北八ヶ岳 ピラタス〜縞枯山〜茶臼山〜高見石〜中山〜黒百合平〜渋の湯
- GPS
- 56:00
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 817m
- 下り
- 1,205m
コースタイム
11:25ピラタスロープウェイ山頂駅
11:40縞枯山荘
12:20縞枯山
13:15茶臼山
13:47大石峠
14:00麦草峠(麦草ヒュッテ休憩45分)
16:00丸山
16:18高見石小屋
12月31日
移動なし
1月1日
7:10高見石小屋
7:30丸山
7:43高見石小屋
8:40中山
9:05中山峠
10:00黒百合平(黒百合ヒュッテ休憩40分)
11:06渋の湯・唐沢鉱泉分岐
11:55渋の湯
天候 | 12月30日 曇り時々雪 12月31日 曇り時々雪、晴れ 1月1日 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
渋の湯からはタクシーでピラタスロープウェイに戻り(片道5,200円)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・高見石小屋から中山への分岐は小屋前にあります。 (2010年版山と高原地図だと分かりにくい) ・渋の湯からピラタスまで帰路はタクシーを利用しました。市街地までくだらず別荘地を通ることで片道5,200円。 但し、別荘地のルートは降雪が多い場合(未除雪)はNGとのことで、市街地まで降りる場合は8,000円位かかってしまうとのこと。 また、今回は渋の湯→ピラタスで下り坂中心だから通れたとか(4WD車では無いので)。 ※別荘地の道は非常に分かりにくいので注意が必要。 タクシーのルートログをファイル登録してます。 以下写真 Nikon D300 Nikon D300 TAMRON SPAF 17-50mm F2.8 XR Di LD Aspherical[IF] (stk) |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
ファイル |
渋の湯→ピラタス
(更新時刻:2011/01/02 12:25)
高度記録(Pro Trek)
(更新時刻:2011/01/21 20:22) |
写真
感想
初めての年末年始山行。日本海側大荒れ予想のため、当初予定していた武尊山から北八ヶ岳に変更。
西高東低の気圧配置が強い場合は、八ヶ岳も降雪になる。ただしその厳しい条件の中ゆえの美しさがあり結構いい写真が撮れました。
今回の山行の大きな失敗として、、大晦日風邪をひきダウン。。悪寒がすごかったので熱もあったと思う。パーティー停滞&3日目も完全回復ではないため、ゆるいルートを選択し下山となってしまい迷惑かけました。。t-kinjouが解熱・鎮痛剤を持っていてくれたので症状やわらぎ助かりました。
30日の朝おきたとき、のどが痛くイヤな予感がしたが、そのような状態でマイナス10℃以下のテントに泊まるのは風邪を引きますといってるようなものでしょう。今後の教訓にします。。
とはいえ、北八ヶ岳の原生林と雪がつくりだす美しい景観には大満足。失敗含め印象深い山行での年明けとなりました。
2010-2011年末年始山行
今回は、2010年最初の山行(渋の湯→ピラタス)とは逆ルートとなりました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-70251.html
<ルート感想>
■1日目(ピラタス〜高見石)
この日は降雪は弱いものの、風があり結構寒い状況。
視界は数百m程度の残念な状況。
・ピラタス〜麦草峠
このルートは3年連続。今回もスノーシューを楽しみます。
これまでは悪天候や疲労から五辻経由ばかり選んでましたが、今回は縞枯山〜茶臼山のピークハント。
縞枯山・茶臼山の登りは、スノーシューのヒールリフトでハイクアップを楽しみます。
山頂は樹林帯で視界はほとんどありませんが、樹林にはエビの尻尾が成長してました。
また、麦草峠の国道は若干アスファルトが見えてる状態で、積雪は少ないようです。
麦草ヒュッテで大休憩。牛丼大盛りを頂きます。小屋の食事はやっぱりウマイ。
・麦草峠〜丸山〜高見石小屋(テント泊)
当初の計画では白駒池で野営の予定でしたが、距離を稼ぐため麦草峠より丸山経由で高見石小屋を目指すことにしました。
ここからは登り連続なので、八爪アイゼンに履き替えます。
スノーシュー後の今日最大の登りはちょっと大変でした。1時間ちょっとで丸山山頂。
山頂も若干吹雪いており、視界は殆ど無く早々に下山。
高見石小屋に向かいます。15分ほどで高見石小屋に到着。
早速テント設営を行います。この日のテントは他に2張りほど。
小屋前の小さなテント場は良い感じに埋まっていました。
この日夜は氷点下17度ほど。テント内は氷点下10度ほどでした。
シュラフカバーもつけており、前回とは違い特に寒さを感じることもなく快適な睡眠でした。
■2日目(高見石小屋)
・高見石小屋(小屋泊)
この日は、stk隊長がダウン。急遽、高見石小屋泊としゆっくりと過ごすことに。
こういう機会じゃないと、なかなか出来ないことってことで、
昼間から薪ストーブにあたりながら、岩魚の燻製をツマミにホットウイスキーの雪見酒。
また、炭団コタツで昔の山岳雑誌を眺めながら過ごします。激しくない山行も良いもんです。
■3日目(高見石小屋〜渋の湯)
この日は、スノーシューは使わず、アイゼンで渋の湯を目指します。
午前中は稜線際は若干晴れているものの1日目と同じく曇りがち。午後は天気晴れてきました。
・高見石小屋〜丸山(ピストン)
近くの山でご来光を眺めます。高層に雲があり稜線付近は晴れている状態。
ちょっとだけご来光を眺めた後は、小屋まで戻ります。
・高見石小屋〜中山〜中山峠〜黒百合ヒュッテ
だらだらとした登り。コースタイムより若干早い程度のゆっくりペースで登ります。
中山の展望台で小休止。一昨日に降雪があったばかりで、ルート上の樹林には雪の笠がたっぷりあり、
見ごたえがありました。
・黒百合ヒュッテ
ここで大休憩。小屋でカレーを食べます。その後、小屋前の斜面でちょっとレク。
トレースなしの新雪斜面を使ってスノーシューを試します。
ザックを積んだフル装備で、くるぶしから膝上までのラッセルを体験します。
スノーシューはくるぶし程度であれば快適ですが、膝上ラッセルだと結構重く感じます。
さらに新雪の急坂の登りになると大ラッセル状態で大変苦労しました。
また、下りは緩めの坂であれば駆け下りることができて楽しいのですが、
急坂の下りでは、すり足状態で不安定になり足を斜面に平行にさせて下る必要がありました。
スノーシューは、やっぱり(できれば空身)で新雪を走りまわるのが好いというのを再認識しました。
・黒百合ヒュッテ〜渋の湯
なだらかな下り坂を、アイゼンを効かせてペース良く下っていきます。
ここは飛び降りるような下りはあまりなく、見通しの良い道で次々と脚を運べる感覚が心地良いルートでした。
中山付近で撮影した動画
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