ツルネ東稜→赤岳→ギボシ&権現→天女山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,993m
- 下り
- 1,990m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 6:56
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:49
川俣川東沢北側の林道から地獄沢に入る。始めは涸れ沢だが、途中から水流あり、東稜尾根取付きまで10回程度の渡渉。当日は水量少なく、登山靴を濡らすことはなかった。
ネットの記録から、地形図やGPSは不要と判断し、登山地図のみ携行する。実際に歩いてみた結果、迷いやすい所や分かりにくい所は全くなかったが、急斜面の岩場が何ヶ所かあり、下りには要注意。
レストハウス赤い橋=標高約1470m
ツルネ東稜の尾根取り付き点=約1920m
ツルネ(縦走路合流点)=約2550m
赤岳=2899.4m
ツルネ東稜の標準コースタイム
美し森→出合小屋=2H
出合小屋→ツルネ=2H
(赤岳頂上山荘トイレ入口の山域一帯の概略図に依る。下りのCTは書かれていない。)
天候 | 晴れ(山はガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
初めての赤岳は観音平からの日帰りだったが、濃いガスで展望皆無。
その後ルートを変えて何度も登り、素晴らしい眺望にも恵まれた。
今回の主目的はツルネ東稜と、未踏のギボシに立つこと、八ヶ岳で初の小屋泊まり。赤岳頂上は登頂日も翌朝もガスで、写真は撮らず。
ツルネ東稜というバリルートについては数年前、ヤマレコとは別のSNSで知った。立場岳や稲子岳とは違い、ルート上にピークがあるわけではないので後回しとなっていた。
2900m近い山頂に建つ赤岳頂上山荘にも、いつかは泊まってみたいと思っていた。下りには、権現岳と双璧をなすギボシにも寄ってみたいと思っていた。
ツルネ東稜は予想どおり、バリルートにしてはとても明瞭だった。一般登山道並みの立派な道標が立ち、赤ペンキやテープでの目印も適宜に付けられている。矢張り、人気の八ヶ岳エリアならでは、である。
ツルネ頂上で縦走路に出、キレットの鞍部は小屋まで下らず、稜線を行く。下りで天狗尾根へ誤進入する人がいるらしく、入口にはロープが張られていた(以前はロープも何もなし)。
竜頭峰へ立ち寄り後、赤岳へ登頂するもガスで展望はない。
頂上山荘には早い時刻に着くことが分かっていたので、宿泊手続き後に横岳奥ノ院か阿弥陀まで行ってくるつもりだったが、ガスで何も見えない状況では行く気が失せた。
当日夕食時、人数を数えたら自炊一人を含め、意外や意外 たったの16人。
山荘内の明日の天気などのお知らせ板に、明け方の最低気温は7℃と記されていた。半袖の肌シャツと長袖薄地の上着だけで、寒ければ防寒着を着るつもりでいたが、意外にも寒さは全く感じなかった。
翌朝も赤岳頂上はガス・・・。 ほとんど素通りで通過する。
キレット小屋に寄り、地獄沢沿いに曲がったレールがあったことについて、昔は森林軌道があったのかどうか聞いたら、あったとのこと。
当時 出合小屋は営林署が所有していたが、今は民間の山岳会が管理している。
頂上山荘の若い小屋番さんはツルネ東稜そのものをご存じないようだった。
今回、旭岳頂上にも寄り道した。このピークにもステンレス製の立派な標識があった。
ギボシは東西に二つあるが、今回寄ったのは東ギボシ。権現岳西峰というべき立派なピークで、山岳信仰名残りの石祠がある。
八ヶ岳横断自然歩道から車道へ下り、赤い欄干の東沢橋を渡って登山口へ戻った。
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