唐松岳 〜夏山、快晴
- GPS
- 06:58
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 991m
- 下り
- 987m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中房温泉へのアクセスについても感想で少し触れました |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された歩きやすい道です。 |
その他周辺情報 | 八方の湯 800円 |
写真
感想
梅雨明けの青空が見込まれる週末。燕岳を予定。6年ぶりのこと。駐車場が混み合うとの情報で、4時台に着くように宮城を通過したところで、案内の人に止められました。上部の駐車場はもう満車であり、たこ平近くの駐車場からバスかタクシーを利用するようにと指導。Uターンして駐車場に行くと準備する数組のグループ。タクシーが出て行くところも目撃。
しかし、地元のタクシー会社に電話しても後一時間後のバスとそう変わらない混み具合との返事。そうなると、下山の時間が予定に間に合わなくなるため、結局予定を変更しました。ここからだと、爺ヶ岳、唐松あたりが燕岳と一緒に考えていたところ。相方が唐松に行ってみようという希望を出し、唐松に決定。
6月に丸山ケルンまで娘と3人で行った時は、ガスガスでしたが、雪渓歩きや立派なキヌガサソウ、シラネアオイ、可愛らしいユキワリソウが迎えてくれました。最後は雨の中リフトに乗って大変でしたが。
前回は8時の始発が、8月は6時となったゴンドラアダム、霧を抜けると抜けるような青空と雲海が広がる。一同歓声。ゴンドラ駅の駐車場は満車に近いくらいでしたが、ぎりぎり入りました。ゴンドラ待ちは3回曲がるくらいの列でしたが、機動力が高いので平気です。待っている間に登山届けをコンパスで出し直し。
一気にうさぎ平に上がると、朝日に輝く白馬三山が迫ります。と、すぐにリフトに乗らず、天空テラスに行ってみました。さらに高いところから見る雲海。
黒菱の木道も完成してました。
八方山荘からは、さすがの景色に尾根道を行く人が多かったです。でも、早朝にかかわらず日差しが強く、湿度もあるようで疲れ方が半端なし。
喘ぎながら、八方池にたどり着くと、湖面にはきれいに山々が映り込んでました。なんども訪れて、今日は最高。
次第に、風が爽やかになるものの、苦しい。他のグループの方とも抜きつ抜かれつのペース。みんな辛いのか?扇の雪田はわずかばかりの雪が残るのみでした。
リフトの時からシモツケ、クガイソウ、カライトソウ等など、お花は見事でした。けれど、ついつい青空と山々に目が行きがち。
丸山ケルンの手前で最後の日陰となりそうなので、休憩でパンを頂く。少し上がると、チングルマが。綿毛と花と両方見られる。まもなく丸山ケルン。壁のように天狗が迫る。少し、白馬の街の方からガスが湧いてきた。松川の湿気のせい?
ここからは、自分ら初めての道。easyな尾根歩きかと思いきや、ダラダラと登り、結構辛い道でした。でも、なんとかガスが出る前に、剱岳を見たい一心で頑張りました。
最後の曲がり角を曲がると、目の前に山荘が出現。喜びもつかの間、立山、剣の絶景が目に飛び込んでくる。山荘の前のベンチで、シャリバテをオニギリで直しながら、ずっと見ていました。
山頂は結構な鋭鋒で、想像以上でした。尾根を真っ直ぐに登ってくるので、手前の峰に隠れて分かり難いが、端正な形。目立つ不帰の峰よりも一段高く、山頂からはさらなる良い眺め。ずっと遠くに槍ヶ岳。北も日本海まで見えそうでした。東は浅間山、八ヶ岳はよく見えましたが、富士山は結局見えず。白馬鑓はみえるものの、白馬にはガスが上がってきており、五竜にもかかってきました。
山頂でお昼をいただきゆっくりと下山開始。山荘裏の展望台にも上がってみました。山荘は沢山の登山者で賑わってました。泊まりの予定が立てられる方々を少し羨ましく思いながら帰途。
まだまだ登ってこられるかたが沢山いました。山荘近くはすれ違いに時間が取られました。
小さいお子さんも多く、それも結構な根性を見せてくれて、微笑ましいです。
展望が開けるところまで降りてくると、唐松山頂が見えました。今まで、どれが山頂かわかってなかったです。不帰の一部かと思ってました。案外よく見えてた。山々は徐々にガスに隠れ、お花畑の中を、粛々と下山。白馬の街は雲海消失で晴れていました。
登りの辛さに、汗がしぼるほど出たものの、2L強の給水バッグで足りました。7日もいい天気。ヤマレコに掲載される、泊まりの皆さんの写真が楽しみ。
思いがけず時間に余裕があり、八方の湯で汗を流した後、ローソンでフローズンシャーベットをチンして頂く。帰り道、常念も燕も良く晴れてました。
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