南アルプス 広河原~北岳・間ノ岳・農鳥岳~奈良田


- GPS
- 54:05
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 3,080m
- 下り
- 3,764m
コースタイム
6:14 広河原・出発
6:28 広河原山荘
8:33 大樺沢二俣
11:33 池山吊尾根分岐
11:56 北岳 12:16
12:31 池山吊尾根分岐
13:14 北岳山荘・泊
【8/9・二日目】
5:44 北岳山荘・出発
息子が山荘へのトイレ・ピストンのため、35分ほどロス
6:43 中白峰
7:41 間ノ岳 8:06
8:59 農鳥小屋 9:20
9:59 西農鳥岳
10:45 農鳥岳 11:12
11:26 大門沢下降点 11:35
13:55 大門沢小屋・泊
【8/10・三日目】
6:53 大門沢小屋・出発
9:13 森山橋
9:52 第一発電所
10:23 奈良田・13:30発のバスにて広河原へ
天候 | 8/8 晴・夜~明朝は強風 8/9 晴 8/10 晴 稜線は午後から曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
広河原へ向かう夜叉神峠から先はマイカー規制の為、 登山口広河原へは、 山梨交通バス(¥1130・協力金込)/http://yamanashikotsu.co.jp もしくは、 乗り合いタクシー(¥1200・協力金込)を利用。 下山の奈良田から広河原へは、同じく山梨交通バス(¥1130・協力金込)を利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南アルプス北部 王道の縦走路ルート。案内板もあり安心。 八本歯のコル付近は、丸太作りの梯子と階段の連続。降雨時は滑るでしょう。 大門沢下降点から岩場とガレ・ザレ場、木の根が乱れ混じる荒れた長い下りの連続。 |
その他周辺情報 | 下山地・農鳥登山口(第一発電所)には、自販機など何もない。 30分歩いた奈良田には、温泉浴や食事・自販機(缶ビール&ジュース)など、 下山後には大変ありがたい充実した施設『奈良田の里温泉』があります。 バス停も直ぐ近くにアリ。 |
写真
赤いヘルメットの人が、おやじさん。
『わしは、評判良くないからなぁ~』
『言うべきこと注意すべきこと言わんと、事故は防ぐこと出来んからのぉ~』と、話されてました。
感想
北岳・間ノ岳山頂から
7月海の日の連休に計画してましたが、当時は天候不良予報だったので延期してました。
息子は高校1年生となり、クラブ活動などで忙しくなり、
ここ最近山へ同行する機会が激減。
夏休み中のクラブ合宿が終わり、盆休みまでしばらく活動休暇ということで、
息子から山へのリクエスト。
それだったら、延期してた今計画を実行しようと言うことから、
2年振りの息子同伴で広河原~北岳~間ノ岳~農鳥岳~大門沢小屋~奈良田という南アルプス北部王道計画の縦走してきました。
青空の下、広河原から大樺沢沿いを進み、下山選択される方が多いという八本歯のコルを経由。
この八本歯のコル付近には丸太作りの梯子と階段通過がありますが、
長時間登り続け疲れ切った体には、正直大変キツかった・・・。
階段のステップ部は浸食され、丸太のバーを何度も跨ぎそして越えていく障害物競走状態。
クラブで鍛え自身より体力ある息子も、かなりの体力消耗でうんざりしてはりました。
池山吊尾根分岐到着時は、もうヘロヘロMAX状態。
分岐にテント泊装備のザックをデポした後、北岳山頂目指しましたが、
ここまで5時間半登りっぱなしで結構なハードっぷり。
さすがに山頂到着時は、達成感と素晴らしい眺望に感激も一入。
大樺沢から出発地の広河原へと続く、ひたすら登り続けてきたルートを見ると、
尚達成感に溢れる思いでした。
八ヶ岳、甲斐駒、鳳凰三山、富士山はガスに包まれ見る事で来ませんでしたが、
なぜか仙丈ヶ岳だけは、その姿をハッキリ見せてくれてました。
二日目も天候に恵まれ、北岳山荘から間ノ岳~農鳥岳の景色を楽しみながらの稜線歩き。
富士山や南アルプス南部へと続く塩見岳~中岳、赤石岳などなど・・・。
大変良くその姿を見る事ができ、楽しませてもらいました。
大門沢下降点からの長い下りはと言いますと、
岩場とガレ・ザレ場の連続で、気を緩める事できない長丁場の激下りという印象。
浮き石も多く転倒の心配もあるので、注意が大変必要で慎重に下りました。
大門沢小屋・・・。
決して大きな小屋でなく、トイレの清潔感もそこそこに・・・。
トタン板壁が良い意味とてもチープで、これぞ!!山小屋って感じでした。
川の水で冷やされたビールが、とても冷たく美味しかった・・・。
男性的要素溢れる小屋として、印象深く記憶に刻まれました。
第一発電所からのバス乗車予定でしたが、予定より早くに到着。
時間潰しとビール欲しさに奈良田まで進み、バス時刻まで『奈良田の里温泉』で3時間ほどまったり。
高台にあるベンチでビールを飲み、心地よい風を受けながら、
少し離れ見下ろす先には青い水を蓄えた奈良田湖。
山頂や稜線歩きで見た素晴らしい風景・・・。
南アルプスの魅力に酔いしれる、長く感じさせない3時間のバス待ちとなりました。
印象を一言で言えば今回は「男の旅」ですね
登った、やり切ったっていう達成感が強かったじゃないでしょうか?
息子さんとの友情?愛情?も深まったじゃないでしょうか?
動画や写真を見るに登山者は男性ばかりのような・・・
北アは山ガールが多かったですよ
息子さんも山男になるのならトイレに小屋には戻らなくていい方法を
英才教育でpopoiさんが教えてあげてくださいな
登りの梯子階段は壊れそうな感じで、それは神経を遣いますよね・・・
体力的だけじゃなく、精神的にも疲れますね・・・
農鳥小屋の親父さんって、そうなんですか・・・ 調べてみようと
orisさん、こんちは~
息子同行の縦走は2年ぶりでした。
登りで引き離す息子の体力と、テント内の窮屈具合から、
彼の成長を感じましたね。
ただパッキングの仕方やトイレのタイミング(山荘出発時から予兆あったらしい)には、
まだまだ問題ありで、もう少しそこは努力と成長して欲しいところです。
写真などたまたまかも知れませんが、
小学生の親子連れや若いカップルに学生さんも結構登ってましたよ。
もちろん、熟年ご夫婦も・・・。
山ガールの多さは北アと比べると、さすがに及ばないかも・・・、ですね。
こんにちは
popoi君の成長ぶりにまずびっくり
popoiさんを置いていくとは
将来きっとpopoi君も悪の道へ進まれるでしょう
家族内の同伴者の出現にうらやましい限りです。
でも最近南アにすっかりはまってますね。
北とは違ったワイルド感がこのレコからも伝わってきましたよ。
metsさん、こんちは~
今月連休って、取れましたぁ~?遠征は?
popoi君・・・ガタイと体力は成長してますが、肝心なところがまだまだで、
手がかかりますわ!
もうちょい、しっかりして欲しいところです。
南アも魅力大ありで、なかなか面白い山域ですね。
間ノ岳山頂から、たくさんの稜線が見えワクワクしました。
来年は、南部方面を計画したいと思っております。
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