仙丈ヶ岳
- GPS
- 05:45
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,365m
- 下り
- 1,379m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後、金山沢温泉利用(¥850) |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
関東・甲信地方も梅雨明けし、天気の良い週末。仙丈ヶ岳を歩いてきました。
4:30過ぎに芦安駐車場に着くと、第3駐車場へ誘導されました。
乗り合いタクシーに乗ろうと思いましたが、列ができていて、係の人にバスの方が早いと言われ、バスを待つ列へ。
5:15発のバスは2台でした。(多分)
広河原で北沢峠へのバスへ乗り継ぎました。一応時刻表はありますが、今日は混んでいるので、随時出発しているという感じでした。
北沢峠へ着くと既に大勢の登山者で賑わっていました。
登山計画書をポストへ入れ、直ぐに出発します。
林道を戸台方面へ歩き、道標に導かれ太平山荘への登山道に入ります。
登山道を下り、再び林道に出た所が太平山荘でした。水を補給させてもらい、いよいよ上り始めます。
樹林の中の登山道を歩き、崩壊した箇所を迂回し終えると、道は藪沢沿いになりました。振り返れば甲斐駒。来て良かった。
道標が立つ所から沢を離れ、馬の背ヒュッテへ向かいます。青空の下のダケカンバの道。気持ち良い道です。
馬の背ヒュッテを過ぎると程なく丹渓新道にぶつかります。ハイマツの中を抜ければ、さえぎる物がなくなり、高山帯の山歩きとなります。
お腹がへってきたので、多くの登山者がくつろぐ仙丈小屋に立ち寄り、休憩します。小屋は藪沢カールの中に有り、目の前に甲斐駒ヶ岳が見えるすばらしいロケーションです。
小屋を出てひと上りで地蔵尾根の道と合わさります。ここからは、まさにパノラマロード。景色を楽しみながら歩いて仙丈ケ岳に到着。
山容から受けるイメージの割に狭い山頂。団体さんが上がった来たので、大仙丈ヶ岳へと移ることにします。
初めて歩く大仙丈ヶ岳への道。今までとは違って、歩く人も少ない静かなコース。今の時期は花もたくさん咲いていました。
大仙丈ヶ岳の先客は1人。その人はすぐに去り、間もなく2人組が到着しましたが、仙丈ヶ岳とは比較にならない静かな山頂。ゆったりと過ごします。
仙塩尾根方面を見るとソロの登山者が上がってきました。お話しを聞くと、広河原から北岳を経て、今日は両俣小屋から上がってきたとのこと。おもしろそうなコースだが、山頂から一旦千m以上下り千m上り返すのはやっぱりきついだろうなと思う。
時間はまだ早いが、バスの時間もあるので下山を開始する。
仙丈ヶ岳への道で花の写真を撮っていたら、後ろからグヮグヮという小さな声が聞こえます。涸れ沢の中に子3羽と雌ライチョウがいました。晴天の昼間ですが、人気が少ないからでしょうか、思わぬラッキーでした。
相変わらず賑わう仙丈ヶ岳をスルーして、小仙丈ヶ岳へ向かいます。
この道も眺望抜群の良い道でした。
小仙丈ヶ岳で休憩し、景色を楽しみます。小仙丈カールがきれいでした。
小仙丈ヶ岳を過ぎると程なく、樹林の中の道に変わります。
ここからは、ひたすら下るのみ。
13:30のバスには十分な余裕で北沢峠に戻りました。
北沢峠には、やはり多くの人がいましたが、10分程の滞在で臨時のバスへ乗り、広河原へと出発しました。
と、ここまでは全て順調だったのですが、最後が大変でした。
天気に恵まれた週末、日曜日の午後。広河原は大勢の人でごった返していました。
乗り合いタクシーは2時間待ちとのこと。約1時間待ちとなる14:30発のバスで帰ることに決めます。出発予定時刻の前には4・5台のバスが来ましたが、バス会社の誘導がスムーズではなく、他の客から係員に罵声が飛ぶ場面も。出発は10分強遅れましたが、自分は座れたので良しとします。(結果論としては、乗り合いタクシーの方が早く帰れたと思います。)
芦安駐車場でバスを降り、ホッとしたところで、金山沢温泉に立ち寄り汗を流して帰路に着きました。
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