幌尻岳 北戸蔦別岳でテント泊(^◇^)
- GPS
- 18:19
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 2,550m
- 下り
- 2,537m
コースタイム
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:35
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 11:38
天候 | 初日:曇り⇒晴れ⇒曇り⇒ガス 翌日:晴れ⇒曇り 結果、文句無の大展望の稜線歩きでした♪ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
登山口まで30キロほど。(うち林道のダート10キロほど) 帯広市内にはビジネスホテル豊富なんで、帯広に泊まれば運転90分程で登山口に着ける。(80キロ程距離はあるが北海道では短い距離だわさ) 林道は車高が低い車でなければ問題無く通過できる。 トムラウシの短縮登山道に通じる林道より荒れた場所は少なかった。 チロロ林道に通じる道に「通行止工事予告」の掲示あるも工期の記載が無かった。 今後このルートを使う方は確認が必要。 林道の状況については日高北部森林管理署(Tel:01457-6-3151(土日祝休)) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所無し。 但しクマの気配は羅臼よりもトムラウシよりも登山道に近いと感じた。 糞や足跡や掘り返し跡はいくつも見かけた。 入山者の数が圧倒的に少ないためだろうか。 宿泊者より日帰り登山者のほうが多かったが、日帰りを成功する方々は丸ノ内のサラリーマンの通勤かのような速度で林道を登って行った。 帰りが暗くなったらここは相当怖いと思う。 沢筋はピンクテープを見失いやすいだろうし熊がねぇ・・・・・ 登山口から北電取水所は車も走る林道。 ここからラワンブキ等の背の高い藪の中を通過するので朝露で濡れるが、先行に数人が既に入っておりおいらはレインウェァ使用せずでチョイ濡れ程度。 稜線の取付きまでチロロ川沿いを歩き渡渉が10回ぐらいかな? いずれもハイカットの登山靴なら浸水しないがローカットだと浸かる。 ストックがあったほうが安心でしょう。 稜線への取付き場所の滝からは急登が続く。 途中のトッタの泉は沢水では無く湧水のようだったのでそのまま飲んだ。 問題無いと思われるが自己責任で。 用心深い方は煮沸を。 ここから稜線に出るまでが急登となる。 登山口からヌカビラ岳までは後半に行くほど登りが急になる。 稜線に出て視界が開けると北戸蔦別山頂まではゆるやかなアップダウンだった。 北戸蔦別からは見ればわかるアップダウンのルート。 ハイマツは背丈を越える場所をかきわけることもあり、早朝だったので上下ともレインウェアで出発した。 当日このルートの先頭だった。 そもそもこのルートの登山者が当日は10人も居なかったと思われる。 戸蔦別山頂から200mぐらい落とされて幌尻の肩へ登るのがしんどい。 帰りはこの戸蔦別への登り返しがしんどい登りとなった。 七つ沼カールは更に急な下りとなり登り返しも大変だろ〜な〜 泊まった方は急坂で参った・・・と言ってたわさ。 肩から山頂までもけっこう遠い。 ここまでほど急では無いがアップダウンもありなかなか着かなかった。 とは言え手前から山頂標識が見え隠れするので頑張れた。 ハイマツの藪こぎルートと紹介されるコースだがそれほど酷くない。 但し足の置き場所が見えなかったりかき分けたりでペースが上がらない。 半袖だと藪が当たって腕が痛いので長袖をお勧めするわさ。 ※テント場について 北戸蔦別山頂にテント2人用程度2張可能。 20mほど幌尻側に進むと1人用程度可能な小さな砂地のスペースが1箇所あった。 4人用以上のサイズは不可でしょう。 北戸蔦別直下のスペースは5〜6張余裕。 大きいテントはココか七つ沼カールに張ることになるぢゃろう。 戸蔦別山頂は誰もテント張ってなかったけど大きいテントも張れると思うがな。 少々岩ゴロで若干傾斜はあるが風を全く避けれないのが難ぢゃろな〜 また、幌尻山頂も数張張れると思う。 あまり張った形跡は無いが少々凸凹でも良いならスペースは充分にある。 今後もテント利用させてもらえますように・・・ おいらは山頂に落ちてた吸い殻を拾って下山した。 |
その他周辺情報 | 道の駅樹海ロード日高界隈に宿泊施設数件と食事処に日帰り温泉にコンビニもあり。 ここで車中泊にて登山口へ向かった。 ただしコンビニ(セイコマ2軒)は23時閉店なので注意。 帯広側から来ると十勝清水以降お店はなんにも無いので注意。 トイレは登山口駐車場に1つあるのみ。 尚、北海道の道の駅は最近たいていシャワートイレできれい。 温泉は帯広まで下ればいくらでも有り。 最寄りだと日高高原荘を利用。 http://kougenso.jp/ |
写真
装備
個人装備 |
一般的テント泊装備
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感想
最大の失敗はクマのウンコ踏んだことかな(笑)
有る意味貴重な体験だったかな・・・・・
2泊した方々が2頭見たということぢゃから1泊1頭見れるのか(^^ゞ
最初の林道にも途中の登山道にもクマの糞があるし登山道わきには掘り返し跡があるし・・・
数は多いかどうか知らんがここのクマは登山道と同じルートを歩いてるようぢゃしすぐ近くに居ることは間違いないんぢゃろな〜
幸い踏んだウンコは数日経過したものと見られ特に着衣等に被害は無かった。
このルートは日帰りの方々がけっこう多かったがおいらにはとても無理ぢゃわ。
帰りが暗くなってしまうし脚が持たんわ〜〜
宿泊者より日帰りのほうが結局多かったんぢゃないかな。
全員幌尻まで行って帰れたのかわからんけど。
初日おいらとスタートがほぼ同じだった方2人は無事に戻ったようぢゃ。
このルート登って新冠ポロシリ山荘まで降りてまた戻って来たというとんでもない方が3人居た・・・
聞けば地元消防に勤務の方々ぢゃった。
体力はんぱねぇ〜〜〜〜〜〜
当初、北戸蔦別にテントを張り、その日の内に山頂ピストンするつもりだった。
ところが徐々に雲が上がり始めたので展望が今一つ期待できなかったので天気予報を信じて翌日に賭けた。
ここでauが4Gで繋がったのは驚いたが情報収集には助かったわさ。
七つ沼カールまで行こうかとも思ったが、テント装備であの上がったり下がったりを今日も明日もやらねばならんと思うとこの先にテント担いで行く気にならなかったわさ。
山頂でテント張れて眺めを見ながら過ごせるって嬉しいしな♪
翌朝、気合いを入れて出発したわさ。
まだおいらの先には誰も歩いておらん。
クマ鈴鳴らしてラジオ鳴らして進んだわい(^ω^)
予報通りええ天気になったわさ〜〜〜〜
嬉しくて写真撮りまくりぢゃがあんまりゆっくりする時間は無い。
山と高原地図のCTを越えないように行動して短縮できたらその分要所でゆっくり過ごす計画だったんぢゃ。
おっさんあの稜線のアップダウンにもめげず頑張ったわさ〜〜
七つ沼カールは雪渓が無くなり沼もいくつか枯れておった。
ここの素晴らしい景色は7月ぢゃないと見れないのかな。
ちょいと期待外れぢゃったのぉ・・・
しかしながら山頂はしっかり張れて360度の大展望が拝めたわさ〜
山頂アタックを今日にして正解ぢゃったのぉ〜〜〜〜
幸いCTにも余裕があり幌尻と戸蔦別山頂でゆっくりと景色を眺めて過ごせたわい♪
山頂には幌尻山荘から着た人が1人、新冠ポロシリ山荘から来た人が1人先着しておった。
お2人とも早いのぉ〜〜〜〜〜
下山時には日帰りの方々5〜6人(白ワンコ1匹も)とスライドした。
うち1人の方は下山中のおいらを林道で抜いていったわさ。
やっぱここに来る人達ってツワモノがそろいのようぢゃなぁ〜〜
おいらが戻る時にテント泊は3組5人(黒ワンコ1匹も)のようぢゃった。
山の日なのにこのルートは入山者少ないのぉ・・・
小屋も何もなく水場からも離れた場所でテント装備で重い荷物を担ぎあげ、アタック装備で通常の日帰り登山レベルのコースをピークハントしテント装備で下る。
急登あり渡渉あり変化に富んだルート。
これまでおいらがやって来たことを試された集大成のような山行ぢゃった。
ヘタレなおっさんがよくここまでできるようになったもんぢゃのぉ〜
何もかも充実感たっぷりの山行となったわさ。
おいらにも出来た(^_-)-☆
コメント
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序盤のルートがわかりにくい。。。そしてちょっと怖い。。。
六甲の地図に無いバリエーションルートみたいです(笑)
山頂にテントが張れるっていいですね。
なんだかその山の主になったみたいで☆
ウンが付いたのみで(笑)、クマに遭遇することもなく、事故や怪我もなく無事に山行完遂されて何よりでした。
山頂での後ろ姿が、もうベテランの出で立ちですね♪
これまでの経験が無ければ困ること多数だったと思いますわ。
ああ、あそこでこんなことあったよな〜
なんて思いながら登る場合も。
熊出なくてよかったっすよ。
1人だと恐いだろな〜〜〜
凄いですね。ヒグマのこと考えると二の足踏みそうなのに更にその上テント泊とは。
それにしてもあっちはテントはOKなんですね。山頂テントで夜明けを迎えてみたいものです
ええ。山頂に1人でしたが100m程下に3〜4張り程・・・・
実は公式なテント指定地は無いそうです。
黙認となっていると考えて良いでしょう。
だからこそ事故を起こさず汚さず使う必要があると思いますわ。
入山者が少なくこのルートを選ぶ人はそれなりのレベルがあってマナーを心得てるので目下大丈夫と考えたほうが良いようです。
でもココはホントにクマに近いから小さな物音で目を覚ますありさまでしたわ(笑)
とても参考になりました。
レポ―トに説明のあった取水設備前の広いスペースで1泊、北トッタベツ岳山頂△離好據璽垢な?で1泊。
おかげさまで娘(9歳)との百名山、1歩進めることができました。
ありがとうございました〜
当時と様子が変わっているかもしれませんがご参考になって何よりです。
最大の難関の1つだと思いmすがYAMANAMIちゃん相変わらず頑張ってますね。
制覇楽しみに待っております。
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