ポンクワンナイ川
- GPS
- 14:48
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 2,238m
- 下り
- 2,219m
コースタイム
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 9:33
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:34
7/17(日)5:47発→6:03(ポンクワウンナイ出会い入渓)→8:06(c798m二股)→8:39(c865m二股)→8:50(c870m二段滝)→9:38(c910m付近のゴルジュ5m滝)→10:30(c1000m大滝)→11:10(大滝の高巻き終了)→13:40(c1290mナメ滝入口)→15:20(c1580m付近 C1)
7/18(月)5:40→6:48(小化雲岳)→7:15(夏道)→10:14(天人峡登山道入口)
天候 | 晴れ後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
・過去に何度か計画して、悪天等で行けなかった沢。メンバーと天気に恵まれてようやく完遡することができた。
・下部ゴーロ帯はつまらないが、標高860m以降は机上で想像していたより、滝が多く楽しめることができた。
・標高870m付近のゴルジュに二段の滝がある。一段目は腰まで水につかって滝の右側のクラックに取り付き、フリーで登る。二段目の滝の右岸には残置物(リングボルトとハーケン2枚)にボロボロのシュリンゲがかかっていた。シュリングを引っ張ったら、ヘーケンが1枚抜けた。リングボルトにかかっていたシュリンゲをアブミにして3m登ってバンドに立つ。ランニングを取りたいと思ったら、目の前に残置ハーケンがあった。ランニングを取り、左上を試みるが厳しい。右側から乗り越して滝の上に上がる。終了点にも残置支点があった。
・標高910m付近のゴルジュに5mの滝がある。我々は右岸を巻いたが、滝にかかっている木を使って登ったパーティあり。
・標高1000m大滝は二段の滝となっている。滝の右側のカンテを木登りで登れないかと思ったが、上部は岩盤でかなり立っていた。50mくらい戻った右岸の灌木帯を木登り。けもの道を使って、約25分で高巻き終了。地図を読み、現場を見て、五感で感じることの大切さを感じる。我ながら美しい高巻き。
・登れる滝が断続的に続く。
・標高1270m付近の滝は滝の左側を登れそうな気がしたが、ヌメヌメ黒光りしていて最後の数メートルが微妙。右岸を巻いたが、下山後に某ガイドブックを見たら、登っていた。この滝を越えると、ナメが続く。
・標高1340m~1400m付近まで雪渓が断続的に続く。雪渓処理が不得手な俺はハラハラドキドキ。小雨模様になり、雨具を着る。小雨とガスの中を登る。気持ちも下降気味。まだまだ滝は続く。
・標高1460m付近の滝はJINの肩を借りて登った。
・標高1580m付近に1.5畳程度のスペースに笹を敷き詰めて幕営。
・二日目は朝からガスと小雨。源頭のヤブコギを意識して上下雨具で行動。
・コンパスをピークに切ってヤブに突入。ハイマツとハイマツの間にお花畑が広がり、癒される。源頭のオアシス。
・ピンポイントでピーク。我ながら美しい読図。
・ピークから夏道にコンパスを切る。30分弱で夏道に出る。
・夏道に出てからは黙々と天人峡を目指す。
・先輩が若かりし頃、日帰りで遡行して天人峡に下山したとおしゃっていた。今回、一泊装備で歩いた感じでは、ずいぶんと長いコースルートに感じ、日帰りで抜けるのは厳しいと感じたが、翌週日帰りで天人峡に抜けているパーティの記録を目にして、不可能ではないことを認識する。自分ができるかどうかは分からない。
・山仲間がポンクワンナイを遡行してカウン沢経由でクワンナイを下降する周遊山行を二泊三日でやっている。魅力的なルートだ。でも、今はポンクワンナイを再遡行する気にならない・・・。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する