！

7/28 10:45

どうみても雪解け水そのままですが、冷たくて本当に美味しかった

7/28 10:46

キン、キンに冷えてます！

7/28 10:48

トイレもきれいでした。そう、捨てる前にもう一折しましょう。

7/28 10:49

7/28 11:01

不帰の嶮か〜（うずうず）

7/28 11:24

では、まったりとランチもしたところで、鑓温泉に向かってGO

7/28 11:27

行きは花を見てばかりでしたが、帰りはサッサか。そこに、「クー、クー」という何かの鳴き声が…

7/28 11:29

雷鳥のお母さん発見！

7/28 11:31

その目線の先に2羽のヒナも発見！ヒナは初めて見ました(t)

7/28 11:34

ガスが出て来た

7/28 11:37

分岐から鑓温泉に下ります

7/28 11:41

ぎゃ〜！コマクサの群生地！

7/28 11:43

九十九折に下ります

7/28 11:45

振り返って

7/28 11:48

もういっちょ振り返って

7/28 12:11

白馬鑓の裏側

7/28 12:16

昔硫黄を採掘していた時に、先ずここまで下したとか

7/28 12:42

木が出てきました。ナナカマドが多いので、秋も来たいなあ

7/28 12:55

写真ではわからないですが、猿がたくさんいます。花もたくさんあります

7/28 13:10

(^O^)／は〜い。今日の核心部です。

7/28 13:17

ヘルメットを着用して慎重に降ります

7/28 13:25

7/28 13:29

大したことなさそうですが、足元の岩がツルッツルです。蛇紋岩だそうです。

7/28 13:31

7/28 13:42

今回は、全員が簡易ハーネスとカラビナを持っていたので持参しました

7/28 13:50

もう少しらしいのだけど…

7/28 13:52

鑓温泉見えた〜！温泉、温泉！

7/28 13:52

なかなか立派な小屋ですが、秋に小屋閉めすると、全て解体してしまうそうです。

7/28 13:59

小屋が見えても気を抜いてはいけません。滑ります

7/28 14:03

7/28 14:03

よいしょ！

7/28 14:05

7/28 14:05

7/28 16:54

鑓温泉に到着〜♪温泉に入ってさっぱりしたら、夕食はトロトロ卵のハヤシライス。デザート付き。ルーとご飯はお代わり自由。小屋情報は山ノートに書きます。

7/28 18:52

このお風呂に入りました。ミッション6コンプリート！

7/29 5:14

翌朝、ご来光がばっちり見えるはずのロケーションでしたが、あいにくのガス。これもまた幻想的

7/29 5:21

こんな所でもツルッツル

7/29 5:21

いいねえ〜

7/29 5:21

しばらく座って眺めていたかったな

7/29 5:23

お花畑もすごかった

7/29 5:23

7/29 5:24

小屋が見えます。雪渓の溶けている様子がわかります。確かに中央から溶けています

7/29 5:29

7/29 5:31

増水している沢を渡渉していたら、下流側すぐのところに橋が有りました。w

7/29 5:41

7/29 5:41

7/29 5:42

しっかりした橋ですありがたいことです

7/29 5:45

鑓温泉下の雪渓はアイゼン無しで通れます(注意してね)

7/29 5:51

7/29 6:01

崩れ沢

7/29 6:05

落石沢

7/29 6:06

これから行く道

7/29 6:08

杓子沢（だったかな？）杓子岳と白馬鑓の間の沢だそうです

7/29 6:15

杓子沢遠景

7/29 6:15

後続のグループが歩いています

7/29 6:38

激下りだ。ふう〜

7/29 6:41

7/29 7:11

杓子沢の、更に遠景

7/29 7:22

小日向のコルの湿原。すっかり大きく育った水芭蕉

7/29 7:24

水芭蕉池とか言っていたような…

7/29 7:25

7/29 8:26

足痛〜い

7/29 8:33

気の早いナナカマド

7/29 8:39

そんなに虫いないじゃない、と思ってネットを外していたら、耳たぶとおでこを刺されました。かいーの。

7/29 9:18

道が緩やかになってくると、おしゃべりが賑やかになってきます

7/29 9:27

「お昼はおそばがいいね〜♪」「温泉はどこにする？」

7/29 9:28

やった〜！分岐に着いた

7/29 9:28

行きに確認した分岐だね。

7/29 9:39

あまりにも一安心してしまい、猿倉まで長く感じました

7/29 9:42

あ〜着いた着いた。

7/29 11:17

八方バスターミナル前の八方の湯。恒例の牛乳一気飲み。

7/29 11:52

夏野菜のてんぷらと十割そば。大変美味しゅうございました。しかも安い！おそばの量もたっぷり。

7/29 13:08

白馬駅で電車を待つ。お土産を買って、荷物増量。

7/29 15:53

特急あずさ内で信玄餅アイス。信玄餅プレミアムアイスや信玄餅プリンも有ればいいのになあ。JRさん、お願いします！

7/30 5:57

自分へのお土産はこれ。白馬岳バンダナ、八方尾根と白馬三山クリアファイル（来年のコースが俯瞰できます）、七味詰め合わせ

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ポール ヘルメット

備考

口当たりの良い蒟蒻ゼリーが食べたかった。

感想

とっとこと

今回の山行では6つのミッションを考えていました。
1．白馬大雪渓を登る
2．コマクサを見る
3．剱岳を見る
4．雷鳥に会う
5．白馬三山制覇
6．鑓温泉に入る
結果として、これら全てを実現することができました。
しかも、花はコマクサどころか、ありとあらゆる花が咲き誇っていて、本当にいいタイミングで来られたと思います。登りも下りもとってもきつかったけれど、それだけに、花や風景の美しさは格別でした。
また、今回初めて、5名という少人数グループ（やまね会）でガイドをお願いしての登山でした。地元白馬のガイドさんということで、至れり尽くせり、花の写真ばかり撮っている私達にしっかり付き合ってくださり、昼食場所、お土産屋さんへと運んでくださり、天気の状況を読んで、適切な行動指示をしてくださいました。本当にありがとうございました。
更に！今回私をこんなに楽しい山行に誘ってくださったやまね会の皆さん、ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

コメント

takaten

大雪渓と花花花と雷鳥親子の白馬三山
花三昧、贅沢な山行でしたね🎵また一緒に山、行きましょう❗