記録ID: 940221
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
緊張の岩稜歩き、夏の穂高連峰へGO!
2016年08月12日(金) ~
2016年08月13日(土)
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体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 32:00
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 2,145m
- 下り
- 2,138m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 8:10
距離 13.1km
登り 2,094m
下り 1,718m
13:50
2日目
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 9:52
距離 13.1km
登り 60m
下り 395m
天候 | 8/12(金)晴れのち曇り 8/13(土)晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
営業時間)4:00〜19:00 ※AM3:30開門でした。 料金)普通車1日600円 収容台数)約850台 ※開門時間までゲート付近に路駐して仮眠しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※GPSログは手書きです。 標準C.T.はどの区間も中辛に感じます。 やや早歩きのペースでちょうどだと思います。 ◆上高地〜岳沢小屋(標準C.T. 2:30) よく整備された歩きやすい登山道です。危険個所なし。 ◆岳沢小屋〜紀美子平(標準C.T. 3:00) 序盤は歩きやすい九十九折れの登山道。お花畑があります。 それを過ぎると岩場の登りが続きます。 危険個所はありませんが、下りの場合はちょっと嫌らしい箇所がいくつ有り。 ◆紀美子平〜奥穂高岳(標準C.T. 1:50) 緩やかに標高を上げながら吊尾根の岩場を巻いていきます。 気の抜けない岩場の登りが続きますが、危険個所はありません。 奥穂高岳からは周りの山々を見渡せます。 ジャンダルムも間近に見えて迫力あります。 ◆奥穂高岳〜穂高岳山荘(標準C.T. 0:30) 中盤くらいまでは危険個所なし。 中盤以降は急な岩場の下りとなります。 梯子もあり、この区間はゆっくり慎重に。 ◆穂高岳山荘〜北穂高岳(標準C.T. 2:35) 涸沢岳までは20分ほどの単調な岩場の登りが続きます。 D沢のコルまでは、涸沢岳からの最初の鎖場や、少し先の鎖場では足の置き場が 決まらず難しかったです。この区間がこちら方面の核心部と感じました。 それ以降も、突き出た岩を巻く箇所や、狭い岩の隙間で体の向きを変えて梯子を 下る場面が有り、最低コルまでは緊張が続きます。 最低コルからは垂直に近い岩場を登る箇所がいくつか有ります。 登り切った岩場からは展望が開けて黒部の山々も一望できます。 南稜分岐を経て20分ほどで北穂高岳山頂です。 ◆北穂高岳〜涸沢(標準C.T. 1:55) 単調な岩場の下りが続きます。 中盤にスラブ状の長い鎖場が有ります。 滑りやすい砂地の箇所もあるので油断禁物です。 ◆涸沢〜横尾(標準C.T. 2:00) 序盤は歩きやすい石段の登山道が続きます。 樹林帯を下っていき、本谷橋で足をクールダウン出来ます。 本谷橋からは単調な樹林帯を進み、広い河原に出ると横尾です。 ◆横尾〜上高地(標準C.T. 3:10) 平坦な砂利道をひたすら歩くのみです。 変化に乏しいので退屈します。 徳沢、明神で休憩しながら歩くといいです。 徳沢〜上高地は観光客やキャンパーでいっぱいです。 徳沢のキャンプ場は草地で気持良さそうです。 |
その他周辺情報 | ◆平湯温泉 ひらゆの森 営業時間)10:00〜21:00(受付20:30まで) 料金)大人500円、小人400円(3歳〜小6) 泉質)カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、炭酸水素塩、塩化物泉 その他)コインロッカー有り(100円戻りません) 食事出来ます(喫茶ラウンジ、食事処もみの木、あんき屋(徒歩10分)) |
写真
紀美子平はテラスになっていて穂高の景色を眺めながら
休憩出来ます。前穂は往復一時間くらいです。
穂高岳山荘でテントを張りたかったので前穂をパスし
先を急ぎます。(結局間に合わず素泊まりになった)
休憩出来ます。前穂は往復一時間くらいです。
穂高岳山荘でテントを張りたかったので前穂をパスし
先を急ぎます。(結局間に合わず素泊まりになった)
まずはハムステーキとおにぎりで腹ごしらえ。
夕食はお米を炊きレトルトカレーを食べました。
(自作伝熱プレートとセラミックコートのチタン鍋使用)
テーブルクロスは赤岳鉱泉のバンダナをチョイス。
関西の方々と楽しいひとときを過ごせました。
夕食はお米を炊きレトルトカレーを食べました。
(自作伝熱プレートとセラミックコートのチタン鍋使用)
テーブルクロスは赤岳鉱泉のバンダナをチョイス。
関西の方々と楽しいひとときを過ごせました。
撮影機器:
感想
いつか歩くジャンダルムに向け、技術・体力試しに穂高を歩いてきました。
1日目は上高地から岳沢経由で奥穂高岳まで歩きました。
岳沢小屋から先は思っていたより岩場の急登が多く、
紀美子平からもしつこい岩場の登りが続き、体力勝負な感がありました。
穂高岳山荘でテン泊をしたく時短のため前穂はスルーしましたが、
山荘に着くとテン場はすでにいっぱいで結局素泊まりになりました。
二人で布団一枚の混雑ぶりに完全に自分のペースを崩してしまい、
さらに熱中症気味で胃が気持ち悪く流星群を撮りに出る気力もなし。
目が覚めたら4時30分。急いで朝景撮影に出ました。
2日目は朝景撮影後に朝食を食べ6時30分の遅い出発。大キレットを越える計画でしたが、
北穂までの岩稜歩きで少し腕が疲れてきたので、安全をみて今回は北穂までにしました。
穂高岳山荘〜北穂間は大キレットと同等以上の難しさという情報を頂いたので、
難なくクリア出来たことは自信に繋がりました。
北穂でテントを張って槍を絡めた星景を撮ろうかとも思いましたが、
穂高の景色がお腹いっぱいで十分満足してしまい、下山することにしました。
今回の山行では、岩稜帯を歩く上での装備面の反省点がいくつか見えたので、
次回からはそれらを修正して臨みたいと思います。
写真撮影の面では全く気合が足りませんでしたが、山歩きの面では現時点の実力が分かり、
手応えを得られた山行となりました。
COOPER
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Hiroo1991さん こんにちわ
岩稜が続く荒々しい山は歩くのは怖いですがアルプスを感じられますね。
数年前に涸沢岳の山頂で北穂から歩いてくるハイカー達を見てるだけで私の足はすくんでしまいました。
ジャンダルムを目指しているのですね、上に立つ姿をいつか楽しみにしています。
cicsさん、こんにちは。
岩稜帯は高度感もありなかなか歩き応えがありました。
緊張が続きますが体全体を使うのでより自然を楽しめますね。
ジャンダルムはいつになるか分かりませんが、
若いうちに早めにクリアしておきたいと思っていますw
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